ライチ、まだまだやっています。
今しか、と思うとついつい欲張ってしいまいます。日本(というより仙台)にいると、甘露煮用のいちじくが出てくるころや、紅玉がお店に並ぶころ。このシーズンには出かけるたびに買っちゃう。見かけたらどうしても買わずにいられない、上海の6月のライチがそれです。
ライチの短いシーズンを堪能しつくそうとあちこちのお店のライチを買っているのですが、今回発見したライチ、その名も「荔枝王」!
ライチの王様? キング of ライチ?キングライチ?なんにせよキング、「ライチ王」です。
まだ「ライチ王」のすごさがいまひとつ伝わっていないと思うのですが、このライチ王、ものすごく大きいのです。どのくらい大きいかと言いますと、ゴルフボールよりも大きいのです。
えええ、まだわかりにくいでしょうか。今回このライチ王を1.5キロ購入したのですが、発泡スチロールのボックスに氷といっしょに入れられて届いたのですが、フタを開けた瞬間に、あまりの大きさに「でっか」と言ってしまうくらい大きいんです。
って、そんなのわたしのさじ加減ですよね。このびっくりするくらいの大きさ、どうしてもブログに残しておきたいっ。
そんなわけで、ふつうのライチと比べてみました。
最初からこうしたらよかったですね。ハート形の大きなライチ。かわいい。
とはいえ、触った感じは怪獣のようなゴツゴツしていて、普通のライチとは違い、最初から手ではなく、ナイフなどでちょっと切れ目をいれると綺麗に剥けます。中からはぷるるるるるるんと美しい果実、果実には収まりきらないたっぷりの果汁が溢れてきます。
味はもちろんライチ。大きさのせいだと思うのですが、下の方は甘みが強く、上の枝側の方が酸味がある、どこをかじるか、ひと粒で何通りもの楽しみ方ができるライチ王。おいひいー。
いつの日か、庭にライチの木があるおうちに住んでみたい。