南部たびは南城市。北からクルマでやってきて、南城市の知念のバケーションハウスに泊まる予定ですが、そのあたりに夜にクルマを置いてごはんを食べ(または飲み)にいける場所があるのかがわからない。もうひとつわからないのは、夜の住宅街のざっくりした住所の、ざっくりとした区画の普通のお家(バケーションハウス)を見つけるなんて姉さんたちにできるか。たぶんできない。
そんなわけで北部たびでの経験を活かし自力でくることを諦めた姉さんたちは、那覇でごはんを食べ(または飲み)、ふらっと寄った占い屋さんで話し込みサイコーに楽しい気分になり、代行で南城市の知念にやって来た姉さんたち。
ちなみに、占いでは長生きを宣言された友だちと、玉の輿を宣言されたわたし。・・今から玉の輿なのか?夫が眠れる埋蔵金でも発見するのだろうか。
姉さんたちの南の目的地は久高島。友だちから教えてもらって初めて知った久高島。どんなところかと検索すると「選ばれしものしか上陸できない島」「神の島」「行ってはいけない」とか、なかなかパワフルなワードが並ぶ島。姉さんたちは島に選ばれるのか。
島への道のりは激しい(高速船)
高速船に野鳥がぶつからないようの心配り
久高島に無事到着(選ばれし姉さんたち)
電動トゥクトゥクに乗って聖地ハビャーンへ
我らのイエロートゥクトゥク
東方の海の彼方にある神々が住む理想郷ニラーハナー(ニライカナイ)からやってきた始祖女神「アマミノキヨ」が最初に上陸した場所とされるのがハビャーン。
聖域とか聖地とかが昔話ではなく、2023年の今もあたりまえの日常として語られている久高島。「聖地につき遊泳禁止」とかかっこいい。
神様は神様なんだけど、無業息災・家内安全とかいわゆるお願いごとをするような神じゃなくって、もっともっと太古からの大地とか、海とか、空とか、そういう神。
ここに立った時の気持ちの良さは過去イチ
島の不思議体験とか、祟り体験とか、安室奈美恵が来るとか、検索するといろいろ出てくるのでどんなところだろうと思って少しドキドキしていたのですが、島の気持ち良さ感は半端なかった。友だちの晴れオンナパワーにも感謝。なんにしてもネコさんと女性客の多い島でした。次は泊まりで来る!
そして、久高島に来たらここにも寄らなければ行けないという、琉球最高の聖地と呼ばれる世界遺産「斎場御嶽」(せーふぁうたき)にも行ってきた。
そして、斎場御嶽に行ったのなら必ず寄るべし(わたし情報)なのが
画像はこちらから → 琉球銘菓 三矢本舗沖縄 公式HP
右上の限定商品のタピオカ粉を使ったサクッともっちり「琉球三谷ボール(通称:ドラゴンボール)も売り切れていなければ食べられる!でも今回わたしは黒糖サータアンダギー(友だちはドラゴンボール)。「幻の味ブルース」も相当気になる。
いざ琉球最高の聖地へ。平日だからなのかガイドサービスがお休みでした。代わりにではないけれど、説明ビデオ上映を2箇所でがっちり見た。このビデオ、よくある観光協会制作の手作り感あふれるビデオではなく、かなりプロな作品だった。さすが世界遺産。
沖縄の御嶽(うたき)とは琉球神道における聖域のことで、島や地域によって「おん」とか「わー」とか呼び方がある。その聖地の中でもトップがここ斎城御嶽。琉球王国時代、王府が直接管理し、国の祭祀や行事が行われたのだそう。
その祈りの場が下の写真たち。かなりワイルドなだけど聖地。
左上:大庫里(うふぐーい)右上:寄満(ゆいんち)左下:三庫里(さんぐーい)右下:聖なる壺
ちなみに、聖なるツボの名前はシキヨダユルアマガヌビー(左)とアマダユルシカヌビー(右)。すごい名前。
海のかなたに神の島、久高島を望む
久高島と斎城御嶽、いにしえの神々と交流した(してない)姉さんたち。心も体もピッカピカになりました。きっと脳細胞が生まれ変わったのか、気持ち的には10歳くらい若返った感じ。
関係ない話だけれど、島内ではほとんど車の必要のない久高島。島内では必要ないけれど、本土は車社会なのでみなさん車は所有しているそう。本土に行くたびにフェリーに車を乗せるわけにはいかないので、マイカーを安座間港の駐車場に停めているんですって。なるほど。どうりで安座間港発の朝イチの高速船だったのに、港の駐車場がけっこういっぱいだった。
沖縄ってほんとステキ。友だちは住む気まんまんなので、観光客というよりも物件探しをする姉さん感むんむんだった。わたしも近所にバケーションハウス借りようかな。