日本語ではペー族と書いていますが、ペー語では白和(Baipho / ペイホー)、中国語では白族(Baizu / バイツー)、ついでに英語ではthe Bai (またはPai)です。
そのペー族(白族)、もちろん民族カラー「白」
圧倒的に白率高いクルマ
車窓から見た周城村。もちろん白壁
大理市の北の端っこの方にあるペー族の村、周城村に行って来ました。ペー族(白族)のみなさん、みなさん白が好きなんですって。たしかにこの村で赤白ストライプの壁の家を建てようものなら、吉祥寺じゃなくとも建築工事差し止めの申し立てとかされそう。
大理(ダーリ)にはクルマで来たのですが、近づくにつれて白いクルマが増えてきて、白いクルマ多いねえ〜と話していたら、そういうことだったみたい。
洋服ももちろん白率が高いし、日焼けは極力したくないという人が多いみたい。確かにマスク率(主に女子)がとても高かったのですが、ふつうの衛生系のマスクではなく、紫外線カット系の目以外全部カバーするマスク女子が多かった。大理も海抜約2000mの高地なので、紫外線強いから日焼けNGの人はケアがほんと大変そう。
白壁の村・・電柱の位置はここで良いのかな、ん?
白壁に塗られた下は石やレンガ。そして白部分をよく見ると・・
毛沢東主席と書かれていたに違いない
クルマはもちろん白
新車は赤いリボンをここやミラーにつけるみたい。「雲L・XXXXX」のナンバープレートも良い感じ
大理の絵や言葉の書かれた白壁もペー族建築の特徴なのだそう
日常的に民族衣装の人たちもいる
世界にはいろいろな国があって、ひとつの国の中にも多くの民族がいます。中国のように56の民族がいる国もあるし(ほとんど漢民族だけど)、エチオピアは80以上の民族がひとつの国をつくっている。
異なる民族の、異なる文化や価値観にますます興味がわいてきました。今まで会ったことのある世界の少数民族たち、グアテマアラのチチカステナンゴやサンタカタリナとか、パナマのクナ族のことを思い出したりしながら、周城の村をおさんぽしてきました。