「餃子と言えば」と検索をしたら、宇都宮、浜松、宮崎が日本3大餃子の街として有名なのだそう。だいたいこの3都市で、餃子の年間購入額トップ3を争っている。ここ2年は浜松が連勝している。この辺に住んでいると、そうは言っても餃子と言えば宇都宮の印象が強いのだけれど。参考:浜松が餃子日本一、宮崎・宇都宮抑え連覇 家計調査 - 日本経済新聞
トップ3に入るには、1ヶ月に何回くらい餃子の日になるのだろう。ちなみに我が家2、3ヶ月に1回くらいかな。ふたりとも餃子は好きだけれど、こうやって見ると、我が家の餃子頻度が低いかどうかはわからないけれど、さほど高いわけではないのかな。
秋の晴れた週末に、日本3大餃子の一角、宇都宮餃子を食べに行ってきた。宇都宮は数えきれないくらい新幹線で通り過ぎてきたけれど、宇都宮に来たのは初めて。
さすが餃子の街、駅を降りて餃子通りに向かう途中にも餃子屋があり、たくさんの人が並んでいるお店もたくさん。行列のできる餃子屋さん、実は初めて見たかもしれない。と言うか、餃子が美味しいラーメン屋とか中華食堂は知っているけれど、餃子の専門店はあまり身近に見たことがないかもしれない。新鮮だ。

餃子の街は、至る所に餃子が溢れていた。宇都宮駅には餃子像(餃子の皮に包まれたビーナスがモチーフなのだそう)、人で溢れる餃子通りには青空の下に餃子の横断幕、餃子のフォトスポットには列ができているし、電柱や、標識などにももちろん餃子。
餃子マンホール
ビルを突き抜ける餃子のウォールアートもある
1958年(昭和33年)に開店した「宇都宮みんみん」の本店は、わたしたちが着いた時には、並ぶことすらできず受付終了。持ち帰りの列でも50分待ちだった。
わたしのイメージでは、2、3軒餃子はしごをして、ビールを飲んで、なんて思っていたのだけれど、いやいや甘かった。どこのお店も大行列。宇都宮の観光産業の一角をしっかりと担う餃子通り。




しっかり並び、まずは「豚嘻嘻(とんきっき)」でビールを飲みながらスターターの餃子。そして再びしっかり並び、「正嗣(まさし)」の餃子を青空の下で食べる。まさか外で食べるとは思わなかったけれど、餃子イベントと思えば楽しい。
個人的には正嗣の餃子が好み。生姜が効いていて、すっごい美味しい。
そしてすごく安い
もう1軒!……行きたかったけれど、ここ最近ないくらいお腹がいっぱいで、もう1軒は無理だった。パンパンのおなかを抱え、宇都宮をふらっと歩いて家路についた。
立派なイチョウ
まだおなかいっぱいー