ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

寄り道 on 武康路(ウーカンルー)

 

寒過ぎたり、暑すぎると、ついつい最短距離、最短距離と動きがちですが、今は気候も良く、寄り道の楽しい季節になりました。

写真写りは晴れの日の方が良さげですが、単純におさんぽとなると、くもりの方が歩きやすいです。

寄り道先は旧フランス人居留区、武康路/ウーカンルーという南北に1.3 kmの通りです。

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武康路(ウーカンルー)

メジャーな観光スポットのひとつでもあり、閑静な高級住宅街でもある、リノベートされたアンティークな建物にカフェやレストラン、ショップ、ギャラリーがはいっているエリア。

ウーカンルーの南側から北に向かって歩いてみました。スタートは租界エリアのランドマーク「武康大楼」から。

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アンティークなアパートメントからスタート

どの角度でとってもフォトジェニックな建物。いつきても誰かが写真をとっています。住人としてはおちおち窓辺でパンイチで伸びなんてできないでしょうね。whostolemysheep.hatenablog.com

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普通のアパートでこのかわいさ

こういうアパートって配管とかどうなっているんでしょう。個人ではなく集合住宅のようでしたが、修繕積立とかしているのでしょうか。ウーカンルーに部屋を持ってるくらいの人なら、必要な時にはばーんと出せる大きなお財布をお持ちなのかもしれません。

少しあるくと、下の写真の建物から観光客らしき人が出てきたので、のぞいてみます。

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ここから人が出てきたので寄り道

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上の写真、壁の上部にある窓を中から見るとこんな感じ

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観光案内所と歴史建造物のアートセンター

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建造物の模型と写真が展示

武康路(ウーカンルー)がある徐匯区(シューフイ区)の歴史建造物の模型や写真が展示されていました。

昔の建物って色気があって、無駄がいっぱいあって、こだわりがあって、ステキです。配管とか(しつこい)、水圧とか(こちらも重要)、お化けが出るとか、そういうものに目をつぶって発言させていただきますが、是非とも住んでみたい。
上海もお化けっているのでしょうか。お化けより怖いものは確実にいそうですけど。

個人的な好みからいけば、5・6階建の古めのアーパートで3階か4階に住みたいです。自分の庭はなくても良いのですが、アパートの庭があって、外ネコたちがいたら最高です。(そして水圧が十分あって、配管が臭くない、そして......)

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すこし行くとまた人がいました

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こちらは築88年の現役アパートメント

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ただいまって言いたい

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いちいち可愛い

少し歩くとまた壁の中から人の出入りがあり、ふらふらと吸い込まれてみました。中国を代表する近代小説作家、翻訳家の巴金(バージン)の家が公開されていました。

家の中は撮影禁止でしたが、書斎、居間、応接間、寝室など見学できるようになっています。

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巴金(バージン)の家

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石造りの玄関に蔦、ステキ
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巴金と応接間

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庭からの眺め

他の見学者の方達が、ネコがいるうんぬんと話していたようなのですが、残念ながらネコは確認できず。

一軒家にはアパートとはまた違う良さがあっていいですね。

こういう昔の邸宅を領事館として使う国もありますが、個人的にはそんな職場環境最高です。自分で住むにはメンテナンスが大変だけれど、職場がやってくれたら万々歳。レトロなビルに入っているオフィス勤務求む!

 

こんな感じでふらふら寄り道をしていたら、あっという間に時間が過ぎてしまい、本来の目的よりも寄り道の方が長くなりそうだったので、足早に武康路の1まで行き、目的地へと向かいました。

 

『字幕屋のホンネー映画は日本語訳こそ面白い』太田直子

 

姉へのお土産に持って行った『うろんな客』という柴田元幸翻訳のエドワード・ゴーリーの絵本のブログ書いたのですが、その時に、姉もわたしに1冊の本を用意していました。その本がこちら。なんか翻訳被り。

字幕屋のホンネ (知恵の森文庫)

字幕屋のホンネ (知恵の森文庫)

 

 この本は映像翻訳家、太田直子の『字幕屋は銀悪の片隅で日本語が変だと叫ぶ』(2007)を文庫化した本です。代表作は以下(ウィキペディアより)

ヒトラー 最期の12日間 [DVD]

ヒトラー 最期の12日間 [DVD]

 

 

字幕屋の遠吠え、はたまた恨み節か。字幕の映像翻訳にまつわるテクニカルな苦労や裏話、そして、字幕屋VS配給会社との見えないバトルや愚痴がたっぷりと書かれた、ある意味映画字幕業界の暴露本のような一冊。

そんなところまで掘り下げていいの?と思うものもありましたが、そんなのは上澄みにすぎず、おそらく映像翻訳の実体はもっとカオスなのではないかと想像します。

4文字/秒という制約の中で一文字を削り出している翻訳家と、そんなことはおかまいなしに、やれオリジナルのセリフはこうだ、やれ原作はああだ、やれ史上の解釈はどうだ、誤訳だ誤訳だわー!と騒ぐ人たちもいるでしょうし。面倒臭いですね。

 

外国映画は字幕で見る方ですが、原語がわからないものは100%字幕を鵜呑みにしますし、原語がわかるものであれば自分の理解の手助けとして眺める程度。あまり字幕を気にして見たことがなかったのですが、一気に興味が湧いてきました。

確かに、しゃべっているセリフを全て文字にしたら、ニコニコ動画のように画面が文字で埋め尽くされる事態になるものもが出てきますよね。

また、常識や知識のベースがちがえば、単語1つにしたって、そのまま言っても伝わらないこともあります。

例えば、「the Reiwa」という文字を見て「あ、新しい日本の年号だね」とピンとくる非日本語話者もいれば、何の名前?と思う人、全く検討のつかない人、いろいろです。

その人の持っている情報のバックグラウンド次第で理解が変わってしまう単語をそのまま使うか、「新しい元号」とか、もっとぼやっと「新しい時代」みたいに変えてしまうのかは、翻訳者のさじ加減、そして時には大人の事情なのだそう。ふふ

翻訳者のさじ加減は当然と思いますが、大人の事情……おそるべし。

 

これからは字幕を見るではなく、読む事も楽しみになりました。

 

夕べのカレー、2日目。

 

おなべごとぽいっと冷蔵庫に入れてしまった残りのカレーをどうするか。

冷凍しようかと思うも、ジャガイモとニンジン取り出すのもめんどう(そしてそれだけ食べるのもあれだし)、それほど量もない。

パスタで食べるか、ラスイチの温麺(ウーメン)で食べるか。と考えているところに、お正月のお餅が余っていたこをが脳裏をよぎりました。とりあえず検索。

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今日は検索トップしばりで

とりあえずはお餅のカレーグラタンが定番っぽいです。本日は、検索トップのものでいこうと思います。NAVERのまとめ記事を開きます。

一番上にあったレシピはAll Aboutのレシピ。「カレーとお正月のお餅」って今日のわたしのためのようなレシピ。お世話になります。

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その中の一番上の記事へ

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このまんま

出典:焼きもちカレー [毎日のお助けレシピ] All About


お餅は1つ、バターは省略。チーズはシュレッドしたミックスチーズ。3の途中からアルミホイル〜も省略。

トースターに放り込み、キッチンからチーズの焼ける美味しい香りがしてきたら出来上がり。

焼いたチーズってなんて幸せな味がするんでしょう。おいひぃ。

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いただきます

ちなみに本日は上海のスーパーで見つけたメタルインドカレー。大阪にいた時以来、すごく久しぶりに見かけて買ってしまいました。東京でも仙台でも見た事がないと思います。

懐かしいカレーといえば、メタルインドカレーか、ハウスバーモントカレー。どちらも個人的には全く辛さも痺れも足りないので、わたしが使うとメーカーの意図したレシピとまるっきり別物が出来上がります。 

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そして、デザートは今が旬のライチ。生ライチは1日5〜10個までだそうですヨ。

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そんなおひるごはん。

 

上海の公園ライフ

 

公園を歩くのが気持ちの良い季節です。公園での過ごし方、その国、その街、その公園、その人それぞれのパークライフがあります。

日本の公園でビールを飲める自由度もなかなかステキです。自由といえば、ここ上海も相当自由でカラフルなパークライフが広がっています。

オーソドックスな、おそらく世界共通の過ごし方。仕事中の休憩&スマホ天気の良い公園でのひと時。リラックスしたネコも一緒だったらなお楽しい。

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休憩中

そして、公園といえば遊ぶ子どもたち。上海の公園でも、遊具などが設置されているキッズエリアや、ミニ遊園地があります。

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さすが中国、西遊記キャラ

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やはり中国、アウトキャラ

海の公園のど定番といえば、踊る集団体操する集団太極拳集団、このあたり。もちろん個人でもいますが、グループを見るとおお!となります。公園の中ではなく、入り口付近で見ることが多く、時間帯は朝と夕方が目撃率高し。

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スピーカーからテンポよい中華風ミュージック

楽器の練習をしている人もよく見かけます。一人で練習している人、プライベートレッスンを受けている人など。

先週はサックスの当たり日だったのか、近々サックスパートのオーディションでもあるのか、いろいろな公園でサックスの練習をしている人を見かけました。

レンタルスタジオが設置されている公園もありました。公園にスタジオ置いちゃうという発想がまずびっくり。え、公園だしここ。

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結構本格的な楽器がそろってました

公園で子どものための婚活というのも、なかなかアレなパークライフのひとつです。というか、けっこう衝撃でした。あるのは知っていて、いわばわざわざ見に行ったわけですが、実際に傘を広げて婚活をしているのを見たら「うわっ本当にやってるわ」とドキドキしました。

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婚活 in 公園

whostolemysheep.hatenablog.com

公園は男たちの遊び場でもあります。プレイヤーの男たちとそれを取り囲オーディエンスの男たち。そんなに大勢で何をしているのかと思ってのぞいて見ると、トランプのテーブル、将棋のテーブル、よくわからないゲームのテーブルなど、テーブル毎に色々なゲームが行われています。

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トランプのテーブル

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とにかくたくさんのオーデイエンス

プレーしている人たちはよしとして、ものっすごい見学者がいるのですが、見ている人は見ているだけなのでしょうか。それともあとで順番が回ってくるのか。もしくは何か賭けているのか。派閥でもあるのか。朝からパチンコに行く的なものと同じなのか。

気にはなっているのですが、なんせ男率高すぎて近寄りがたい。

自由な上海の公園ライフです。その他にも、スマホで熱心に動画を撮影している人、カラオケをしている人、朗読(?)をしている人、ケンカしてるのかと思うほど大声でキーキーおしゃべりをしている人、編み物をする人、果物を向いて食べている人、何かを書いている人。

みなさん、好きなように公園を活用しています。

 

  

おまけ版、上海ローカル遊園地「錦江楽園(ジンジャンルーユエン)」

 

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こわくないけどみんなにつられてキャー

上海市地下鉄アクセスの良い「錦江楽園(ジンジャンルーユエン)」でのどうでもいい話。

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わー水がぐるぐる回ってる!

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ペットボトルも!

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中国版クロスボウで盛り上がるヤング

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欲しいのかな

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キャッチ&リリースであって欲しい

 

以上、前回の記事のおまけでした。

 

上海のレトロ遊園地「錦江楽園(ジンジャンルーユエン)」

 

1980年代開園の「錦江楽園(ジンジャンルーユエン)」に行ってきました。

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近くのマンションからもよく見えます

中国の遊園地といえば、随分前ですが日本のテレビ局が、面白中国ネタ的に報道した、パクリキャラ遊園地の本家「石景山遊楽園」(北京)が有名。

上海にもあったらいいのになーという気持ちがないと言えば嘘になりますが、著作権保護に関しては年々厳しくなっているご時世(らしいです、ほんと)、錦江楽園は昔からある地元の平和な遊園地でした(ほぼ)。

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絶叫モノもいっぱい

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水かぶりモノも

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一番人気コースター

天気のいいおやすみの日だったこともあり、家族連れ、カップル、学生同士がいっぱいでした。上の写真のコースターは2時間待ちとか。物珍しさでやって来ている外国人(含む我が家)もごくごくわずかいましたが、大半は地元客。

浅草の花やしき的なものを想像していたのですが、意外にも(と言っては失礼ですが)本気度の高い乗り物や、バイキングのような遊園地の定番もの、カートやコーヒーカップのような子どもも楽しめる乗り物など、バリエーションも豊富。

アトラクションのリニューアルなど、営業努力の跡を感じます。思いつきで突き進んだ結果、いろいろな時代の夢の跡が混在している感じがおつでしだ。

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メインキャラ?

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なぜかキリン

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よくわからない大男

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楽しげなファミリー風

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白目が多め

著作権保護の網をかいくぐったもの(なのか?)も残っていました。

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シンバ?

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ガンダム、ですよね?

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ジュラシックパーク風?

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イッツ・ア・スモールワールド風?(営業終了)

期待していたほどのなんちゃって感は影を潜め、ゆるーく、でも確実に進んでいる知的財産権の侵害は許さないわよムード。(ちょっとさみしい……と心の声)こうやって少しずつ変わっていくのでしょうか。

そんな中でも変わらない風景もありました。営業停止のイッツ・ア・スモールワールド入り口の横でそよ風に揺られているお洗濯物たち。スプラッシュ系で濡れた客のものなのか、スタッフのものか。

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洗濯物が干されていました

「ジンジャンルーユエンに行った」と話したら、「え?」「え?」「え?なんて?」と3度聞きされました。ディズニーランドじゃなく、なぜそこに、みたいな。

なんにせよ、とても楽しかったです。

 

 

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