朝から出かけてきたのですが、予定より微妙にだいぶ早く着いてしまいました。静安寺(ジンアンスー)駅近くで、デパートなどの大きな商業施設などもたくさんあるのですが、うろうろしたら疲れるしということで、朝のコーヒーを飲みに巨鹿路(ジュールールー)にやってきました。
巨鹿路は上海租界エリアの北側に位置する、古い時代のヨーロッパ感とレトロ上海ミックスなストリート。俄然英語が通じるエリアなので(中国語を頑張る気はどこに行った)、ストレスなく美味しいパンとコーヒーを頼めるLOST BAKERYに向かいます。
このカフェは、ベーカリーの名を掲げているとおり、パンたちがほんっとに美味しいのです。古くから上海にいる外国人に人気の、LOST HEAVENという雲南料理をベースにしたフュージョン料理のレストランの系列ベーカリー&カフェです。
なんとなくこんなオチじゃないかなって思っていました。2年の月日をヒシと感じます。この感じから見るとわりと最近になくなった感じなのでしょうか。移転?
朝のコーヒー・・。こ、これがないと・・
通りに出て、カフェないかなとキョロキョロ、っと目の前のお店の中にエスプレッソマシーンっぽいものが見える(気がする)。
欲しているものがあるときの、見つけ出す人の嗅覚ってすごい。ここ掘れワンワン的な能力がそなわっているのだと思います。
「大炎行(ダーヤンシン)」の名前の意味はちょっとわかりませんが、日用品などがちょっと売っている小さなコーヒーの飲めるキオスク的なお店のようです。
ふたり座ったらいっぱいの椅子に腰をかけ、店内を見学。ドリンクやビールなどが入っている冷蔵庫、アイスが入っている冷凍庫、ナッツやスナックなども少しですが置いてあります。
夜になると、隣接する店舗を解放し、狭いながらもお酒が飲めるスペースになっています。ここで冷蔵庫のビールを持って行って隣で飲むシステムのようで、食べログ的なもののコメントを見ると、スーパー価格でお酒が飲める、さくっと1杯系のお店のようです。
壁の棚やケースの中に入った見慣れない中国のタバコを見るともなしに眺めていると、お客さんが入ってきました。「XXXある?」とタバコの銘柄を聞いているようです。ラテをいれながら店員が「メイヨー(置いてないよ)」と答えると、「じゃあXXXXは?」「メイヨー」、「じゃあXXXXXは?」「メイヨー」、「なんなん、何にもないじゃない」と、冗談のようなやりとり。ふふふ
なかなかいい味。朝から美味しいコーヒーを飲める幸せをかみしめます。