ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

神田まつやでブログ納め

 

30日、一足早めに年越し蕎麦をいただきに神田まつやへ。神田まつやは1884年(明治17)創業の老舗お蕎麦屋さん。

お昼をずらして2時くらいに行ったのだけれども、同じことを思っている人はいっぱいいてものすごい並んでいた。X見ると今日は3時間とか並んでいる。

地元の方であろう方が(一年で一番混む年末に寒いなかわざわざ並ぶ気が知れない、は〜っ)みたいな顔で自転車で通り過ぎる。気持ちはわかる。でもなんとく神田まつやに来たかったのだ。

ビルとビルの間にまつや

入り口の「受聞新便郵(郵便新聞受)」がかわいい

雰囲気のある店内

夜中に腕つってるんじゃないかしら、心配

神田まつやは、「蕎麦は2、3回咬んで飲み込むのが男の作法」と書いた、蕎麦好き江戸っ子作家の池波正太郎が大晦日に行く蕎麦屋というエピソードが有名だけれど、個人的には2016年に映画のプロモーションで日本に来たトム・ハンクスが神田まつやを訪れ、周りのお客さんと一緒に撮ったテンション高めの自撮り写真をSNSにアップしたときの方が印象的なエピソード。 その時のインスタ→ Tom Hanks | Rocking Tokyo with my crew. Hanx. | Instagram

さすがに年末の神田まつや、いろんな人がいた。隣りの昭和初期っぽいおじいさんはビールからはじまりお銚子2本を味噌玉をアテに飲んでからのごまそば。目の前の頭のてっぺんから指先までびっしりタトゥーをいれた平成ガイはカレー南蛮からのもりそば。ひとり蕎麦を嗜む外国人(在住者か観光客かはわからず)もいる。みなさんそれぞれの1日早い年越し蕎麦を堪能されていた。

わたしは天ぷらそば

冷たいお蕎麦を食べるつもりだったのだけれど、外で40分並んだらもう絶対あったかいお蕎麦じゃないとな気分に。海老天のエビはぷりっぷり、江戸らしくごま油で揚げた香り高いお海老さまだった。

昨年12月31日のブログを見ると「来年はもう少し(ブログを)書きたい、書こう、書きます。」と書いていた。毎年同じことを思っているけれど。どうだったかなと思うとこの昨年より30記事ほど、月平均では2.5記事増えた。微増といえば微増だけれど、2012年の12月にアメブロでブログを書き始めて以来一番多くブログを開いたことになる。これは大変よくできましたということにしておく。

どうでもいいような話ばかりのブログですが、今年も当ブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございました。また、本日たまたま開いてくださった皆さまもありがとうございます。

来る年が、皆さまにとって心暖かい1年になりますように。