先日、上海のロックダウン中に配給でやってきた1.478Kgのオートミールのことを書いたのですが、配給でやってきたのはオートミールだけではありません。
2キロというこれまた大容量の小麦粉と、ドライイーストもやってきました。ロックダウンにはいって1ヶ月が過ぎたころの配給だったと思うのですが、キロ単位の小麦粉やオートミールに、上海政府はわたしたちのことを当分解放する気はないのだろうなと察した人も多かったのではないでしょうか。
ちなみにやってきた小麦粉のブランドは、中国では超メジャー企業の「金龙鱼(jinlongyu)」金のアロワナの小麦粉がやってきました。うちには来なかったですが、ジンロンユウのお米が配給で来たエリアもあったみたいです。
企業サイト:https://www.jinlongyu.cn
すごくどうでもいいような話ですが、ジンロンユウのサイトを開くと、こんな感じのいかにも中華なトップ画面で、そこをこの金のアロワナが泳ぐんです。一瞬シーマンを思い出しましたが、なんのことかピンときた方は近い年代の方と推測します。
閑話休題、小麦粉の話。小麦粉とドライイーストときたら、あんまんとか肉まんのいわゆる「がわ」の部分だけの饅頭(マントウ)や、具材の入った「なんとかまん」が中国では定番。
マントウは、ザーサイと一緒に食べたり、料理と一緒に食べたり、残ったソースや油をマントウですくって食べたりと、白いご飯的なポジションで食べる方も多いようです。バリエーションで、ちょっと甘めにして油で揚げた揚げマントウなども人気。
できあいのものを買う人も多いと思いますが、時はロックダウン。ユーたち家でマントウ作っちゃいなよと言わんばかりに小麦粉もいっぱい送られてきたので、我が家のマントウラバー(夫)がマントウ担当となりました。
ロックダウン解除された後も、週末のパンケーキが週末のマントウとなり、朝からこねたて、ふかしたてのマントウをいただく幸せを噛み締めております。
休みの朝、夫がマントウの世話をしている間、わたしは好きなことしているので、実はどんな工程でマントウが作られているのかは知らないのですが、いろいろな試行錯誤が繰り返されているようで、食べるたびに味が違ったり、ふかふか具合が違ったり、毎回の更新を楽しみにしています。
そんなところ、先日、偶然とってもかわいい子がやってきました。