ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

江戸の下町お楽しみシーズン|鳥越祭

 

東京台東区の上野・浅草界隈は江戸時代から続くお祭りやイベントがたくさん。5月の下谷神社大祭を皮切りに、有名なお祭りだけでも、5月浅草の三社祭、6月には長國寺のあじさい祭り、7月は入谷の朝顔まつりや浅草のほおずき市隅田川の花火大会も。

毎週末どこかの町から祭囃子が聞こえてきて、お買い物に出るとお神輿とすれ違う。下町の楽しみがみっちりとつまったこのシーズン。

この週末は、東京で一番重い神輿と言われる約4トンのお神輿が登場する鳥越祭。このお神輿が朝早くから1日かけて鳥越神社の氏子町会に受け渡されながら回っていくのがメインイベント。もちろん町ごとのお神輿やこども神輿も回るので、お祭りの日は1日に何度もお神輿に遭遇する。

お参りの行列長かった

江戸イチ重い千貫神輿

馬に乗るのは宮司さんなのかな

町内の神輿

金曜日にはスタンバっていた

わたしの実家はいわゆる新興住宅地なので、神社やお寺があるわけでもなく、ましてや1370年を超える歴史・・なんてこともない。お祭りといえば、夏休みの各町内会が主催する盆踊りくらい。(七夕音頭とドラえもん音頭が定番だった)こうやって生まれた時からお祭り(しかも相当本気度の高い)と共に歩む人生って楽しそう。

お祭りといえばもちろん屋台。神社の付近の通りは通行止めになって、250もの屋台が並ぶ。

仙台のマスコットむすび丸も(仙台関係なさそうだけど)

広島のお好み焼き食べた

すくい系もいいっぱい出てた

近所の人たちは家の前にテーブルを出したり、駐車場や倉庫に仮設の飲みスペース(もちろん自分たち用)を作ったり、家の中でもたくさんテーブルを出して人が集まって盛り上がってるのが見えていた。

子どもたちは夜まで友だちと遊んでいて楽しそうだし、中高生はもっと楽しそうだった。地元の人だけじゃなく遊びに来ている人ももちろんウエルカム。けれど、気合いの入ったよっぱらいやウェーイな感じの人がいるわけでもなく、平和なただただ楽しいお祭り。

来週はあじさい祭り、無料でふるまわれる「薬膳きゅうり汁」に興味津々!