ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

どうなるかなーな重慶のフォトジェニック系書店|鍾書閣

2013年に上海からスタートしたフォトジェニック系書店のパイオニア「鍾書閣」は上海拠点のデザイン事務所が店舗設計を手がけていた書店チェーンで、中国の大都市を中心に展開している。重慶にも店舗があるということで行ってきた。(上海店についても書いたと思ったんだけれど見つからなかった。ということは書いてないのかな)

鍾書閣のアイコン的な幻想的なデザインがかっこいい。

他にもキッズスペースや、それぞれ分野ごとに分かれた部屋が続いていて、蔵書数はけっこうある。中国で人気の東野圭吾ももちろんあった。わたし未だに東野圭吾の本を読んだことがないの。映画は何本か見たんだけど。読んでみようと思いつつ、未だに手を出していない。

カフェもあった。のんびり座れるスペースもいっぱいあった。

紅色系の書架を発見。これはきっとアレにちがいない。

キンペー氏シリーズとか、我祖国的な本がいっぱい棚だった。

ああ楽しい。・・・のですが、ここもちょっと残念書店だった。何が残念かというと、SNS時代にはもちろん良さげなのだけど、ちょっとね、本屋としてのクオリティはイマイチだった。書架の上の方はダミー本だったし。

なにより入居しているこの商業施設がやばかった。稼働率2割いってないんじゃないかな。上海もだけれど、商業施設の空室率が危険水準なのは重慶も同じみたい。

なかなか暗いので、本屋に辿り着くまでほんとにドキドキした。本屋の向かいの元テナントにいたってはこんな感じに。

カラフルだけれども・・こわいー

どうなるかな、重慶店。