ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

大雨予報の福島を、くもり男と走る|「どこかにビューーン!」旅 supported by AI

「どこかにビューーン!」旅 supported by AI、2日目の朝を、写真の奥に見えるドーミーインEXPRESS郡山にて迎える。手前のヤリス・クロスが、今回カーシェアで借りた車。

予報では旅の間中ずっと大雨。我が家のくもり男が、今回もいい仕事した。見事にくもった!AIにも雨が止んでいることを伝え、本日の予定を調整してもらう。

食べ慣れない夜ラーメン、郡山ブラックのせいか、起きたら顔がパンパン。

ブラックに対抗するのはホワイト、ということなのか。AIがすすめる朝ごはんは、郡山市民のソウルフード、クリームボックス。

是非にとおススメされたのが、大正13年(1924)創業「大友パン店」のクリームボックス。

もちもち厚切り食パンに、地元・酪王牛乳などを使った甘さ控えめのクリームがたっぷり。

向かいのコンビニで買った熱々のカフェラテと一緒にいただく。旅って感じ。

次は開湯1300年以上という磐梯熱海へ。

海のない地で、なぜ熱海?

鎌倉時代、伊豆国出身の領主が、慣れない東北の地でホームシックに。故郷の熱海温泉に似た温泉を見つけ、熱海と名付けたらしい。

さらに南北朝時代、京の都の美しい公家の娘・萩姫が、不治の難病を治すため「東北に進み、500本目の川岸にある霊泉に浸かりなさい。さすれば病は治る」とのお告げを受けてやってきた。

そこから熱海の温泉が美人の湯と呼ばれるようになったそう。

京都から福島まで歩いて500本の川を超えてきた萩姫……姫、けっこうな健康体では。

ちなみに、観光案内所では知る人ぞ知る「ぶす」が販売されていた。

猪苗代湖と磐梯山を一度に見ることのできるスポット。写真の青空とのギャップ。

野口英世記念館は入らず、野口英世のクズ伝説を聞きながら、猪苗代のくもり空を満喫。

小学校の修学旅行以来の鶴ヶ城、そして赤べこ。

続いて会津若松の街を歩く。遅めの昼食は、「なかじま」で。会津のご当地グルメ、上の写真はこくと旨みのソースでカツを煮込んで卵でとじた、煮込みソースカツ丼。下はスパイシーでまろやかなキャベツソースカツ丼。

せっかく雨が止んでいるので、大内宿で生ネギ1本を丸かじりしながら食べる「ねぎそば」を食べる予定を変更し、裏磐梯・五色沼へ。しかし、突然の雨。くもり男パワー、力尽きる。

山を下り、猪苗代湖を走り、白河街道へ。

宿場町として栄えた三代(みよ)では、普通の民家の前に、「本陣」「叶屋」「常葉屋」などの屋号札が立っていて、ちょっと不思議な風景だった。

集落を眺めながら新白河に着く頃には、ついに激しい雨。

コメダでゼリーを食べ、車を返して新白河駅へ。

こうして、AIのすすめる雨の2日目も終了。大雨予報の旅を、ここまで楽しめたのだから、くもり男も、AIも、なかなかの仕事をしたと思う。

我らに与えられた「どこか」は、新白河。AIとめぐる福島旅

夏休み、JRE POINT 6,000ポイントで新幹線の往復特典チケットがもらえる「どこかにビューーん!」を利用して、1泊旅行に行くことに。

今回選んだのは、高畠、新白河、越後湯沢、長岡の4つの候補に入ったポット。申し込み翌日、「行先決定ご案内メール」が届いた。

我らに与えられた「どこか」は、新白河。

そして旅の当日。けっこうしっかり雨。折りたたみではない、しっかりした傘を持ち、いざ出発。

今回は、AIがおススメしてくれたコースでまわってみた。

あっという間に新白河駅に到着。降りたのは新白河市でも新白河区でもなく、西郷村という栃木県との県境の村。まさかの村。

まだ7時半過ぎ。車を借り、村を出て白河市へ向かい、20年ぶりくらいの朝マック。

フォントも建物も美しい白河市立図書館、大正ロマンの雰囲気を持つ白河駅。そして雨が強くなるなか白河ハリストス正教会聖堂へ。白河小峰城へ。天守閣も本丸もなく、櫓がメイン。

白河の関といえば、わたしにとっては、2022年の夏の甲子園。仙台育英高校の監督が「青春って、すごく密なので」と語り、優勝旗が初めて白河関を越えて東北へ渡ったあの美しいエピソード。

しかし夫にとっての白河の関は、1988年に起きた、サントリー社長が「白河以北一山百文(=ごくわずかな価値)、文化程度も極めて低い」発言による大炎上事件なのだそう。

東北地方でサントリー製品のボイコットが起こり、東北の街からサントリーのビールやウイスキーが消え、社長が信頼回復のため、東北を頭を下げて行脚したらしい。

そんな話を聞きながら、白河の関を超えてきた。

日本最古のコンクリート製サイロを見に、岩瀬牧場へ。

仙台人のわたしにとって、福島はくだもの担当県。郡山市に本社を置く創業100年を超える果物専門店、フルーツショップ青木が運営する、フルーツピークス本店へ。

特秀品の桃を豪快に1.5玉分使った、東北店舗限定「まるごと桃パフェ」!

須賀川では、「特撮の神様」円谷英二(ちなみに本名は英一)のミュージアムへ。

『ゴジラ須賀川に現る』のジオラマは、右下のスタッフの台本まで芸が細かい。

ウルトラマンを見たことがないわたしでも、「シュワッチ」しか知らないわたしでも、なんだかワクワクした。

須賀川では青じそではなく「青ちそ」らしい。そしてサービス品。いただきたい。

夜は郡山へ戻り、明治元年(1868)創業「ますや食堂」の血統を受け継ぐ「ますや本店 駅前店」でご当地グルメ、郡山ブラックを。伝統の味「伝」をちぢれ麺でいただく。

見た目の濃さとは反対に、味はあっさりまろやか。

一方その日、近くでライブがあったらしく、店内は帰りのバンギャルたちが真っ黒に染めていた。まさに、郡山ブラック。

そして郡山の夜はふけて行く。

サビ猫、8月はよく伸びました

8月、サビ猫はだいたい伸びている。

それぞれのご家庭に、それぞれの猫スタイルがあると思う。我が家のサビ猫も彼女なりのスタイルを確立している。

結果、ものすごく伸びていた。

24時間、27度から28度、湿度50%から60%に設定された部屋の中で、伸びている。

椅子の上、トイレカバーのベッドの、テーブルの上、床の上、ソファの上、ソファの下、ありとあらゆる場所で伸びていた。

サビ猫の暑さ対策。

姿が見えないと思うと、家の中で一番暑いであろう、エアコンの冷気のあたらないカーテン裏の窓台に伸びていることもある。

気の済むまで直射日光を浴びてチンチンに熱くなると、床に飛び降り、また伸びる。

まるで、サウナと水風呂を交互に行き来するサ活女子。

サビ猫は、よく仰向けになる。

お腹を出している。

これは「撫でていいですよ」という意味なのか。それとも「絶対に触るな」という意味なのか。

触りたい衝動を必死に抑え込み、写真にだけ収めておく。

「今何したん」という顔を向けるけれど、お腹をわしゃわしゃしてみたい衝動に打ち勝ったわたしは正解だったのだと思う。

たぶん。

じゃらしで遊ぶ時もすぐに転がる。そこで、半年ぶりに、キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(by 猫壱)を出してみた。

こちらもまた、伸びて転がったまま、回ってきた羽をキャッチするスタイル。

遊ぶというより、寝ながらできるアトラクション。

今日で8月も終わり。

伸びるだけ伸びまくった8月のサビ猫。

9月になれば、少しは丸くなるだろうか。たぶん、ならないかな。

サビ猫は、いつもだいたい伸びている。

 

エリックって誰?

エリックサウス。ここ数年、よく見る名前である。

カレー屋さんなのは知っている。南インド料理のお店なのも知っている。かなりちゃんとした料理を出すお店なのも知っている。そして、とっても美味しい。

ただ、最近はあまりにもいろいろなところにエリックサウスがいる。

ファミレスにもいるし、コンビニにもいる。雑誌を開いてもいるし、SNSにもちょいちょいいる。気づけばあちらこちらで「エリックサウス監修」のワードを見るようになった。

5、6年前にはすでにカレー好きの人の間では、知らない人はいない存在感ではあったけれど、今やその知名度は全国区。

そして、今回はセブンイレブンの「旅するCAFE BOX 骨付きチキンビリヤニ」である。

蓋を開ける。

電子レンジ、500Wで3分。

アツアツのスパイス香る、バスマティライスのビリヤニにカレー、手羽元が2本、紫キャベツ、飴色の玉ねぎ、ジャガイモとニンジン。南インドの世界。

おいしい。たいへんおいしい。

そして、ふと思う。

で、エリックって誰なんだろう。

調べてみると、京大卒の料理人で、現在エリックサウスの総料理長を務める稲田俊輔さんが、川崎にあった「エリックカレー」というカレー屋を、なんやかんやで引き継ぐことになったらしい。

店名も、なんやかんやでそのまま。

「エリックカレー、なかなかいい名前じゃん」ということになり、そのまま継続。

そうしてエリックカレーは残った。

2011年に八重洲にお店を出した際、南インド料理のお店ということで、「エリック」に「サウス」を付けてエリックサウスになる。

そうしてエリックも残った。

で、エリックって?

どうやら、はっきりしない。

外国人の料理人の名前だったという話があるものの、パキスタン人だったという説やネパール人だったという説もあり、稲田さん自身も正確な由来は知らないという。

つまり、現在これほど積極的に展開されている「エリックサウス」という名前の、その「エリック」の正体は、わりと曖昧なのである。

エリックが誰なのかは、結局よくわからない。

けれど、間違いなく「エリックサウス監修」のビリヤニボックスは、おいしい。

エリックサウス、ナイスジョブ。

花火はだいたい球場で

 

夏が終わってしまう前に、この夏の花火。ほとんどは、某球団ホームのZOZOマリンスタジアム。

7月12日のオリックス戦。7回の攻撃が始まる前の花火。試合はあれだったし、写真もあれな感じだけれど、目の前でバンバン上がる花火は最高。花火をスマホで撮る方法を検索しようと思っているんだけれど、結局見ないまま今年の夏は終わりそう。

7月18日のソフトバンク戦。試合はやっぱりあれだったけれど、1点差まで追いついたから、気持ち的には勝ちでいいよね。さらに花火も楽しめるなんて、素敵な夏の夜。

7月25日は隅田川花火大会。テレビとリアルのダブル花火大会。前半は煙も流れて見やすかった花火も、終盤にかけてモクモクしてきた。そしてフィナーレと時を同じくしてスコールのような激しい雨。もうすっかり熱帯雨林気候かサバナ気候か……。

球場観戦の友。ビールばかり飲んでいると思っていたけれど、意外とレモンサワーを飲んでいた。夏だからかな。ちなみに左下はすだちうどん。

8月8日のオリックス戦。勝ったー!ボヤボヤした写真ですら、夜空に咲く満開の花に見える!(……見えない)

8月23日は日ハム戦。勝ったー!8月最後の週末ホーム戦ということで、1000発の花火大会。試合終了時刻が8時20分を過ぎたら花火大会は中止との告知があったので、最後は時計を見ながらハラハラ、試合の流れにもドキドキ。結果、試合は勝ち、時間は過ぎてしまったけれど、ちょっと縮小して花火大会も!そして観戦勝率がやっと5割に到達。いやいや、日曜日に勝ってくれてありがとう!

花火の写真は最後までうまく撮れなかったけれど、まあ、目で見た分はちゃんと覚えているからよし。来年こそは、花火をスマホできれいに撮る方法を検索してから球場に行きたい。

というわけで、今年の夏も野球を見て、花火を見て、ビールを飲んで、レモンサワーも飲んで。なんだかんだ、夏を満喫。ちなみに我が家の夏休みは今週末から。最後まで満喫。

世界のピザと、蔵前のピッツァ

焼いたチーズが好きだ。だから、ピザも大好き。

ピザがイタリア発祥の料理なのはご存知の通りなのだけれど、世界各国、それぞれの食文化や好みに合わせて発展してるのもおもしろい。

日本の照り焼きチキンや明太子なんて、ナポリのおじいさんが見たらひっくり返るに違いない。

アメリカの、ペパロニとチーズだけでひたすら大きいNYスタイルのピザを手づかみで食べるのも大好きだし、シカゴ発祥のカロリーを考えると恐ろしい、チーズたっぷりの分厚いディープディッシュピザも好き。

中国のピザは、八角を使っていないのにどこか八角の香りが漂うピザが多かった。

アルゼンチンは、おそらく思い浮かぶ「チーズたっぷり」の5倍くらいの量のチーズをたっぷり使うピザがスタンダード。イタリア系の移民があんなに多い国なのに、ピザ文化は置き忘れてきたのか。

ブラジルのピザは、パウミット(ヤシの芽)のトッピングがふつうにある。そして、チョコレートピザなどのデザートピザがものすごく充実していて、カフェジーニョと呼ばれるエスプレッソカップに入った激甘のコーヒーと、痺れるように甘いデザートピザのペアリングが熱い。

食べたことはないのだけれど、スウェーデンのバナナ+カレー粉+ハムのピザは、かなり気になっている。

雨の夜、蔵前にある薪窯で焼くピッツアのお店、Pizza Lindaへ行ってきた。

お店のサイトに「ピッツァ」とあるので、ここではピッツァということにする。

お店の前までは行ったことは何度かあるのだけれど、いつも貸切や予約で席がいっぱい。というわけで、ちゃんと予約を入れる。

お店の横には薪が積んであって、それを見るだけで美味しくなってくる。

小さなお店は人でいっぱいだった。

テンションが上がり、一杯目はシュワシュワの美味しいやつ。タコとセロリとポテトのサラダにぴったり。

この日はピッツアを食べに行ったのだけれど、黒板に「赤海老のビスクリングイネ」と書かれているのを見たらつい頼んでしまい、ワインも頼んでしまい、これがまた美味しかった。

そして書くまでもなく、ピッツァは絶品だった。

お魚料理もお肉料理も美味しそうだった。一品の量が半分くらいだったら、もっと食べられるのに。食べ残した分って、お持ち帰りさせてくれるかな。

デザートも食べたかった。「今日は絶対デザート食べる」と、この十数年言い続けてるけれど、一度も食べられたことないので、もう、わたしにはデザートまでたどり着く日は来ないんだと思う。

しょうがない。また来る理由が、一つ増えたということにしておこう。