はじめての北京は週末たびで、「京都と言えば清水寺」のようなクラシカルな観光スポットにしか行けず、とりあえず行ってきた感が拭えませんが、はじめての北京は「噂にたがわず」といったところでした。
まずは噂通り「r 化(アール化)」は本当だった。「r 化」とは、北京など北の人たちの特徴的な喋り方で(北京人にしたらそれこそが標準語なのでしょうけど)、語尾につくまき強めの「儿(アール)」という発音のこと。中国語の教材やテレビでしか聞いたことがなかったけれど噂にたがわぬアールっぷりでした。
本当に「一点儿(yidian er/イディアー(ちょっと)」って言うんだーと、そればかり気になる。ちなみに上海では「一点(yidian/イディエン)」。(ほんのちょっと)の「一点点」も、北京では「一点点儿(yidiandian er/イディエンディアー)」になっていました。
うわさのモデル系美女率の高さも本当でした。中国の美女が多いところは、四川省、黒竜江省のハルビン、新疆ウイグルなどがよくあがりますが、結局活動拠点として北京にやってくるらしいので、北京の美女率が群を抜いているということらしい。
観光地には観光客しかいなかったので気が付きませんでしたが、夜に北京の街中に出かけたらモデル級のガールズがごろっごろといてびっくり。スタイルはもちろん、身につけているものも、メイクのセンスも、何者なのこの子たちな異次元レベルがぞろぞろ。おそるべし北京。
今回はちょろっとしか歩けなかったのですが、今も北京に残る路地や横丁からなる古い町並みの胡同(フートン)も気になっております。
北京の街は大きすぎて、わたしの滞在は短すぎて、「北京ってこんな街」のような大雑把な印象すらつかめず・・。次の機会にはせめて北京の印象くらいは把握したい。
そんなはじめての北京でした。