ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

朝ごはん、アモイの海鮮市場で海鮮粥を食べる

 

港町の廈門(アモイ)で絶対したかったことのひとつが、市場で朝ごはんの海鮮粥。福建土楼に行った時にお世話になったドライバー氏に良さげなお店を教えてもらった。そこは地元民に「八市」と呼ばれている第八海鮮市場。海鮮を中心に生鮮食品、日用品なども扱っている廈門の台所のような市場。市場大好き。

土のついたニンジン、赤いババシャツとパンツ、中華菓子、異臭を放つ南国フルーツ、おかずたち、エビや貝たち。もちろんピッチピチのお魚や、解体されたばかりの生々しいお肉、生きたままのトリやカニたち、食べものではないペット的な小鳥たち、食べものに困ることはないであろう地域のネコ・イヌたちも可愛かった。

声を張り上げる商売人もいるし、スマホが手放せない行商人もいる。多様性。食の多様性もすごかった。初めて見た謎のなにか。

謎の生物のこごりのようなものは、「土筍」とか「土筍凍」と呼ばれる廈門の郷土料理なのだそう。近海の砂の中に住む星口動物という、謎の海系無脊椎動物。泥を吐かせ、内臓を押し出したものを水から煮て、冷ますとゼラチン状に固まるみたい。酢醤油で食べたり、唐辛子やニンニクと混ぜて食べたりするそう。ほんとなんでも食べるね。

ドライバー氏の説明では、泊まっていたホテル側から市場に行くと最初は緑色の屋根のエリアで、まっすぐに行くと屋根無しエリアと赤い屋根エリアへの分かれ道があるから、赤い屋根エリア側に曲がってすぐのお店だと言っていた。いろんな賞を取ってプレートがあるからすぐわかるよとのこと。

すぐに分かった

ローカル麺の沙茶麺が一番人気

ニワトリどんぶりが南国っぽい

海鮮粥

おーいーしー。朝ごはんから豪華な海鮮粥。魚介の出汁がすごい。思わず美味しい声をもらしてしまい、お店のみなさんが大満足そうに微笑んでいた。市場ごはん最高。

 

今週のお題「最近おいしかったもの」