
先日、府中市美術館で開催中の「フジタからはじまる猫の絵画史|藤田嗣治と洋画家たちの猫」に行ってきた。
府中市美術館(Fuchu Art Museum)は、都立府中の森公園の中にある美術館。天気のいい日だったので、お年寄りや小さいお子たちが遊んでいた。



公式サイト:フジタからはじまる猫の絵画史 藤田嗣治と洋画家たちの猫 | 府中市美術館
残念ながら展示の写真撮影は不可だったので、ロビーの写真だけ。イラストとはまた違った絵画の世界の猫たちを満喫してきた。本当に猫好きなんだろうなという画家の絵ばかり。
藤田嗣治(1886–1968)は東京生まれの画家、大学卒業後単身フランスに渡り、パリで一世を風靡した、20世紀前半のエコール・ド・パリを代表する日本人画家。晩年は帰化しフランス人、レオナール・フジタとして81歳で亡くなるまで精力的に制作を続けた。
なんていう説明よりも、おかっぱ頭で丸眼鏡にちょび髭のアバンギャルドなレオナール・フジタのビジュアルイメージの方が、「ああ、あの人ね」となると思う。

夏に東京ステーションギャラリーで開催されていた展覧会を見たし、今回もだし、今年はいろんなところでフジタの顔をやたらと見かけるなと思っていたら、2026年に生誕140周年を迎えるとのこと。だからか。
今年から来年にかけて、全国各地で展覧会が開催されているみたい。特設ウェブサイトもできていた。
それにしてもこの時代に海外で活躍する人たちの濃さってすごい。
我が家のサビ猫も貼っておく