2021年最後の夜、おでんを食べ、焼き豚をつつきながら、久しぶりにたっぷり飲んだのは、小豆島で唯一の酒蔵、MORIKUNI（森國酒造）の日本酒。本醸造の「びびび。」と、山廃吟醸の「小豆島の輝」をいただきました。
お酒のことはまったく詳しくないのですが、どのお酒を飲もうかなと眺めていたところ、棚に小豆島のお酒を見つけてびびびときました。以前訪れてファンになった小豆島、（前回のブログに載せた）新しいグラスをおろすのに良いお酒なのでは（ちょっと安くなっていたし）と選びました。美味しかった！
どうでもいいような話ですが、前回からちょこちょこ写っているネコはブラジルのサルバドールのおみやげです。宿泊していた宿の近くのカフェのネコの名前を勝手にいただき、アントニオと呼ばせていただいています。
閑話休題、大晦日。飲んだくれる前に食洗機をまわし（新しい家は食洗機がある！）年越し用にとわたしが用意したのはこちらのブドウ。
年越しに12粒のブドウを食べるのがスペイン風の年越し。数日前にスペインにいる友人と話をしていた流れで、じゃあ我が家もブドウ食べようかな。
スペインでは年明けの鐘の音のタイミングでブドウを食べるのですが、鐘のタイミングで食べるには、皮無し・種無しのブドウじゃないとけっこう大変。それならばシャインマスカットにしようとスーパーのアプリでポチッとしたのが写真のシャインローズ。食感も味もとっても美味しいシャインマスカット。ん？シャインローズ……あれ？
いずれにしてもここは上海だから鐘は鳴らないので、好きなペースで食べたらいいんですけどね。さらに隣には、栗でお腹いっぱいになったから12粒も大粒のシャインローズは・・とぐずる夫。そうなんです、おいしい栗もあるのです。
林万昌堂の大甘栗は美味しすぎるので、食べちゃいますよね。もはや栗とブドウ合わせて12粒食べたらいいルールとか意味がわかりませんが、そもそもなんでスペイン版の大晦日をする意味もよくわからないので（だたのわたしの思いつき……）、なんでもいいです。どちらも美味しかったし、サイズ感も同じ感じだし。
ちなみにここまでのくだりは日本時間進行。なぜなら飲んだくれてブドウにたどり着けなかったら寂しいので、中国より１時間早い日本時間で済ませておきました。
約１時間後の中国の新年。もう眠くて、眠くて、倒れこむようにベッドに入ったのが11時50分。何かしないとまぶたが閉じてしまうので、寝る支度をしている夫に「あと10分我慢できるかなあ」と話しかけ、無理やり口を動かすも……寝落ちてしまいました。翌朝聞いたところ、11時55分になる前には向こうの世界に行ってしまっていたそうです。
新年は予告通り、お雑煮の代わりに黒胡麻タンエン（黑芝麻汤圆）にしました。いつもは機械で作った冷凍食品のタンエンを食べることが多いのですが、お正月バージョンということで、大きい手作りタンエンをいただきます。とっても美味しい。
１日の朝は工事の音は聞こえず、中国でも元旦はお休みなのねと話していたところ、お昼からはガガガガガガーと元気に工事がはじまり、半休だったようでした。
新しい年を迎え、わたしも新しい生活にも少しずつ慣れてきた今日このごろ。今年もまあよかったなと年末に思えるような１年になるといいなあと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いします。
今週のお題「買ってよかった2021」
