廈門(アモイ)市は人口約430万の都市で、そのうち約300万が厦門島に住んでいるそう。300万といえば大阪市より多いくらい。
大通りには緑が多く、海がすぐそこにあって、とても心地良い街。そして、1本裏道に入ると迷路のような街だった。
初日の午後はコロンス島でも30分ほど迷路のような裏道に迷い込み、2日目の夜には廈門の街中の裏道で30分ほど迷い、3日目の朝にも海鮮市場の裏道で30分ほど迷った。
真っ直ぐ行けば大きな通りにぶつかるだろうと思っても、道が真っ直ぐじゃないので、もうどこを歩いているのかまったくわからなくなる。とは言ってもやみくもにでも30分歩けばなんとか大きな通り抜ける道に辿り着くことができるサイズの迷路。
2日目の迷路、もとい裏道
夜に裏道で迷うのはやっぱりどきどきした。初日に既に裏道トラップにはまっていたので、この時も(また裏道迷路にハマっしまったー)と思いあがくもなかなか抜け出せず。ネコさんを見かけた時にはほっとした。ネコさんに連れられて抜け出すと、泊まっていたホテルの隣の隣のレストランの裏口に出た。30分も歩いて隣の隣って・・。迷路って恐ろしい。
こんな迷子になるくらいなら、ちょっとくらい遠回りでも大通りを行こうと思う。思うのだけれど、旅先の好奇心には勝てないようで・・、2度あることは3度あるようで・・
市場のバイクは通路中央に1列
どろぼうヒゲ風
こうポッカリと道があるとつい
迷路に誘われる
あっという間に極細の道へ
道がわからない、空間的な狭さ、見通しのきかない(ほぼ迷路)細い道を歩いていると、最初はワクワクしていたのが次第に不安でドキドキしてくる。迷路のような道をぐるぐる歩いているうちに怪しげな地域のお祈りエリアに突き当たる。
パンチの効いた場所に行き着き、もしかして知らないうちに別の次元に踏み入れてしまったのではないかという考えがじゅわっとしみ出てきた。
突き当たりのお祈りエリア(怪すぎる)
だけどキライじゃない
祭壇(仏壇?)の突き当たりを左に曲がると!
マジョリカタイルに遭遇
很可爱
廈門の海鮮市場(八市)の裏通りにある古い住宅街の、古い建築に残された、花柄のレトロで多色彩のタイル。まさかこんなところでマジョリカタイルに出会えるとは。なんかツイてる気がする。
きっと裏道があったらまた踏み入れてしまうんだろうな。