ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

仙台の高いところから

 

「仙台すっごい寒いから、なめた格好でこないようにね。ほんとに寒いからね」仙台に行く予定の前日、母から脅しのようなメールがきました。前回帰った時があまりにも寒く、ぶうぶう言い過ぎたので先手を打ってきたようです。実際は思っていた以上にずっと暖かかったです。

 

この日の仙台はくもり時々小雨。駅で遅めのお昼を食べ、実家に行く前に少しお散歩。なのですが、この日は「みちのくYOSAKOIまつり」が開催されている週末で、街中ががざわざわしていました。仙台では、団体で演じるこういうものはYOSAKOIと、すずめ踊りの2つがあります。個人的な志向としては「YOSAKOI」よりは「すずめ」派です。

 

めぼしい観光スポットは見尽くした感のある今日このごろ、はっと思いついたのは「高いところから仙台を見てみたくない?」でした。といっても仙台なので、そんなに高いところがあるわけではないのですが、行ってみます。今回登ったのはこの3つ。

 

仙台の高いところ

 

f:id:pucayu:20171015112035p:plain

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sendai_Trust_City_under_construction_viewed_from_Sendai_castle_1.JPG


37階 ウエスティンホテル仙台(右)

ここをカウントしていいかはちょっと微妙ですが、展望台ではなく、眺望のあるスペースと申しましょうか…。随分久しぶりに行ったので、怪しい記憶をたどりつつ、怪しい動きの侵入者になってしまいました。

 

まずエレベーターで26階のレストランとラウンジがあるフロントフロアまで上がり、宿泊客、もしくは高級日本料理店「一舞庵(いちむあん)」でお昼ご飯を楽しむ常客の顔をし、フロントをスルーして客室専用エレベーターに乗り換え37階まで。日本料理屋の隣のバンケットルーム前にあるウェイティングスペースが、眺望スポットです。

 

……が、ブラインドが降りてる?というくらい真っ白な外。霧?ブラインド?全く何も見えませんでした。

 

住友生命中央ビル SS30(エスエス・サーティー)展望フロア (左)

f:id:pucayu:20171015141409j:plain

 

エレベーターでぐいぐい。心なしか霧も晴れてきました。東北初の100m越えの高層ビル(1989年竣工)です。30階にレストランやバンケットルーム、そしてこの無料展望台があります。現在でも東北地方トップ3にはいるそうです。ちなみに1位はこのエレベーターの外に見える、先ほど訪れたウェスティンホテル

 

30歳のお誕生日はSS30のレストランでお祝いをするとか、カップルでここに訪れると別れるとか、どこの都市にもありそうな話がここSS30にもあるのですが、SS30でお誕生日を祝った友人も、別れたカップルも今のところ存じ上げません。

 

パン・弁当等の飲食は遠慮してくださいとのことですが、飲料水についてはOKだそうです。

 

f:id:pucayu:20171015143400j:plain

 

 AER(アエル)展望テラス

f:id:pucayu:20171015112041p:plain

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:AER_from_south-southwest_2010-06-02.jpg

 

最後は仙台駅に隣接するアエルの展望テラス。こちらが現在東北トップ2だそうです。今回行った3つともそうですが、仙台の高層ビルはそれほど高層でもないため、とくに観光スポットというほどでもなく、ものすごく夜景が美しいというほどでもなく、ましてやどよんとした天気でしたので、どこもガラガラでした。ちなみにどこも無料です。このアエルだけは駅に一番近く好立地のため、高校生カップルがちらほら。高校生って可愛いですよね。

 

f:id:pucayu:20171015145804j:plain

 

先ほどまでいたSS30(左)とウエスティンホテル仙台(右)です。お天気悪いですね。今年の夏、仙台は36日連続で雨が降ったとか。恐るべし。

 

f:id:pucayu:20171015151527j:plain

真ん中のチューブがアーケード

 

f:id:pucayu:20171015151611j:plain

新幹線の線路(青森方面)

 

仙台の人しかピンとない景色だと思いますが、なになにあそこのビル取り壊してる!とか、あそこのデパートが廃墟のよう!など、個人的には驚き満載。

 

驚きと言えば、この後仙台駅東口のタクシー乗り場から実家に向かったのですが、東口にあったZepp 仙台(ライブハウス)が跡形もなく消えていたことにびっくり。それを話したら「そんなのずっと前の話よー」と逆にびっくりされました。

 

駅にぴったりと隣接した非常に立地のよいライブハウスでした。(そもそもJRからの10年間契約の借地だったそうです)ライブが終わってその日のうちにそのまま新幹線で東京に帰るアーティストも多いので、新幹線の改札付近でのアーティスト遭遇率も高かったです。

 

仙台泊予定のアーティストの時には、Zepp裏の一般駐車場に車を入れておき、車内で出待ち、そのまま車でホテルまで追跡…(よい子はマネしてはいけません)なんてことも。懐かしいですわ。まさかクローズしてもう5年も経っていたとは。びっくり。

 

ちなみに…… ゾーン30 in 日暮里 他

 

ちなみに、なんですが、前回のブログのこちらの写真についてです。 

f:id:pucayu:20171003223538j:plain

ゾーン30

 

ブログにコメントやスターをいただき、ありがとうございました。いつも嬉しい気持ちでいっぱいです。

 

さて。先日見かけたこのゾーン30の標識「やだーんなにこれー、日本にもあったー」と思いつつ、わたしだけが知らなかったのかと思いきや、他にも何コレと思われた方もいらっしゃったようでして、「ですよねー、知らないですよねー」と急に強気に方向転換したワタシ。

 

こちらの写真の撮影場所は、日暮里駅近くの床屋さんダルトンのところで見かけたものになります。

f:id:pucayu:20171005223314p:plain

barber ダルトン via google street view

f:id:pucayu:20171005223454p:plain

のここ

f:id:pucayu:20171005223923p:plain

ここです

自動車事故防止のために、1990年頃よりヨーロッパの都市部を中心に導入され、日本では2011年から。全国の市街地にある住宅地を中心に、指定区域内の最高走行速度を時速30キロに制限するもの。なぜ30キロかというと、30キロを境に死亡率が高くなるからだそうです。

「ゾーン30」について|警察庁Webサイト

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/seibi2/kisei/zone30/pdf/zone30.pdf

 

安全運転をこころがけますね。

 

ちなみに、この道は約1キロにっぽり繊維街。寒くなるこれからのシーズン、おうちでモノづくりに励む方も多いのか、どの生地屋さんも賑わっておりました。

f:id:pucayu:20171005231621j:plain

にっぽり繊維街

kinarino.jp

歩いていると見たことがあるような方が目の前に。 

f:id:pucayu:20171005233012j:plain

なぜヤクルト?

f:id:pucayu:20171005233219j:plain

末っ子の「あんどー」さん

見たことがあると思ったら、浅草橋の方達のご兄弟とのこと。

f:id:pucayu:20171006081346j:plain

浅草橋の次男「あすか」さん

 

ちなみに、この先には童謡「夕焼け小焼け」の歌碑があります。小焼け、こやけ?「こやけ」ってなんでしょう。

 

アイスランド、ニッポン、そしてキャット

 

たまにありますよね、という話

 

f:id:pucayu:20171003223821j:plain

 

夏にアイスランドの街中で「こちゃこちゃ盛り込みすぎー、アイスランドおもしろいー」と思って撮った写真。

 

f:id:pucayu:20171003223538j:plain

 

日本にも普通にありました。

 

自分が知らなかっただけなのに、やーんなにこれーと大騒ぎし、面白いものみつけたーと嬉しくなってひとしきり盛り上がった後に、実はみんな知っていた、普通のこと、一般常識だった……と後になって気がつくこと、たまにあります。

 

左利きによくあることですが、地下鉄の改札でクロスして手を出すのでちょっとゴタつくことがあります。そしてその左手に握られているのがパスモ(東京の地下鉄のICカード)じゃなくスマホなこともしばしば。つい先日はハンカチでピッとして改札を出ようとしました。もちろん出られませんでした。たまにあります。

 

お財布を忘れてランチに行き、お会計の時に一瞬固まった後、パスモ入れの中に常備している緊急時用1000円札に助けらることがたまにあります。スーパーに寄って、お財布を忘れたことに気がつき、緊急時用1000円札の助けだけでは足りず、レジの方に「お財布わすれちゃって…すみませんゴニョゴニョ……」と引きつった笑顔で伝え、スーパーを逆回りしてカゴの商品を一つずつ戻す。たまぁにあります。

 

f:id:pucayu:20171003225356j:plain

 

近寄っても逃げないのに、絶対にカメラをちらりともみてくれないネコ。これはわりとあります。

 

 

夜のはじめ頃の谷中さんぽ

 

ノーベル賞の発表も始まって気がつけば10月。夜の訪れが随分早くなってしまいました。夏はもう戻ってこないのでしょうか。切ないですが、ここからは秋冬春の好きな方々が楽しむ時間ということで、わたしは来年の夏まで我慢します。

 

夜のはじまり、谷中のあたり。あとは帰るだけですが、ここまで来たらあれを見てみたい。横チン (id:yokobentaro)さんのブログ「涅槃まで百万歩」にしばし登場する谷中のシンボル「みかどパンのヒマラヤ杉」をこの目で見てみたい。

 

f:id:pucayu:20171001200210j:plain

 

こちらが谷中の三叉路に立つヒマラヤ杉です。ひたすら大きい杉。大きく育つからヒマラヤと命名されたのでしょうか。

 

f:id:pucayu:20171001231059j:plain

 

戦前に植木鉢で植えた杉が、100年近くの時を経て、こんな巨大な大木に成長したそうです。杉の鉢植えとは。戦前は杉で盆栽でもしていたのかしら。

 

f:id:pucayu:20171001231402j:plain

 

近所の門の下にネコ。 しばらく見ていると、子ネコと若い母ネコか、姉妹か、二匹の可愛い子たちが一緒に出てきました。写真を試みるも、真っ暗な写真しか撮れず。なんどもチャレンジして撮れたかな?と思ったら、

 

f:id:pucayu:20171001232021j:plain

 

しゃああああああああ!化けネコ!?

 

びっくりしました。夜のはじめの頃のさんぽは、スリリングで楽しかったです。

 

 

 

 

今日こそ、おそばです 浅草・上野

 

お昼はおそばを食べに行こう。ん、デジャブ?最近お休みの日に頻繁にこのフレーズを耳にしているのですが、久しくおそばを食べていない気がします。今日こそは、と浅草の老舗そば屋、「並木藪蕎麦」に向かいました。

 

藪蕎麦(やぶそば)と言えば、江戸時代から美味しい蕎麦屋の代名詞だったようです。万が一そばとうどんが戦うのであれば、迷いなくうどんに加勢しますが、それとは別に、若い頃から蕎麦屋をステキに使う女性に一種の憧れのようなものを抱いていたのも確かです。うどんには憧憬…しない。

 

同時に(一部の)蕎麦屋の敷居の高さや、蕎麦うんちくの語り部のちょっと鼻に付く感じが気にもなり。…だったのですが、そんなことも全く気にならなくなるものですね。もしくは自分がうんちくを語りたがる側に行ってしまったのでしょうか。並木藪蕎麦に着きました。

 

f:id:pucayu:20170930125355j:plain

行列

 

並びすぎじゃないですか?いつになったらお蕎麦が食べれるのでしょう。こんないい感じにじらっとした天気の下に長時間並んだら日に焼けちゃいます。ちょっとぷらぷらして時間をずらしたら待たずに入れるかしら。それにしても、この字、すごいですね。

 

f:id:pucayu:20170930130017j:plain

「ぶ」

 

単発で出されたら読めないと思います。気を感じる字面ですね。このあとお店を離れ、前回のブログの浅草地下街見学に出かけたのです。浅草地下街散歩からお店に戻ったのですが、それこそデジャブのような行列。列が短くなるどころか、伸びていました。お腹すいた。

 

いつもならここで違うお店を探してしまうのですが、今日は違います。本日は、お蕎麦を食べにきたのです。地下鉄銀座線に乗って、上野に向かいます。日本で一番初めに開通した銀座線の浅草上野間。さきほど父ロボ (id:titirobo)さんのブログで拝見したのですが、手掘りなのだそうです。シャベルとツルハシで地下鉄を掘るってすごいですね。いろいろ大丈夫なのかしら。

 

日本最古臭の気になる銀座線に乗って上野に移動してきました。上野で向かうのは明治25年(1892年)創業の「上野藪そば」です。125年前、すごいですね。ちなみに1892年にハワイでマカデミアナッツの栽培が開始されたそうです。さて、到着。

 

f:id:pucayu:20170930134900j:plain

並んでますね

 

なんですかねえ。そばの日かなんかっだったのでしょうか。そばの日?もちろんあります、そばの日。毎月月末がそばの日だそうです。この日は月末でもなく。auの日?

 

お腹すきました。いつもでしたら別のお店を探すのですが、なんかもう…意地です。再び時間つぶしふらふらしてみます。夫はその間に靴を買い、わたしは上野のマルイのロフトでロフトアプリをいれることになりました。お気に入り店舗は上野マルイ店。上野もロフトもそんなに行かないんですけどね。時間つぶすってこういうことですよね。

 

f:id:pucayu:20170930140623j:plain

もうすぐハロウィンですもんね

 

f:id:pucayu:20170930140653j:plain

これとかね

 

こんなに時間つぶししたの久しぶりです。そんなにお蕎麦が食べたかったのかどうか、今となってはまったくわかりません。お蕎麦が来るまで穴子の白焼きとビールをお願いしました。すると「ごめんなさい、穴子、今日終わっちゃいました」

 

f:id:pucayu:20170930140745j:plain

ほんだら板わさで!

 

ビールが喉をくぐり、板わさがお腹にはいるころにはすっかりとご機嫌になってきました。お店の中には蕎麦を打っている音が心地よく響いています。蕎麦の手打ち、ちょっとしたエンターテーメントですね。とは言え店内の客に向かって微笑んだり、お辞儀をしたりするわけではなく、集中した面持ちで淡々と蕎麦を打ち続ける職人。何を考えながら蕎麦を打っているんでしょう。すごく知りたい。今日の夕食とか、この後本屋さんに行こうとか、普通のことを考えているのかしら。それとも何も考えず無の境地なのでしょうか。なんてどうでもいいようなことを考えているうちに、わたしのせいろがやってきました。

 

f:id:pucayu:20170930141214j:plain

  

控えめに言って絶品。大満足な夕方近いおひるでした。

 

 

浅草地下街 ー ディーパー・アンダーグラウンド、下町の下の街

 

地下街の回 もくじ

 

仙台ではない

地下街で思い浮かぶのは、札幌の地下街とジャミロクワイJamiroquai。彼らを日本で有名にした「ヴァーチャル・インサニティー/Virtual Insanity」という曲が、札幌の地下街に着想し書かれたという話です。壁?床?が動く狭い部屋の中で、ヴォーカルのJKが歌って踊るミュージック・ビデオに見覚えのある方もいらっしゃると思います。

 

彼らがツアーで行った冬の札幌で、街にはほとんど人がいないのに、地下に降りたら、そこにもう一つの巨大なニッポンが地下で動いていて、その狂気な感じに度肝を抜かれて作った曲とのこと。コーラス部分の最後にその片鱗が、 "Now there is no sound for we all live underground" 。Youtubeにもあがっている東京ドームのライブでもこの話をしています。

 

なのに!20周年の時に出したベストアルバムのJay本人の解説の翻訳によると、なにがどうなったのか「仙台の地下街」となっているんですよ。札幌の記憶が仙台にすり変わっちゃったのでしょうか。個人的には仙台でも全然OKなのですが。(仙台に地下街ないですけど)

 

 

横浜で大泣き

地下街とつながる一番古い記憶は、小さな頃横浜に住むおばのところに遊びに行った時のこと。その日はいろいろなところに連れていってもらい、たっぷり遊んだ最後に、横浜の地下街でみんなで食事をしました。

 

なんにせよ子どもなので、おとなしく座っていられなかったのか、食事が好きではない子どもだったからか、理由は覚えていないのですが「おトイレに行く!」とかなんとか言って、ひとりでレストランを出て行きました。

 

知らない街の知らない地下の街。わくわくして歩くも長くは続かず、戻ろうと思った時には、どこから来たのか、どこに戻ればいいのか、まったくわからなくなっていました。

 

迷子になるって本当に怖いですよね。どこかわからない。もう絶対お母さんに会えないかもしれない。死んじゃっても誰も気がついてくれない。考えられるありとあらゆる最悪の事態が、次々と襲ってきます。結果、大泣き。

 

今でも横浜、地下街、迷子、ギャン泣き…が連想ゲームのように時折浮かびます。

 

日本最古の地下街、浅草地下街

f:id:pucayu:20170927191841j:plain

 

2014年にそれまで日本最古の地下街だった銀座の地下街の最後のお店が閉店した後、現在の日本最古の冠をかぶるのが「浅草地下街」です。日本で三番目にできた地下街だそうです。写真でわかるかあれですが、むわわわわわ〜んという気のようなものが、地下から漂ってきます。いわゆる「普通の」地下街とは、どこか一線を画している、ちょっと異様な空気。これが日本最古の香りなのでしょうか。ちょっと覗いてみるとこんな感じです。

 

f:id:pucayu:20170927192918j:plain

ちら

 

最初からパンチの効いたお出迎え。おじさまの片手のグラスは、水…ですよね。わたしの好みかといわれると、ちょっとジャンルが違うのですが、ものすごくそそられることは確かです。端から端まで歩いてみようと思います。

 

f:id:pucayu:20170927194149j:plain

階段を降りるとすぐに地下鉄銀座線の改札

 

f:id:pucayu:20170927194311j:plain

むき出し感

 

f:id:pucayu:20170927194847j:plain

700円、一流技術者…お、おう。

 

f:id:pucayu:20170927195150j:plain

タイ料理屋さん

 

f:id:pucayu:20170927195201j:plain

お寿司屋さん

 

f:id:pucayu:20170927215735j:plain

駅より安いコインロッカー

 

f:id:pucayu:20170927220710j:plain

体が10分で…どうなっちゃう?!

 

f:id:pucayu:20170927221501j:plain

癒される

 

端っこまで写真を撮りながらでも5分程度、普通に歩いたら1分かからずとも通り抜けられそうな距離です。規模は小さいながらも、迫力のある地下街でした。

 

f:id:pucayu:20170927222018j:plainお気をつけください

 

f:id:pucayu:20170927222129j:plain

最近晴れていたのに液体が漏れています

 

f:id:pucayu:20170927223551j:plain

出てきました

 

ふう〜。途中からは焼肉屋の煙が白く充満し、苦しくて逃げるように地上に戻ってまいりました。地上からの距離以上に深い、ディープな世界。いつもは人ごみで息苦しく感じる浅草界隈ですが、地下からくると爽やかな草原のような風が吹いていました。

 

身近な別世界でした。