いろいろ制限はありつつも「2数時間外出できました!」などとSNSでは見るようになったのですが、なぜか未だに出られないうちのアパート。忘れられてるのかしら。
外出OKのお知らせはなかなかやって来ない我が家ですが、大好きなあのこがやって来てきてくれました!
待ちに待ったこのシーズン。5月から6月いっぱいくらいまで短い期間、上海の街の果物屋さんに並ぶライチ。今は街には出られないので、スマホからポチッとアパートの集団購買で買いました。
硬めでドライなガッサガサの厚い皮からは想像できないほど、生のライチの実はみずみずしく、弾力があって、とっても甘くてジューシー。冷凍のライチも美味しいですが、生のライチのジューシーさと甘さの破壊力はとてつもなく、似ているけれど別のフルーツなんじゃないかと思うくらい、生ライチのおいしさは迫力満点です。
爪を上手にたてて厚い皮をむきながら、あふれる果汁で指先を濡らし、白い半透明ぷるんぷるんの果肉を口にいれると、想像の倍の甘さ、なのに爽やかで上品、そして想像の倍の果汁が口のなかに広がります。おいひー
抗酸化作用の高いビタミンCやポリフェノールもたっぷり、むくみの改善に効果の高いカリウム、その他なんかいろいろ!美容と健康にいい、かつおいしいライチ。サイコーです。
ただ・・・このライチ、ひとつだけ残念なことがあるんです。
それは、ここ中国でライチ好きの話をすると、ほぼほぼ間違いなく「1度にたくさん食べちゃダメだからね」とかなりうるさく念を押されること。
ひとつは熟していないライチに含まれるヒポグリシンが、過剰摂取によって低血糖を引き起こすことがあるからとか。他にも、ライチには熱を体内にこもらせる作用があって、食べ過ぎると鼻血が出たり、口内炎ができたりするとか。
そういった理由から、1日10個程度にしておきなさいとわーわー指導をいれてくる中国人。そのお説教がセットでついてくるのがライチの残念なところです。
わたしはというと、毎日10個以上のライチを食べていますが(なんと言っても2キロもあるし、ライチはあまり日持ちのしないフルーツ)、今のところいたって元気。悪い作用もないのですが、抗酸化作用でカラダの中からピチピチとか、むくみが改善されてすっきりなど、特段美しく健康になった気もしませんが・・。
ただただ、ひたすら美味しく短いライチシーズンを満喫しております。