福建省 廈門(アモイ)へ2泊3日のひとり旅。初日は世界遺産のコロンス島(鼓浪嶼)へ行ってきた。泊まっていた場所もアモイ島という島ですが、こちらは本土と橋でつながっている。コロンス島(地図の赤いマークをつけたところ)はアモイ島西側の小さな島。アモイ島からはフェリーで20分くらい。(朝晩と帰りの便はアモイ市民専用の港もOKなので10分くらい)
ちなみに、西側にある大きめな、地名に「金」がいっぱいついている島は金門島という島で、ここは台湾。ここもアモイからフェリーで日帰りできます。もう1日滞在できていたら金門島も行きたかった。
コロンス島はかつての外国人居留地で、日本の他、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガル、オランダなどいろんな国の領事館があって、コロニアル、新古典主義、アールデコ・・さまざまな様式の建築物が建てられていて、歩いているだけでひたすら楽しい。
写真スポットに群がる人々
泊まることのできる建築物もいっぱいある
この小さな島(といっても人口は約2万人)は車両の規制があり、車もバイクも走っていない。商業用の車も走っていない。車とバイクだらけの中国に、そんな場所があったなんて。商業者はもちろん、工事の人たちも車が使えないので手押し車を使っている。
結構大変そう
コロンス島は「ピアノの島」とも呼ばれていて歩いているとピアノの音が聞こえたりする。ピアノ博物館もあり、行ってみたら改修工事中で入れなかった。
音楽関連といえば、4月に横浜での公演を控えている台湾出身でアジアのスーパースターJay Chou(周杰倫)の「晴天(Sunny Day)」の歌詞が書かれた壁が写真スポットとなっていた。MVで使われているのか、ドラマとか映画の主題歌だったのか、そのあたりはよくわからなかったけれど、かなりの人がここで写真を撮っていた。
晴天墙|Sunny Wall
島の至る所が撮影スポット
電気関係のボックスアートが可愛かった
トンネルと坂道と階段と不思議な区画でできている島
裏道コレクション
古い建物を眺めたり、裏道に入ったり、細い階段を登ったり、誰もいない見晴台のようなところに出たり、賑やかな子どもの声のする学校を覗いてみたり、どんどんと細い道、細い道と歩いているうちに、やや迷子になりかけた。
廈門の裏道はほんとにトラップ。コロンス島だけじゃなくこの後市内に戻ってからも好奇心に背中を押されて一歩裏道にはいるとあっという間にどこかわからなくなっていくのが楽しかった。でもちょっとするとヒヤヒヤしてくるんだけど。
やばいかなあと思っていると、どこからかネコさんたちが現れたりして癒されました。
ネコさんいっぱい(犬さんもいます)