辛くて痺れるといえば四川料理の代名詞。四川省のおじいおばあが中華包丁を振り下ろして市場で仕入れた川魚をさばく、渋いオーセンティックな四川料理のお店もたくさんありますが、本気の四川料理はちょっとハードルが高すぎるというわたしには、気軽に手軽なショッピングモールのレストラン、青花椒花椒魚(チンホァジャンホァジャンユー)へ。
本日いただくのは、辛くて痺れる「青花椒魚(チンファジャンユー)」。青唐辛子と青花椒のお魚のスープです。辛くて痺れる四川料理。
テーブルのQRコードをスキャンして、スマートフォンからスープの具材の野菜や練り物、サイドディッシュなど四川おじいおばあと話すことなくちゃちゃちゃと選べます。辛さ、痺れもお好みで選べます。チョイ辛・チョイ痺を選んだけれど、けっこう辛いし、けっこう痺れました。さすが辛くて痺れる四川料理。
辛くて痺れるものが好きではあるものの、口にするものに関して比較的コンサバなので、食べたことのない素材を口にするには勇気が必要。油の鮮度も気になるし、匂いも気になる、食感はもっと気になる(トゥルトゥルはいけるけど、ヌルヌルはいけない)などなど、わたしの食の間口はわりと狭いタイプ。
さらにいうと、中国で食べるごはんたちは、鮮度の悪い油で料理された厳しい匂いのヌルッとしたものと巡り合う可能性も比較的高く躊躇しがちではありますが、ここは大丈夫でした。おいしかったー。
休憩中のスタッフが店内でくつろぐのはアジアの日常の一コマ。
美味しくいただいたものの、何でできているのか気になって検索してみました。
青花椒魚(チンファジャンユー)の作り方と材料は、下のリンクから写真をお借りしてみました。左上からスタートして、右下がゴールです。
青花椒はもとより、青唐辛子、赤唐辛子、にんにくの量多すぎない?と思いましたが、材料はお魚2キロ分のスープとなっておりますので、バケツくらいの量をつくるイメージになっています。
メインのお魚は「草魚(そうぎょ)」というコイの仲間の淡水魚だそうです。クセもなくって食べやすかった。辛味と痺れでクセを感じないのか・・。
写真では頭もドンと入っていましたが、お店で食べたものは切り身だけでした。
よかった。
写真はこちらからお借りしました(中国語オンリー)