ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

はじめての北京|星付きトイレとか、女ともだちとか、かわいいツアーグッズとか

 

春は北京に行こう!・・と思ったのはもちろんわたしだけではなく、中国全土から観光客が集まっていました。みなさんもはじめての北京だったのでしょうか。

万里の長城を筆頭に、ガイドブックの最初の2、3ページにあるような定番どころだけをさらっとまわって来た週末トリップ。

左下は午前の天壇
上は正午の天安門(空気!)

世界遺産故宮」「天壇公園」、世界最大級の広さ「天安門広場」(100万人はいるんですって)を防犯カメラたちに見守られながらまわってきた。北京の防犯カメラは上海のそれよりも高性能っぽい気がするのは気のせいでしょうか。

チケットを買ったり、入場ゲートを並んだり・・もちろん個人でもできますが、王道の観光スポットはおそろしく混んでいるので、手間と時間をセーブするためにもドライバーとガイドを手配しました。ガイドにお金を使えるようになるなんて、わたしも大人になったなあ。

このガイドさん、日本の政治家や芸人のガイドもすることがあるらしく、有名人たちと一緒に撮った写真を見せてくれた。

全部テレビで見たことはあるけれど、天安門のこの部分をくぐって故宮に移動するとか、毛沢東肖像画が毎年新しいのに描きかえているとか、さすがに来てみないとわからないこともいっぱいありました。

初めて知ったことと言えば、「三つ星レストラン」とか「五つ星ホテル」のような星付きのレストランとかホテルだけじゃなく、中国の観光地に「星付きのトイレ」なるものがあるってこと。

四つ星トイレ

清潔だし、紙もあるし、ソファーもあった。もうニーハオトイレなんて言わせない。中国の威信をかけた星付きトイレ。とは言っても、見た感じは日本のふつうのトイレでした(使用感は不明)。

トイレットペーパーは個室ではなく入口にあり、必要な分だけ取って行くスタイル。盗まれたりしないように、顔認証機能(?)があるらしく、不自然な動き(?)や不自然な回数の使用(?)があると検知されるらしい。今回は出会わなかったのですが、五つ星トイレも存在するらしい。どんなんだろう。

観光地にいる人たちの9割は国内ツアー客。1割弱が在中外国人(わたしたち)と写真撮影にやってきた北京人(とかその近郊?)のよう。

ウェディングフォトはもちろん、気合いの入った撮影会の方々もいっぱい。思い思いの服装で、思い思いのポーズ。端っこのほうでヘアメイクをしている人たちもいて、撮影観察も観光と同様けっこうたのしい。

写真は載せませんが観光地のおもしろいもののひとつ、女友だちツアーの写真撮影の様子、大好きです。女友だちって一緒にいるだけでも絶対おもしろいのに、旅する女友だちって、非日常でいろんなものから解放されていつも以上におもしろい。特に記念写真を撮るときの女友だちグループはどこの国で見ていてもおもしろいので(一定の年齢層は特に)、観光地に行くとつい探しちゃいます。探さなくてもすぐ見つかるけど。

すぐ見つかると言えば、ツアー客。ツアー会社ごとにお揃いのキャップをかぶっている人たちが多かったです。赤や黄色のキャップが一番多いようですが、中には人民服風のかわいい帽子とバックのおそろいのツアーグッズを持つツアー会社もありました。ここのツアーが一番かわいかった。

かわいいー

ガイドさんに「中国のツアーの開始時間って何時くらいかご存知ですか?」と質問されました。余談ですが、うちのガイドさんものすごく質問が多いです。「中国の人口2,000万以上の都市4つ。はい、どこですか?」「中国の王朝の首都になった都市8つあります。はい、どこですか?」とか・・。あんまりわからないと申し訳ないから聞かないでほしい。

はなしは戻って、中国のツアーの開始時間。開始時間がおろそしく早くって、4時出発とか普通なんですって。早っ。

上海に戻り、久しぶりに「ラストエンペラー」を見ました。これがあの紫禁城!と思い出を振り返るのも旅の楽しみ。やっぱりわたしは予習派ではなく復習派みたい。