「日本で唯一」とか聞くとつい寄り道したくなる。
能登半島ドライブをしようと思い立ち、前の晩にざくざくと能登半島を検索していたらふたつの「日本で唯一」を見つけた。ひとつめは「日本で唯一」波打ち際をドライブできるところがあるらしい。
大学生のころ、友だちと海に沈む夕焼けを見ようと日本海へドライブに行ったら砂浜で車がはまってしまってJAFのお世話になったことがあるので、海岸を(文字通り波打ち際を)車で走ることができるなんて、にわかには信じられない。
千里浜なぎさドライブウェイ
この地図(わたしの予定ルート)でいくとAのあたり
ほんとに波打ち際を走れる
全長8キロもあるドライブウェイ兼砂浜
こんなところがあるなんて知らなかった。夕日も綺麗みたいだし、釣りをしている人がいたり、車止めてぼーっとしている人がいたり、基本的にとっても自由な砂浜ドライブウェイだった。海が荒れたときはさすがに通行止めになるらしい。ワイルド。
公式にはライブカメラも!
もうひとつの「唯一」は上のマップのE。能登半島のほんとうにはしっこのはしっこにあるらしい。最先端、はしっこ好きにはたまらない。このはしっこロケーションのおかげで、海から昇る朝日も、海に沈む夕日もこの岬から見えるそう。
禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい)
「唯一のもの」は灯台のこのプレートらしい(見えないので寄ってみる)
日本で唯一「菊の御紋章」がついている灯台
菊の紋章がついているからなんなんだ・・なのですが、なんにせよ菊の紋のついたプレート(ちなみに文字は「明治十六年七月十日初店頭」とある)が付いているのはここだけなのだそう。菊の御紋のいわれは諸説あるのだけれど、これぞというのはわかっていないらしい。
参照:燈光 、公益法人燈光会会報、第60巻・第6号、2017年9月発行
この燈光会とは、灯台のことを専門的にいろいろやる団体らしい。設立は歴史ゆかしき大正4年。世の中いろんな団体があるのですね。
さらにこの禄剛埼、日本列島の真ん中なのですって。
日本の中心って他にもいくつかあった気がするけど、ここらしい。