ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

雲南省、ペー族(白族)の村へ行ってきた|観光の村編(喜州白族村)

 

白吃白喝(バイチーバイフー)=「ただ食いただ飲み」という意味の名前のお店

少数民族の多い、雲南省の大理ペー族自治州の州都大理(ダーリ)市の3分の1ほどの人口を占めるペー族(白族)は、チベット系の少数民族で、未婚の女性がつける白い羽飾りが「白族」の名前の由来なんですって。

大理では、ペー族の観光の村と、ペー族のふつうの村に行ってきました。まずは観光の村から。

今回行ったのは喜州白族村。喜州は伝統的にビジネスマンが多い村と言っていたけど真相のほどはわからず。ペー族の伝統的なお屋敷を利用した観光用のお茶屋さんが多く、喜州白族の歴史や、伝統的な建築様式を案内してもらいつつ、お茶の試飲をいただき(よかったら買っていってね的なところ)、最後はペー族の踊りのショーを見ながら、 ペー族が客人にふるまう「三道茶」をいただくのが流れのよう。

伝統式なお屋敷とお茶屋さんの白族美女。左手の花の形をした木枠は、庭を囲んだ4つの角にある

この花の木枠はその昔、婚約者候補の男子が一族の娘のもとに訪れる時に、娘がここに隠れて候補の男子を見定めるための枠なんですって

三道茶は人生に例えられる3杯のお茶。1杯目は烤茶という苦いお茶。2杯目はサトウキビや黒砂糖のはいった甘い甜茶。3杯目は人生の悲喜交々を思い出す味のちょっとスパイシーな回味茶。お茶をいれてくれるお姉さんの後ろで歌う人がたむけんにしか見えない。

ペー族の伝統的な結婚式の衣装。お嫁さんのサングラスは、家族との別れを悲しんで泣き腫らした目を隠すためのものなんですって。

ショーのフィナーレはお客さんも一緒に踊る

三道茶の他プアール茶をはじめ、高級茶や普通のお茶などなど、たくさん試飲させていただきました。美味しかったです。ごちそうさまでした。

 

ペー族のふつうの村編につづく