ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

2019-01-01から1年間の記事一覧

18歳、大晦日の思い出

気がつけばあっという間の2019年。もうティーンではなくなってしまうのね、と一抹の寂しさも。次のティーンエイジには、間違いなく生きていないので、最後まで楽しもうと思います。ティーンエイジの拡大解釈。 先日「忘れられない、二十歳のクリスマス」を書…

冬の上海にて想う

大陸風のせいか、風速1mで、体感マイナス3度に感じます 寒い日のお帽子率は100パー たとえ冬でも陽が差せば 椅子を出し集う、上海人 この12月は、暇な時あり、忙しい時あり、だらっとしたかったり、きちきちしたかったり、頭からっぽにしていたり、心をぐ…

忘れられない、20歳のクリスマス

今週のお題「クリスマス」 我が家のおじさんたち 2019 毎年出勤してくるおじさんたち(左:2018 右:2017) 数年ごとに多少のバリエーションはあるものの、だいたい似たような感じのクリスマスを過ごしています。 幼い頃は、母の焼いたケーキをみんなで食べ…

行ってみたかったところに行けたこと

今週のお題「2019年買ってよかったもの」 その昔、使っていた手帳の後ろの方に「行きたいところリスト」がありまして、主に会議中の自分に関係のないパート(自己判断)になると、嬉々としてそのページを開き、新たに追加する国や都市を書き足したり、行きた…

RUMORS:お腹が決まるとも言うのかな

自家焙煎のコーヒー屋さん「RUMORS(ルーマーズ)」に行ってきました。2011年に日本人焙煎士が上海の旧フランス租界エリアに開いたステキなお店です。 「Rumors」は中国語では「鲁马滋」と表記するよう。外国語は基本的に意味からじゃなく音からとるのですね…

『女は後半からがおもしろい』のか?と思いながら読む

『女性の品格』の著者で元官僚、坂東眞理子と『おひとりさまの老後』の著者で学者の上野千鶴子、この二人による対談本、『女は後半からがおもしろい』を読みました。2011年に単行本、2014年に文庫本が発行されてますので、10年ほど前の対談でしょうか。東大…

気になるどうでもいいような話

このブログに書かれているほとんどがどうでもいいような話なので、あえてタイトルにするほどのこともないのですが、どこかで書いておかないと、ずっと気になってしまうので、このあたりで書いておこうかなという、ほんとうにどうでもいいようなことを二、三……

上海の迷い道はどこまでも「大勝軒」の巻

コメダ珈琲に振られ、別にこちらから好きと言ったわけじゃないのにわたしが振られた気分になったカルディ、という話のつづき。 お店の中をふらふらしながら、おなかすいたなあ、ほんとうはとっくにエビカツサンドを食べているはずなのに……このまままっすぐ家…

上海の迷い道は続く「カルディ」の巻

エビサンドを食べようとコメダ珈琲に向かったところ、そこのコメダ珈琲は閉店されていたようで、その場所には別のカフェが営業されていました(別の店舗のコメダ珈琲は元気に営業中)。何の偶然か、そのカフェにはコメダ珈琲の有名メニューのひとつである「…

上海ですっかり迷子「コメダ珈琲」の巻

先日「名古屋メシ」の番組を見て以来、名古屋メシモードが入りっぱなしです。 旅行や出張で名古屋へ行った際に一通りの名古屋メシはクリアしていますが、あんこがあまり得意ではないので「小倉トースト」と「コーヒーぜんざい」はまだ未経験。 名古屋メシ心…

自分でやりたい or 誰かにやってもらいたい

今週のお題「いい肉」 肉を食べる わたしは焼いてもらいたい派 上海で(日本企業ではないですが)日本風の焼肉屋さんに行くと、かなりの確率でお肉を焼いてくれます。自分で焼きますと言えば、自分で焼いてももちろんOK。韓国式のお店や純日本のお店はどうな…

続・モンブランと美容整形

たくさん食べたかったモンブランをひとつしか食べることができず、消化不良の感を残したまま上海に戻ってきました。 そんな折、タイミングよくモンブランチャンスが訪れました。わたしの誕生日! モンブラーン! お誕生日おめでとう もうひとつモンブラーン…

モンブラン(とわく子)

子どもの頃は苦手だったけれど、大人になって好きになったもの。いつまでたっても子ども舌なもので、あまり食の好みは変わっていないと思っておりましたが、ふつうにありました。 その中のひとつが洋菓子のモンブランとサバラン。 小さな頃、お店で買ったケ…

秋保の夜と、マツコとおはぎ

温泉からのぞむ名取川と思ったほど進んでいない紅葉 仙台の奥座敷「秋保(あきう)」に行ってきました。記憶を辿れないくらいに久しぶり。出かけた頃は紅葉予報でも見頃とのこと。 「仙台市太白区秋保町湯元」という住所からもお察しいただけるとおり、仙台…

ニッポンの麺三昧

海外在住者が母国に帰るときに食べるもの……はいろいろ。もとの食習慣や個人的な好みはもちろんのこと、どこに住んでいるのかなどでも大きく変わってくるのだと思います。 夢にまで見たコンビニスイーツ!な方もいれば、高級米を食べ尽くすわよ、母親の家ごは…

やっぱりパンのペリカンとコフィノワです[浅草・蔵前]

ちょこちょことブログに登場している、パンのペリカン。 浅草で1942年からせっせとパンを焼き続けているパン屋さんです。扱っている商品は、創業当時から変わらず、食パンとロールパン。 美味しい食パンはたくさんありますが、大好きな食パンといえばペリカ…

上海のデパートで悩む

音の鳴る階段 5階からトンネル・スライディング 時間が少しあったので、地下鉄駅近くのショッピングモールのようなデパートのようなところに立ち寄りました。 最初の写真の音の鳴る階段キーボード。足を乗せるとその鍵盤のキーが鳴って光るんです。わたしな…

ポルトガルのさらにどうでもいいような話(ぽ10)

ずっと行ってみたかったポルトガル のわりには、ポルトガルのこと実はよく知らない。魚が美味しいとか、風景がステキとか、そういうふわっとしたイメージ先行。あとはコンペイトウとかカッパとか、ポルトガル語がそのまま日本語になったものだよねというくら…

ポルトガルのどうでもいいような話(ぽ9)

今日に限らず、書いてることのほとんどがどうでもいいような話なので、あえてタイトルにつけるほどではないといつも思うのですが、タイトルすら思いつかない、わざわざタイトルをつけるまでもないような、そんなどうでもいいような話(でもしゃべりたい)で…

本を読むところ

金木犀の香りがするようになると、さてそろそろ本でも読もうかなと思いはじめます。 南米に住んでいたとき「本はやっぱり紙じゃないとね、電子書籍になんぞ手を出すものか」と頑なに思っており、段ボールいっぱいの本を持って海を渡ったわけですが、当然のこ…

ポルトでも食べるの巻(ぽ8)

ポルトでは、青い扉(Porta Azul)という名前のゲストハウス。ポルトで食べた食事のほとんどは、このゲストハウスのスタッフが教えてくれたところ。 「ここは観光客が多いけどすごくおいしい」「ここは地元の人しかいなくて入りにくいけどすごくおいしい」「…

ポルトの世界で3番目に美しい本屋さん:レロ書店(Livraria Lello & Irmão)(ぽ7)

ポルトでは、あの「レロ書店(Livraria Lello & Irmão)」にも行ってまいりました。 イギリスのガーディアン紙で「世界で最も美しい本屋」の第3位に選ばれた本屋さんということもさることながら(9位には京都の恵文社が選ばれています!)、ハリーポッター…

ポルトの街を歩きながら(ぽ6)

電車に乗ってポルトにやってきました。リスボンからポルトまでの車窓の眺めは、特筆するようなものは見当たらず、リスボンで盛り上がり切ったテンションを、一旦クールダウンするのに丁度よかったです。 リスボンからの電車は、ポルトのタイル画の美しさで有…

一番行きたかった本屋さん:レール・ジバガール書店(Livraria Ler Devagar / ゆっくり読む書店)(ぽ5)

Ler Devagarは、1999年創業の新刊本も古本も扱う大きな書店。今回ポルトガルで一番来たかった本屋さんです。屋号の「Ler Devagar」は直訳すると「ゆっくり読む」そんな名前のついた本屋さん、ステキすぎます。今回のポルトガル旅でいちばん気になっていた本…

住みつきたいリスボンを歩く。LX FACTORYなど(ぽ4)

タイル張りの美しい建物、カラフルな壁、がちゃがちゃした広告など目に入らないポルトガルの街。歩いていると一見お店などないように見えるのですが、ふと横をみると美味しそうないろいろな種類のお菓子が並んだショーウィンドウ、可愛いカフェ、雑貨屋さん…

リスボン食べ歩き(ぽ3)

歩きました、ポルトガル。歩いただけではなく、上ったり下りたりもいっぱいします。 スマホのヘルスケアを見ると、上った階数が連日30階超えています。30階超えは今回初めて見ました。 無印のペラペラのメッシュスニーカー(「踵の衝撃を吸収」しないほうの…

リスボンの世界で一番古い本屋さん:ベルトラン書店(Livraria Bertrand)(ぽ2)

行ってみたい国の上位にいたポルトガル。空港に着いた時から顔が緩みっぱなしです。 ポルトガルと言って思い浮かぶ心のベストテン第1位は、何と言ってもユーラシア大陸の西の果てロカ岬。沢木耕太郎の「深夜特急」です。Onde a terra acaba e o mar começa…

ドイツ、フランクフルト経由でポルトガルへ。パスポートの追記欄の使い方(ぽ1)

ニャパン 新しいニャパンパスポートカバー。日の丸がネコの目になっているところも気に入っています。こんなにかわいいのにまったく人目を引かないところも気に入っています。深夜に上海を発ちポルトガルに向かいます。経由地はドイツのフランクフルト。 残…

長いものにまかれる、秋休み(ブログ休み)

国慶節の連休にはいる中国。 今年は建国70周年という節目の年ということもあってか、去年よりも早く街の飾りつけなども始まっていたような気がします。 地下鉄やバスの中で流れる動画も、いつもはお料理やテレビドラマや商品のCMの合間にちょろちょろと「我…

いよいよ卒業:ずるい子、バカな子

イヤなことや、やりたくないことはなんとしても避けて過ごしたい(できれば叱られることなく、シラっとやり過ごしたい)、気がつけばそういう生き方がクセになっていたように思います。 イヤなことから逃げようと思うと、いろんなアイディアがどんどん出てく…