今回の北部たびは、今帰仁村と本部町。
「今帰仁村」の読み方、何度覚えようとしてもすぐ忘れちゃう。「ナキジンソン」と読む。「むら」ですらないところもトリッキー。ジョンレノンのイマジンと覚えるんだけど、結局で、何じん?となる。
古宇利島(こうりじま)のハートロック
今帰仁村の古宇利島は一周15分ほど。喋りながらドライブしてたら通り過ぎた。途中でUして戻ったんだけど喋っていたらまた通り過ぎた。友だちとドライブって忙しい。
左側がハートロックなのだけれど、ふたつが重なってもハート、いい角度で見るとふたつの間に逆さハート、3つのハートがあるハートロック。とはしゃぐ姉さんふたり。
古宇利島に行った時はちょうど太陽が雲に隠れていた。この前来た時もちょうど雲が出ていたので、次に来た時こそお日様の下で古宇利島大橋を走りたい!
グスクのガイドさんの北部愛が熱かった。今帰仁城の方が首里城よりすごいぜ的な。
一番記憶に残っているのは、沖縄北部から奄美大島にかけて生息している聞く不思議な声で鳴く「オオシマゼミ」の声がすごかったこと。電子音のような声で、しかも爆音。
なのですが、友だちに「これ何の音?」と言われるまでわたしの耳には全くその音が入ってこなくて(ほんとに爆音なのに)びっくりした。言われてからはその音しか聞こえないくらいだったのに。
これって聴覚じゃなく知覚のはなしだと思うけど、人の認知能力ってほんと不思議。人体の不思議を体感しました。・・姉さんの耳が変なのか。
あぐーと沖縄料理の白年古屋「大家(うふやー)」
北を走りながら「沖縄料理 おいしい」からの写真検索でヒットした「大家(うふやー)」で食べた沖縄そば。三枚肉のチャーシューの味と硬さ(柔らかすぎない好みの柔らかさ)も絶品だったし、スープも飲み干したいくらいのいい味。
備瀬のフクギ並木
数年前に来た備瀬にもまた来た。フクギの道を歩くのはほんと至福の時。夜は真っ暗で怖いけど。前回泊まった古民家にまた泊まりたかったのだけど、予約がいっぱいだった。残念。で、同じエリアのちがうところに泊まったんだけど、これはこれでまた行こうと思うところだった。わかりにくくてたどり着くのは大変だったけど。
道がわかりにくくて大変なのか、暗い中でスマホのマップを見ること自体フィジカルに難しくなってきたのか、おそらく後者だろうということに気がついてちょっとせつなくなる姉さんたち。
古宇利島でハートロックへの曲がるポイントを見落としたのも、喋っていたからだけじゃなく、姉さんたちの情報収集能力が衰えているだけではないのだろうか。もうちょっと前だったら喋りながらでもいろんな情報を見落とすことなく見ることができていたんじゃないか・・な。
目のピントが合わせにくくなってきて、情報はピントの合わせたものしか入ってこないお年頃の姉さんたち。
若い頃、この年代の人たちってなんでバタバタしてるんだろうと思っていたけれど、きっと老化的な問題で注意力が散漫になっていたり、小さな文字が見えなかったりの結果、バタバタしてたのかなということに気がついた。
ちゃんや〜
こちらもふたたび様の「ちゃんや〜」。元のお店から徒歩5分くらいのところに移転していた。あぐーの鉄板焼きセット。前も感動したけど、今回も感動した。脂多いお肉無理っと思うんだけど、食べてみるとまったく全然油っぽくないの。
お肉も美味しいし、海ぶどうとかソーミンチャンプルーとか、みんな最高。それらと一緒に冷え冷えのグラスでいただくビールもサイコー。毎日食べられる。
備瀬ってほんと静かで、この並木道を出て30秒も歩けばずっと海が広がっている。台風は大丈夫なのかなと思うけど、ここに植っている2万本のフクギたちが、台風からみんなの暮らしを守ってくれているらしい。
ここで暮らしたい。年の半分くらい。いいよね、いいよね。何かにつけて引退後の計画を妄想し始める姉さんたち。