ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

アルゼンチンのバル「ラ・ボデギータ」| 巨鹿路

 

とっても寒いとある週末の夜、こんな日はお肉とワインをということで、巨鹿路(ジュールールー)にあるアルゼンチンバル、ラ・ボデギータ(La Bodeguita de Sul/ラ・ボデギータ・デ・スル)に行ってきました。

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手前の部屋にテーブルがいくつかと、奥の部屋にバーカウンターとテーブルがいくつか。そんなこじんまりとしたバル。

ボデガ(bodega)とはスペイン語ではワイナリーや酒蔵のことを言いますが、昔アメリカで住んでいた界隈では、ヒスパニック系の人が経営しているちょっと食べたりもできるコンビニのような所もひっくるめてボデガと呼んでいました。英語も結構適当・・

ボデガの小さい版がボデギータ(bodeguita)、ボデガの大きい版がボデゴン(bodegón)なのですが、規模に関係なく固有名詞として使っているところが多い気がします。

ちなみにここは小さいバルなので、正真正銘のボデギータ。ここの系列店でボデゴン(El Bodegón)という大きなお店もあります。ボデゴンの方は、アルゼンチンとペルーのミックスで、南米の美味しいご飯と言えばこの2国なので、いいとこ取りのお店。

この辺りでがっつりお肉を食べに行くならエル・ボデゴン、飲みに行くならラ・ボデギータといったところでしょうか。

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奥のバーカウンター

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アルゼンチンの街並み、コミックのマファルダ、サッカーのマラドーナ、エビータ、タンゴのカルロス・ガルデル、作家のフリオ・コルタサル・・・ひたすらアルゼンチン!

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なぜか日本アルゼンチン修好100周年記念切手(1998)のポスターも

小さいお店はあっという間にいっぱいになり、賑やかな週末の夜。外国人のお客さんが多いお店なのですが、みなさん中国語がお上手。えーみんなどうやって話せるようになるんだろう。

ボデギータの名前に恥じない、お酒たちのラインナップ。アルゼンチンワインはもちろん、アルゼンチンの隣の人口300万人の小さな国、ウルグアイワインのタナも置いてあります。ウルグアイのワインなんて、ほとんどウルグアイ人だけで消費しているんだと思っていましたが、アジアでも流通しているんですねえ。

ワインの他にも、フェルネット・ブランカ(FERNET BRANCA)という激まずい(でも国民酒といっていいほど)お酒まで置いてあります。フェルネ のあの瓶、久しぶりに見ました。養命酒を濃く苦くしたようなお酒で、コーラで割って飲むのがアルゼンチン流。わたしはコーラ多めじゃないととてもじゃないけれど無理ですが、アルゼンチン人はフェルネ の分量かなり多めで飲みます。
ああ!ひさしぶりのアルゼンチン料理。ワインを頼み、懐かしいあれやこれ、お肉もがっちり楽しみました。ふう、楽しみ。写真も撮る気満々です。

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あら、なんかピントが・・

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おやおや・・

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お・・

ブログを書こうとiPhoneの写真アプリを開いたら、こんなことになっていました。全体的にこんな感じに。あらあら、いったいどうしたことでしょう。

そんなわけで、本日はお開きです。