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この旅のハイライトのひとつが、瀬戸内市の瀬戸内海に浮かぶ小さな島々を眺める『七二七inlet』に泊まること。 HOME | 七二七inlet 瀬戸内海に浮かぶ島の数、727。その島々の入り江(inlet)のような宿という意味なのだそう。七二七(なふな)インレット。 …
倉敷ってどんなところ?と聞かれたら、最初に思い浮かぶのは美観地区だろうか。ずいぶん前、18歳だったかな、来たことがあると思っていたのだけど、実際に来てみたら全く記憶になかった。 そのときは、友だちとふたりで青春18きっぷを使って、ユースホステル…
先日、友だちとふたりで秋旅に行ってきた。こんな行程の2泊3日。 1日目、羽田で待ち合わせて岡山桃太郎空港IN。吉備津神社、倉敷美観地区で美味しいパフェを食べ、瀬戸内海の入江の町、瀬戸内市にある1日1組限定の1棟貸しの素敵な宿「七二七inlet」に…
旅はその場で次どうするかを決めることが多い派。ニューヨークに行くとなればある程度行きたいところを絞った方がいい気もするけれど、言っても今回は諏訪だ。 諏訪大社と、諏訪湖と、7年に一度の巨木にまたがって山の急斜面を滑り降りるお祭りがある、諏訪…
諏訪での宿泊は、中山道六十九次宿場町、江戸から二十九次目の下諏訪宿にある湯宿「聴泉閣かめや」。 江戸時代には皇女和宮さまをはじめ、参勤交代の諸大名が泊まられた部屋も残っている。かめやとして創業した明治以降は、島崎藤村、芥川龍之介、与謝野晶子…
夏休み、はじめての諏訪へ。諏訪というと諏訪大社と、7年に1度に大木を山から転がし落とすあの謎祭りと、諏訪湖のことしか知らない、未踏の地。 肝心の諏訪湖は見渡す限り藻だらけだった。例年の10倍、藻が大量発生しているらしい。 まずはお昼ごはん。諏…
千葉の富津岬(左)へ行った翌日は東京湾を出て相模湾へ、神奈川の小田原(右)へ行ってきた。小田原の駅で降りるのは初めて。小田原といえば「小田原城とかまぼこ」がしっかりすりこまれているのだけれど、どんな感じだろう。 駅の階段がいきなり小田原城ア…
連休中、車を借りて千葉の富津岬までドライブ。 端っこ好きとしてはやはり一度は行っておきたい。端っこはこんな感じになっている。岬の端っこは海に突き出ていて、この日はボーボーに風が吹いていて飛ばされそうだった。 海の中に島のように見えるのは海堡…
わたしも万博に行きたいなあ、と言いながらやってきたのは長野の上田。長野でもなく、松本でもなく、ましてや軽井沢でもなく、上田。 ゴールデンウィーク中の東京発の北陸新幹線は、キャリーやスーツケースではなく、バックパック率が高め。軽井沢で降りる人…
2泊3日の京都、最後の0.5日は京都市に戻り、中心部から北へ車で1時間ほどの貴船と鞍馬へ行ってきた。 京都には何度も来たことがあるけれど、それでもまだまだ行ったことのない行ってみたい場所がたくさんあるのが京都だなあと思う。その一つが貴船や鞍…
伊根は舟屋のある漁村だけではなく、山々にも囲まれた自然豊かな町。山々もドライブをしてきた。旅のリサーチとかはまったくしない同士のふたり旅だったので、伊根町の観光案内所でいただいたガイドと、走っているときに目についた案内板をたよりにぷらっと…
まるで海に建っているような舟屋がならぶ町で泊まったところは、こちらも友だちが見つけてくれた、1952年(昭和27年)に建てられた築70年を超える古民家のお宿、guri(ぐり)。 伊根に魅せられて移住して来たというオーナーご夫婦の、泊まる人たちにも伊根の…
ふたりで日本海側の京都2泊3日の旅をしている私たち。1日目は日本三景の天橋立を上から下から3Dで堪能し、夜にはモダンレトロな昭和初期の宿でカニ三昧という、これ以上の幸せはないという極上旅を満喫しているのだけれど、メインは実は2日目。 どうで…
日本三景天橋立の後に向かったのは「神風楼」、昭和初期に建てられた木造三階建ての宿。 車で宿の前まで着くと、映画や小説に出てきそうな穏やかな雰囲気の宿のご主人がお出迎え。昭和レトロの木造の建物がとても素敵。築90年だけれどモダンな雰囲気にわくわ…
2泊3日の友だちとふたり旅、今回は京都へ。1日目は京都駅からレンタカー、そしてリフトに乗り換えて向かった先は・・ 日本三景の天橋立へ行ってきた。日本三景は江戸時代の頃から愛されてきた日本の景勝地、宮城の松島、広島の宮島、そして京都の天橋立。…
友人と小田原の「江之浦リトリート凛門(りもん)」にやってきた日のおまけ、のおまけ。「おまけ」と言うのは申し訳ないくらい素晴らしい体験のはなし。 江之浦リトリート凛門の部屋の隅のキャビネットに、写真や建築など広い分野で活動されている現代アート…
友人と小田原の「江之浦リトリート凛門(りもん)」にやってきた日のおまけ。 「明日はどうしようか」「小田原って何あるだっけ」「小田原って言ったら小田原城とかまぼこじゃない」なんて話しながらやってきた。特に決めていたわけではないけれど、なんとな…
今年の振り返りには間に合わなかった12月のワクワク記を書いておく。 まずはひとつめ。友人と行った小田原で生まれ変わってきた(正しくは、生まれ変わったような気になった)という話。 最寄りの駅はJR東海道線の築100年越えの駅舎が相模湾を望む崖の上に佇…
中伊豆とりっぷ、最後は三島。駅前の三島市立公園楽寿園へ。今から約1万2千年前の富士山噴火のときの溶岩も見ることができる公園。江戸時代から寺社が建つエリアだったみたい。公園として市民に開放されたのは昭和27年(1952)だそう。 前がココアさん(気…
中伊豆とりっぷ、つぎは修善寺の駅からいずっぱこ(伊豆箱根鉄道)に乗って韮山駅に向かうところからはじまる。いずっぱこ線のホームには、手洗い場が設置されているところが多い。サイズ感やデザインはそれぞれの駅で違うが、修善寺の駅は昭和の銭湯にあり…
あっという間に1週間が過ぎてしまったけれど、9月最初の3連休の伊豆トリップ。 今回泊まったのは中伊豆ワイナリーヒルズ。ワイナリーも案内してもらえる。 来る前は伊豆でワインを作っていることも全然知らなかったので、観光ワイナリーとかなのかなっと…
9月の連休、特急踊り子に乗って伊豆の修善寺に行ってきた。夏に特急サロベツに乗ったのが楽しかったらしい夫、今度ははじめての踊り子に。 三島で伊豆箱根鉄道に乗り換え修善寺へ向かう。伊豆箱根鉄道は「いずっぱこ」というらしい。駅のおみやげ屋さんに電…
道北の旅、この日の予定は、稚内からサロベツ2号に乗って旭川へ。そして夜の便で旭川から東京に帰る。決まっているのはここだけで、後のことは気分で決めよう。 途中までは森の中を延々と走る ようやく開けたところへ出てきた 駅に羊がたくさん、あわてて写…
思い起こせば2016年に日本の本土、東の端っこのノサップ(納沙布)岬へ行った時も悪天候だった。そして今年、2024年北の端っこへ向かった時もひどかった。 最北端に行く前に、稚内市内から近い、最北端でもない、最東端のノサップ岬でもない、じゃない方岬の…
ニッポンのてっぺんといわれる街「稚内」 子どもの頃から名前は知っていたものの、なかなか来る機会がなかったので、この夏稚内に行くのをとても楽しみにしていた。 礼文島から船で港に着くと感じる最北感。礼文島や利尻島のそれ以上に「ここが最北です」と…
日本最北の離島、礼文島にやって来た。利尻島からはフェリーで45分。お尻が名前につく島がある一方、礼文は文学的な響きだ。さらに文学的な香りを醸し出しているのが、フェリーの港。港の名前は香深港。香深(カフカ)といえば、チェコの作家フランツ・カフ…
北海道には5つの離島があって「離島と端っこ」が好きと言うわりに、北海道の離島は今回がはじめて。いつか全島制覇したい。 最初に訪れたのは利尻島。「リイ(高い)・シリ(山)」というアイヌ語由来の名前だけれども、なぜに利と尻をあてたのだろう。たし…
今年の夏休みは北の大地、野生の王国へ行ってきた。3泊4日の道北のたび。 離島が好きで端っこが好きなわたしとしては、道北は一度は行ってみたい場所。 今回はこの「離島と端っこ」がメインの旅なので、どこに行くかという具体的なことは離島と端っこ以外…
ちょっと遅れて夏休み中 ホテルにチェックインし、周辺を散策していると 鹿ファミリーに遭遇 こんなところで鹿に出会うなんて 奈良じゃないのにー と思っていると視線を感じ振り向いたら そこには父シカ スマホを向けると逃げはしないものの 微妙に視線を外…
奈良でお泊まりと言えば・・っと検索していたら、この本。 おとなの奈良: 京都に泊まって大和路を歩く (講談社MOOK) 講談社 Amazon 奈良には泊まらないのかいー、って思ったよね。 わたしはできることなら奈良ならでは、奈良じゃないと泊まることができない…