ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

アイスランド、ニッポン、そしてキャット

 

たまにありますよね、という話

 

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夏にアイスランドの街中で「こちゃこちゃ盛り込みすぎー、アイスランドおもしろいー」と思って撮った写真。

 

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日本にも普通にありました。

 

自分が知らなかっただけなのに、やーんなにこれーと大騒ぎし、面白いものみつけたーと嬉しくなってひとしきり盛り上がった後に、実はみんな知っていた、普通のこと、一般常識だった……と後になって気がつくこと、たまにあります。

 

左利きによくあることですですが、地下鉄の改札でクロスして手を出すのでちょっとゴタつくことがあります。そしてその左手に握られているのがパスモ(東京の地下鉄のICカード)じゃなくスマホなこともしばしば。つい先日はハンカチでピッとして改札を出ようとしました。もちろん出られませんでした。たまにあります。

 

お財布を忘れてランチに行き、お会計の時に一瞬固まった後、パスモ入れの中に常備している緊急時用1000円札に助けらることがたまにあります。スーパーに寄って、お財布を忘れたことに気がつき、緊急時用1000円札の助けだけでは足りず、レジの方に「お財布わすれちゃって…すみませんゴニョゴニョ……」と引きつった笑顔で伝え、スーパーを逆回りしてカゴの商品を一つずつ戻す。たまぁにあります。

 

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近寄っても逃げないのに、絶対にカメラをちらりともみてくれないネコ。これはわりとあります。

 

 

夜のはじめ頃の谷中さんぽ

 

ノーベル賞の発表も始まって気がつけば10月。夜の訪れが随分早くなってしまいました。夏はもう戻ってこないのでしょうか。切ないですが、ここからは秋冬春の好きな方々が楽しむ時間ということで、わたしは来年の夏まで我慢します。

 

夜のはじまり、谷中のあたり。あとは帰るだけですが、ここまで来たらあれを見てみたい。横チン (id:yokobentaro)さんのブログ「涅槃まで百万歩」にしばし登場する谷中のシンボル「みかどパンのヒマラヤ杉」をこの目で見てみたい。

 

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こちらが谷中の三叉路に立つヒマラヤ杉です。ひたすら大きい杉。大きく育つからヒマラヤと命名されたのでしょうか。

 

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戦前に植木鉢で植えた杉が、100年近くの時を経て、こんな巨大な大木に成長したそうです。杉の鉢植えとは。戦前は杉で盆栽でもしていたのかしら。

 

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近所の門の下にネコ。 しばらく見ていると、子ネコと若い母ネコか、姉妹か、二匹の可愛い子たちが一緒に出てきました。写真を試みるも、真っ暗な写真しか撮れず。なんどもチャレンジして撮れたかな?と思ったら、

 

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しゃああああああああ!化けネコ!?

 

びっくりしました。夜のはじめの頃のさんぽは、スリリングで楽しかったです。

 

 

 

 

今日こそ、おそばです 浅草・上野

 

お昼はおそばを食べに行こう。ん、デジャブ?最近お休みの日に頻繁にこのフレーズを耳にしているのですが、久しくおそばを食べていない気がします。今日こそは、と浅草の老舗そば屋、「並木藪蕎麦」に向かいました。

 

藪蕎麦(やぶそば)と言えば、江戸時代から美味しい蕎麦屋の代名詞だったようです。万が一そばとうどんが戦うのであれば、迷いなくうどんに加勢しますが、それとは別に、若い頃から蕎麦屋をステキに使う女性に一種の憧れのようなものを抱いていたのも確かです。うどんには憧憬…しない。

 

同時に(一部の)蕎麦屋の敷居の高さや、蕎麦うんちくの語り部のちょっと鼻に付く感じが気にもなり。…だったのですが、そんなことも全く気にならなくなるものですね。もしくは自分がうんちくを語りたがる側に行ってしまったのでしょうか。並木藪蕎麦に着きました。

 

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行列

 

並びすぎじゃないですか?いつになったらお蕎麦が食べれるのでしょう。こんないい感じにじらっとした天気の下に長時間並んだら日に焼けちゃいます。ちょっとぷらぷらして時間をずらしたら待たずに入れるかしら。それにしても、この字、すごいですね。

 

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「ぶ」

 

単発で出されたら読めないと思います。気を感じる字面ですね。このあとお店を離れ、前回のブログの浅草地下街見学に出かけたのです。浅草地下街散歩からお店に戻ったのですが、それこそデジャブのような行列。列が短くなるどころか、伸びていました。お腹すいた。

 

いつもならここで違うお店を探してしまうのですが、今日は違います。本日は、お蕎麦を食べにきたのです。地下鉄銀座線に乗って、上野に向かいます。日本で一番初めに開通した銀座線の浅草上野間。さきほど父ロボ (id:titirobo)さんのブログで拝見したのですが、手掘りなのだそうです。シャベルとツルハシで地下鉄を掘るってすごいですね。いろいろ大丈夫なのかしら。

 

日本最古臭の気になる銀座線に乗って上野に移動してきました。上野で向かうのは明治25年(1892年)創業の「上野藪そば」です。125年前、すごいですね。ちなみに1892年にハワイでマカデミアナッツの栽培が開始されたそうです。さて、到着。

 

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並んでますね

 

なんですかねえ。そばの日かなんかっだったのでしょうか。そばの日?もちろんあります、そばの日。毎月月末がそばの日だそうです。この日は月末でもなく。auの日?

 

お腹すきました。いつもでしたら別のお店を探すのですが、なんかもう…意地です。再び時間つぶしふらふらしてみます。夫はその間に靴を買い、わたしは上野のマルイのロフトでロフトアプリをいれることになりました。お気に入り店舗は上野マルイ店。上野もロフトもそんなに行かないんですけどね。時間つぶすってこういうことですよね。

 

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もうすぐハロウィンですもんね

 

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これとかね

 

こんなに時間つぶししたの久しぶりです。そんなにお蕎麦が食べたかったのかどうか、今となってはまったくわかりません。お蕎麦が来るまで穴子の白焼きとビールをお願いしました。すると「ごめんなさい、穴子、今日終わっちゃいました」

 

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ほんだら板わさで!

 

ビールが喉をくぐり、板わさがお腹にはいるころにはすっかりとご機嫌になってきました。お店の中には蕎麦を打っている音が心地よく響いています。蕎麦の手打ち、ちょっとしたエンターテーメントですね。とは言え店内の客に向かって微笑んだり、お辞儀をしたりするわけではなく、集中した面持ちで淡々と蕎麦を打ち続ける職人。何を考えながら蕎麦を打っているんでしょう。すごく知りたい。今日の夕食とか、この後本屋さんに行こうとか、普通のことを考えているのかしら。それとも何も考えず無の境地なのでしょうか。なんてどうでもいいようなことを考えているうちに、わたしのせいろがやってきました。

 

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控えめに言って絶品。大満足な夕方近いおひるでした。

 

 

ディーパー・アンダーグラウンド、下町の下の街 ー 浅草地下街

 

地下街の回 もくじ

 

仙台ではない

地下街で思い浮かぶのは、札幌の地下街とジャミロクワイJamiroquai。彼らを日本で有名にした「ヴァーチャル・インサニティー/Virtual Insanity」という曲が、札幌の地下街に着想し書かれたという話です。壁?床?が動く狭い部屋の中で、ヴォーカルのJKが歌って踊るミュージック・ビデオに見覚えのある方もいらっしゃると思います。

 

彼らがツアーで行った冬の札幌で、街にはほとんど人がいないのに、地下に降りたら、そこにもう一つの巨大なニッポンが地下で動いていて、その狂気な感じに度肝を抜かれて作った曲とのこと。コーラス部分の最後にその片鱗が、 "Now there is no sound for we all live underground" 。Youtubeにもあがっている東京ドームのライブでもこの話をしています。

 

なのに!20周年の時に出したベストアルバムのJay本人の解説の翻訳によると、なにがどうなったのか「仙台の地下街」となっているんですよ。札幌の記憶が仙台にすり変わっちゃったのでしょうか。個人的には仙台でも全然OKなのですが。(仙台に地下街ないですけど)

 

この曲

 

横浜で大泣き

地下街とつながる一番古い記憶は、小さな頃横浜に住むおばのところに遊びに行った時のこと。その日はいろいろなところに連れていってもらい、たっぷり遊んだ最後に、横浜の地下街でみんなで食事をしました。

 

なんにせよ子どもなので、おとなしく座っていられなかったのか、食事が好きではない子どもだったからか、理由は覚えていないのですが「おトイレに行く!」とかなんとか言って、ひとりでレストランを出て行きました。

 

知らない街の知らない地下の街。わくわくして歩くも長くは続かず、戻ろうと思った時には、どこから来たのか、どこに戻ればいいのか、まったくわからなくなっていました。

 

迷子になるって本当に怖いですよね。どこかわからない。もう絶対お母さんに会えないかもしれない。死んじゃっても誰も気がついてくれない。考えられるありとあらゆる最悪の事態が、次々と襲ってきます。結果、大泣き。

 

今でも横浜、地下街、迷子、ギャン泣き…が連想ゲームのように時折浮かびます。

 

日本最古の地下街、浅草地下街

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2014年にそれまで日本最古の地下街だった銀座の地下街の最後のお店が閉店した後、現在の日本最古の冠をかぶるのが「浅草地下街」です。日本で三番目にできた地下街だそうです。写真でわかるかあれですが、むわわわわわ〜んという気のようなものが、地下から漂ってきます。いわゆる「普通の」地下街とは、どこか一線を画している、ちょっと異様な空気。これが日本最古の香りなのでしょうか。ちょっと覗いてみるとこんな感じです。

 

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ちら

 

最初からパンチの効いたお出迎え。おじさまの片手のグラスは、水…ですよね。わたしの好みかといわれると、ちょっとジャンルが違うのですが、ものすごくそそられることは確かです。端から端まで歩いてみようと思います。

 

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階段を降りるとすぐに地下鉄銀座線の改札

 

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むき出し感

 

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700円、一流技術者…お、おう。

 

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タイ料理屋さん

 

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お寿司屋さん

 

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駅より安いコインロッカー

 

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体が10分で…どうなっちゃう?!

 

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癒される

 

端っこまで写真を撮りながらでも5分程度、普通に歩いたら1分かからずとも通り抜けられそうな距離です。規模は小さいながらも、迫力のある地下街でした。

 

f:id:pucayu:20170927222018j:plainお気をつけください

 

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最近晴れていたのに液体が漏れています

 

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出てきました

 

ふう〜。途中からは焼肉屋の煙が白く充満し、苦しくて逃げるように地上に戻ってまいりました。地上からの距離以上に深い、ディープな世界。いつもは人ごみで息苦しく感じる浅草界隈ですが、地下からくると爽やかな草原のような風が吹いていました。

 

身近な別世界でした。

 

 

 

さよなら、大学堂-ホットドッグとアイスクリームの移動販売

**下に追記あり

 

引っ越してきて、すぐに気になりました。初めて聞こえてきた時には、ちょっとやばいやつなのではとドキっとしましたが、よく聞いてみると「ホーットドック、ホーットドッグ」「アイスクリームだよ〜」などとメロディーに乗せて歌っているようです。なんとキテレツな歌なのでしょう。しかも爆音。

 

まどの外を覗いてみると「ホットドッグとアイスクリームの移動販売です。3分ほど停車します」とアナウンスを流す黄色いトラックが止まっていました。

 

週に1度、毎回同じような時間帯にやってきます。大学堂。

 

 

下町エリアを中心に同じルートで毎日販売しているようです。毎週同じような時間に回ってくるのってなんか好きです。

 

仙台に住んでいた時は、冬の日曜の午前中に回ってくる灯油の巡回販売。大阪では夏の夕方にやってくるわらび餅売りのトラック。中野の家では日曜の午後に来る廃品回収車。廃品回収を知らせるアナウンスが聞こえる前に、いつもはおとなしい近所の犬たちが、日曜のこの時間だけ一斉にワンワン騒ぎだすので、犬が鳴く→廃品回収車現れるが日曜の午後の定番イベントになっていました。

 

そして今は「大学堂」。3分しか停車していない(とアナウンスしている)ので、現れてから買いにいくのでは間に合わない気がするので、買ったことはなかったのですが、先日かえりしなに大学堂に偶然遭遇。ラッキー。今晩はホットドッグです。

 

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おじさんが1個ずつ作ってくれます。おじさんの後ろにチラシが貼ってあるように、毎週聞いている大学堂のテーマをはじめとした曲が収録されているCDも販売されています。

 

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ビニール袋にふたつホットドッグを入れてもらってお家に帰りました。写真のクオリティは想像力で補ってください。あっつあつのソーセージの下に、ほんのりカレー風味のキャベツ、ケチャップとマスタード。あったかくて、シンプルで、またすぐ食べたくなる味のホットドッグでした。ホットドッグとビールって、ゴールデンカップルです。

 

「ズンチャチャズンチャ♪」と大学堂のイントロ(けっこう大ボリュームです)、毎週楽しみにしています。

 

**追記

なんてのんきなブログを先ほどアップしたばかりですが、リツイートしてくださった方のツイッターで大学堂が9月末で営業終了と知る……。さみしいです。先週近所に来た時、いつもよりお客さんが多かったのかすごく長く止まっていたのはそのせいだったからかもしれないですね。今週もホットドッグ食べますね。

 

リツイートありがとうございました。

Hidetoshi Yamada (@hidetoshiyamada) | Twitter

 

 

 

 

ホンコン・チャンキチャチャンテン

 

二度ほど香港に行ったことがあります。両方とも仕事がらみだったので、きれいなところに泊まり、美味しいものを食べ、お財布は会社で、というありがたい香港でした。お金をかけても、かけなくても美味しいものを楽しめる食文化の高い国ってステキです。

 

香港行きたいなあと思っていたところ、近くにもかなり香港な香港があると教えてもらい行ってきました。

 

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飯田橋の香港、「チャンキチャチャテン(贊記茶餐廳)」です。ちゃんきちゃんきー?え?みたいなお名前。

 

茶餐廳(チーチャンテーン)とは、香港式のカフェ・レストラン、喫茶店と食堂が融合したようなお店のことです。「香港式」というのがポイントで、カフェといってもいわゆるカフェとも違い、食堂といっても中華料理なわけでもなく、そこにはオリジナリティー溢れる独特の香港式食文化が形成されています。

 

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「ホーリック」「オバティン」なに?説明を読んでも今ひとつわからないところに興味を惹かれます。ちょっとハードルが高い気がするので、まずは多少なりとも想像のつく「ユンヨンチャー/鴛鴦茶(香港式コーヒーミルクティー)」をいただこうと思います。

 

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茶餐廳(チーチャンテーン)の定番メニューのコーヒーミルクティー、名前のままの味となっております。薄めにいれたインスタントコーヒーに、ティーバッグをいれて2分待ったような味といえば想像しやすいでしょうか。(ちゃんと茶葉で出しているかもしれません)そしてミルクはもちろんエバミルク(無糖煉乳)です。

 

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香港チャンキチャチャンテンでは、守山乳業の「富士エバミルク」こと「富士エバポレートミルク」(現在の名前は富士EBA(イービーエー))をご使用されていました。EBAの空き箱を再利用のご様子。

 

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とある日はコンビーフ・タマゴサンド、別の日にはお馴染みエッグタルト、また別の日は汁なしインスタント麺(出前一丁を使用とのこと)にランチョンミート(スパム)と目玉焼きを乗せたものをいただいたり、香港式の軽食を満喫しています。

 

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香港式、楽しいです。ちなみに働いていらっしゃる方も、お客様もTシャツ、短パン、サンダルのかなり香港式な方率高しです。

 

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 お昼休みのちょっとした海外旅行。ちゃんきちゃちゃんてん!

 

 

 

 

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