ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

ほぼ立ち退き完了の北京東路|おさんぽ上海

 

上海には中国の地名がついてた通りがたくさんあります。中国の首都の「北京」と名のつく通りもあります。日本は「東京通り」とか「大阪通り」がある都道府県ってあるのかしら。上海の北京路は、東路6.7キロ、西路2.2キロ、およそ9キロほどの通りです。

目的があったわけではないのですが、観光地の外灘(ワイタン)のちょっと裏側を歩き始めたところから、おさんぽがてらぷらっと北京東路を歩いてみました。東側から西に向かって歩いていきます。

上海の宅配サービスの最後の1キロはこんな感じで運ばれている

大通りの電線は地下に入っているところも多いけれど、電線の最後の数十メートルは結構カオス

研究所ではなく、門に貼られている「外灘街道外山北委員化居員会」という居住区の入り口

小区の中にはアパートがいっぱいあります

北京東路と並行しているのは蘇州河(Suzhou he)

北京東路の1本裏に続く長屋ストリート

上海冬の風物詩(肉干し)

北京東路の真ん中あたりから西側は

廃墟が続きます

立ち退き完了

北京東路の西のはしっこ
「胡慶餘堂(Huqingyutang /フーチンユータン)」という老舗の製薬会社。ここは開いていましたがビルの他のテナントは立ち退き済みでした

上海に引っ越してきた2018年には、すでにいろいろなところで小区単位の立ち退きが進んでいて、この北京路界隈もそのひとつのようです。今も上海のあちこちで小区毎での開発が進んでいるところがあるので(ゼロコロナ期間のせいで開発計画は大きく遅れていると思うけど)こうやって立ち退きの完了したところは今後5年から10年くらいで新しい区画となって生まれ変わるのでしょう。きっと。

通りの前半でふらふら歩き過ぎたせいで、通りの後半力尽きてしまいました。ほんとはこの廃墟ストリートこそ裏道も入ったらよかった・・。

この日歩いた北京東路はピンクの通り。大きな川(黄浦江)の方から西に向かって歩きました。ピンクの先からは西路になります。西路に入って1つめのビルが、コクヨの上海オフィスでした(大きかった)。

上海市内の全区をおさんぽしてみる!とか、地下鉄全線制覇してお茶してくる!とかをやってみようかなという衝動にかられるのですが、楽しくやるには2500万人都市となるとちょっとサイズ感がアレすぎですよね。数10万人〜300万人くらいまでだと達成感ありそうなんだけど。

何か思いつくまではちょこちょこおさんぽを続けていこうと思います。