ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

揚州の個園と東関街|週末トリップ(おまけ:中国の2大人気観光地 2023春)

 

日本から長安に向かう遣隋使や遣唐使が、海を渡り海のような長江(揚子江)を上り、最初に上陸したところが揚州(ようしゅう/ヤンジョウ)。漢の時代、紀元前からの長い歴史のある街に、週末旅に行ってきました。

上海からは約300キロ、高鉄(新幹線)で2時間ほど

現在の揚州は観光都市で、世界遺産にも登録されている世界で一番長くて古い人工運河が通る街のひとつで、世界遺産の中国大運河を構成する58ある構成資産のうちのいくつかが揚州にあります。

・・なのですが、中国の歴史や中国の街のみならず、中国語の素養もないので、これ以上のことはわからず。ただただ目に入るものや街を楽しんできました。この3つの素養のひとつでもあればもっと楽しいだろうなあ。せめて中国語・・(と何年も言い続けてるけど・・)

1日目は、清の時代(17世紀〜20世紀初頭)の塩商人の大富豪の南部住宅と竹と石の庭園「个园(個園)」、そして清の時代の街並みを復元した観光ストリートの「东关街(東関街)」に行ってきました。個園は世界遺産の構成資産のひとつです。

個園の園内マップが日本語、英語、韓国語対応だった。翻訳はちょいちょい怪しいけど。

上のマップの住宅の各部屋の説明のひとつ。言いたいことはわかるけれど・・な仕上がりの日本語と英語。韓国語はどうなのでしょう。

個園の庭園への入り口
青空だったらもっと花が綺麗だったろうな

この日は気温が高く春というより初夏のような暖かい日。でも曇っていたので歩くのは楽でした。写真としては全然映えないけれど。太陽が出ていたら初夏から真夏になっていたはず。

TikTokの動画を撮っている子たちや、絵に描いたような中国人団体観光客で庭園は溢れかえっていました。上海の街もそうですが、どこもかしこも人で溢れかえっていました。

そうだ、中国の観光地ってうんざりするくらい人だらけだった・・と思い出しました。

個園の人混みにぬおおおとなり、庭園を出てこの日のもうひとつの目的地でもある東関街に出たのですが、休日の竹下通りのようなことになっていました。

ぎゅうぎゅう

中国の観光地で流行ってる竹ドリンク

(流行っていないと思うけど)牛の骨髄もあった

タイの昆虫宴に人だかり・・昆虫宴?

っっっっっ!
(他、見せられないような虫だらけでした)

おみくじもありました(竹ドリンク女子)

願い事なんだけど、呪いに見えなくもない

3年ぶりの中国国内旅行、高鉄に乗るのも3年ぶりで、そうそうこれこれこんな感じとわくわくしました。同じ車両に乗っていたちいさい子が興奮が止まらない感じで「ガオティエ!ガオティエ!ガオティエー!(高鉄)」と叫んでいて、めっちゃ可愛かった。

中国国内で今(2023年3月現在)一番人気の観光地が2つあって、週末には早朝から並ぶらしいです。ひとつが上海ディズニー、もうひとつは成都のパンダ園ですって。

先日上野と和歌山からパンダたちの返還でニュースになった成都のあのパンダ研究所です。中国での一番人気のパンダは「和花(あだ名は花花、花ちゃんみたいな感じ)」なのですが、朝5時とか6時から並ぶらしく、8時の開園と同時にみんな花ちゃんのところに猛ダッシュ。中国全土に花ちゃんファンがいるようで、TikTokは日々花ちゃんの動画があふれています。わたしも生の花ちゃんに会いたい。

鼻だけピカっ