福建省の山の中にある集合住宅(土楼)。今日の土楼は(ブログはこれで最後の予定だけれど)最古の土楼。世界遺産に登録されている46の福建土楼の中で一番古いのが、裕昌楼(Yuchanglou/ユーチャンロウ)。1308年建造。鎌倉幕府の後期ですね。
裕昌楼はすごく大きくて、5階建で部屋数が269もある。微妙に半端な数が気になる。すごく大きいのでわたしのiPhone XRではどこからどう撮ってもちゃんとはまらなかった。
700年までで数えるのストップ
前回のブログでは「四菜一湯」というニックネームのついた土楼でしたが、こちらは「東歪西斜」と呼ばれている土楼。文字通りに読むと「東が歪んでいて、西が斜めになっている」なのですが、要はあっちこちが歪んでいるという意味。
最大傾斜は15度
集合住宅なので入り口に番地プレート
真ん中にあるのはお祈りをするところ
1階はお店やみんなの台所
このふたりが見ているのは
お餅をついている夫婦(いい顔)
上は居住エリア
お茶屋さん
すごく大きいのこっちは日陰側
本当に大きいのでわたしのへなちょこ写真ではいまひとつだけれど、上手な人の写真や、上の階からの写真や、ドローンで撮った写真を見ると、写真だけでもおおおおとなる。
270近くも部屋がある巨大住宅なので、みんなが生活するために井戸も引かれている。上階の居住部屋には引けないので、生活用水は全て1階。井戸が22個もあって、これももちろん福建土楼の中で一番多い。
泊まってみたいなあと思うけれどもちろん朝起きても部屋で顔も洗えない。ここに住んで水道の順番待ちをしたりする生活を想像すると・・ちょっと震える。
もちろんマオ氏もいる