ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

西表島ドライブ|123456789とかいろいろ

via: 竹富町観光協会

2月に西表島に行ってきた。島のほとんどがジャングルで、東洋のガラパゴスとも呼ばれる島。天然記念物の「イリオモテヤマネコ」が生息する島として、その名前は子どもの頃からしっかりと記憶に刷り込まれている。

南の島の中でも、リゾート満喫系というより、マングローブの森やジャングルでトレッキングとカヌーを楽しみ、水牛に乗って島へ渡り、夜は満点の星空を見上げて乾杯、というアクティブ系が王道のよう。

アクティブ派ではないので、車で一周ぐるっとできたら十分。奇跡的にイリオモテヤマネコに出会ったら300点くらいに思って西表島にやってきた。

結果、ぐるっと一周はできなかった。

午前中に船で石垣島から西表島につき(石垣島から船が着く港は2つあり、私たちが着いたのは大原港)、島が大きいのでレンタル自転車ではなく車が良いということは確認していたので、前の日にレンタカーを予約していた。車を借りに行くと、車のキーと一緒に手書きのかわいいドライブマップをもらい、見てみると

via: 八重山ブログライター

こんな風に(マップがわかりやすいのでお借りしました)西表島の車が走れる道、県道215号線、別名「白浜南風見線」は島をぐるっと一周していなかった。

これという理由はわからなかったのだけれど、きっとジャングルすぎるとかそういうことで、島を一周する道路を作ることを断念したようだ。

一周はできなかったけれど、赤い線の215号線を、大原から地図下のはしっこ南風見まで一旦行き、上の端の白浜まで行って、また戻ってくることにした。片道60分くらい。気になったところに寄り道しながら、夕方の最終の船が出るまで1日ドライブ。

南の方にはヤマネコ発見の地がある。おおここが!と大興奮で見ていたけれど、途中で寄ったイリオモテヤマネコの保護活動の拠点でもある西表野生生物保護センターで、さっき見たのは「ヤマネコ発見の地」で、「イリオモテヤマネコ発見の地」は道路がつながっていないエリア「船浮」にあるとのこと。

県道の西の終点白浜にある白浜港からフェリーで10分くらいのところ。ふたつの島の間を抜けたところらしい。残念なことに、ここまでくる途中に寄り道をしすぎて、船浮まで行って戻ってきたら、石垣島への最終に間に合わないみたい。帰りの船を上原港発にしておけばよかった。

思いつきで動いていると時間が足りなくなったりする・・。また西表島にくる理由ができたと思えばいいか。次に来るときは船浮を中心に考えよう。

イリオモテヤマネコ発見の地にも行けなかったし、本物のイリオモテヤマネコに遭遇することも出来なかったけれど、浜辺で見た足跡がイリオモテヤマネコのじゃないかなと思っている。

ラッキーなことにカンムリワシを見ることができたし、野生化した孔雀も見た。珍しいところでは、子午線モニュメントなるものがあった。

日本で唯一、子午線が123456789と数字並びになる、東経123度45分6.789秒の場所なのだそう。なかなかの希少っぷり。