ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

ラオス、ルアンプラバンへひとり旅ならず、とその先

 

もとが計画的ではなく、優柔不断で決められない病を患っておりまして、前もってプランして旅に出るというよりは、直前になってエイっと思い立つタイプです。

しかしながら、年齢のせいなのか(最近なんでも歳のせいにすることに味をしめた)その思い切りすら危うい状態で、せっかくぽっかりと空いた貴重な時間をだらだらと過ごすことが増えてきました。さすがにもったいないと思い、次こそはと意気込んでいた今日この頃。

そんな折、中国の春節が明ける頃から1週間ほど夫が出張でいないというので、せっかく(?)いないのならわたしも休んでしまえと、めずらしく昨年のうちから行き先を決め、飛行機を取り、宿泊先も決めておりました。

行き先はラオスの古都ルアンプラバン。2月のあたま、寒くなく、雨季でもなく、街でのんびりするのにぴったりな場所……ルアンプラバンがいいのではないでしょうか。

f:id:pucayu:20200221130617p:plain

ラオス、ルアンプラバンへ

余談ですが、ルアンプラバンは上のグーグルマップやウィキペディアなどでは「ルアンパバーン」、飛行機会社などのサイトや、旅行系アプリなどでは「ルアンプラバン」または「ルアンプラバーン」と表記されています。どっちが正しいの?

英語表記では「Luang Prabang」なのでルアンプラバンやルアンプラバーンが良さげですが、現地の発音では「Pra」が「プラ」とはならず「パ」くらいが近い音のようなのです。よって、発音優先で表記するとルアンパバンやルアンパバーンとなるそう。

つまり、どちらでもいいのかな。どっちでもいいならどっちにしようと外務省のサイトを見ると「ルアンプラバン」としていたので、このブログではそちらを採用します。……もっとどうでもいい。

参照ページ:外務省: [ODA] 国別地域別政策・情報 ラオス

 

そんなわけでルアンプラバン、1週間ひとり旅。しばらくしていないひとり旅、とても楽しみにしていました。行かないことになる予定はゼロだったものですから、キャンセル・返金不可、即時決済ならさらに割引ドン!のお得なホテルプラン(via Bookin.com)を取ってみました。

飛行機はいくつかのサイトを吟味し、発着時刻、乗継ぎ時間と金額のバランスを優先させたら、行きは中国東方航空の中国国内乗継ぎ、帰りはバンコクエアウェイズから吉祥航空の中国国内乗継ぎ便(via Expedia)という面倒なプランに。

そこに今回の事態です。

武漢が空港をクローズした時点で、今後は他のどこの国のどこの街でも、国際便・国内便関わらず 同様の措置をとる可能性が出てきました。乗継ぎ途中の中国の知らない街の空港で足止めになることも、ラオスに入国できたものの上海に戻れなくなることもありえます。その頃には沖縄にいたのですが、そもそも上海に戻れるのかしら。

日々状況が変わっていく中、その時点での最悪の想定上のベストシナリオということで、今回のひとり旅はなしということに、わたしは上海には戻らず当面日本にいましょうとしたわけなのですが、あら、もろもろキャンセルできるのかしら。ん?

まずは、キャンセル・返金不可で決済済みのBooking.com。返金不可でポチっとしたのはこの指なので、痛いけれど仕方がない(涙)。次からは何があっても予約変更可能のなプランにするわーと半ば諦めつつカスタマーサポートに連絡を取ると、キャンセル手続きをしてくださると言うではありませんか。担当者の方には暖かいお気遣いの言葉までかけていただいて……。感謝の思いしかありません。

続きまして、いろいろ優先させた結果3社4便の手配となってしまった航空券のExpedia。次からは1社、マックスでも2社にしておく……と新たな思いを胸に、Expediaに連絡。

一旦メールで連絡は取れたものの、航空会社と確認をしながらのキャンセルとなるので航空会社の営業時間(月ー金、9時ー6時)に電話が欲しいとのこと。

これが全く通じません。今回の事態で、通常の対応にプラスして、中国関連の人たち、加えてその先の卒業旅行組など、それはそれはカオスな状態とお察しいたします。

電話は通じず、最初のうちは連絡の取れていたメールすら連絡が途絶え、出発日も、帰国日も過ぎ、相変わらずいつ電話しても通じることなく、最初のコンタクトから4週間が過ぎ……もうだめかと思っていたところにカスタマーサポートからメールが!

往路分はキャンセル・返金対応、復路分は申し訳ございません……それでもよければ手続きに入りますとのこと。それでお願いしますと返事をすると、天使から、もといカスタマーサポートから次なる返信が。バンコクエアウェイズだけキャンセル手数料がかかりますが、復路分もキャンセル手続きしてくださるとのこと。本当にありがとうございます。

今回はBooking.comとExpediaの利用、カスタマーサポートのみなさんには大感謝です。まだまだカオスの渦中かと思いますが、おやすみの時にはどうぞゆっくり、癒されてください。本当にありがとうございました。

f:id:pucayu:20200221120228j:plain

ありがとうございました

アプリのうしろにいるのは、アイスランドの美人ひつじ。

 

ねこたび その2

f:id:pucayu:20200217212345j:plain

風つよっ・・・

竹富島のコンドイビーチ。強風を避け、みんなでもちゃもちゃ。今は総勢13匹のコンドイビーチのネコズ。みんなとっても人懐っこくて寒さに震えていなければ、膝に乗っかってきたり甘えてくるそうです。

竹富島のネコズは、竹富町のネコ好き有志たちのもと、女のコたちから順番に全員去勢手術を受け、安心して眠れる場所もごはんも用意してもらい、地域猫として大事にされています。

f:id:pucayu:20200217212714j:plain

背中のネコデザインがかわいい

そんな竹富島のネコ事情をいろいろ教えてくれたのが丸八レンタサイクルのオーナー。ネコ見守り隊の代表です。ちなみに制服のネコデザインは奥さまなんですって。

関係のない情報ですが、この丸八レンタサイクルの建物、オーナーのお父さんが自分で手切りでコンクリを作って建てたそうです。

f:id:pucayu:20200217212554j:plain

ストレーッチ

竹富島の集落でぷらぷらしていたネコ。退屈だったのか、わたしのところに寄ってきてくれてうれしかった。

自分のおしりをわたしのおしりにぎゅーってしてくるんです。もう、トキメキが止まらない。

f:id:pucayu:20200217213729j:plain

ロックオンされた!(キュン)

f:id:pucayu:20200217213748j:plain

ごろ〜ん

f:id:pucayu:20200217213810j:plain

以上。

石垣島に行ったらここに行きましょうとお勧めされた「明石食堂」。残念なことに、お店は冬季休業中で(事前に確認するということをそろそろ身に付けたい)石垣ベストと言わしめるおソバにはありつけませんでしたが、ネコにお迎えいただきました。

ときめくわたしを置き去りにする後ろ姿にもココロ踊るわたしは、お仕えする側のスタンスなのだなとあらためて思い知らされました。くー

f:id:pucayu:20200217214123j:plain

波照間島の仲良しさん

手書きのわかるような、わからないような地図を頼りに、自転車でぐるぐるまわった波照間島。にゃーなーにゃーなーと声のする方に行くと、民家の前で遊ぶふたり。

近寄ろうとすると睨む。

f:id:pucayu:20200217213833j:plain

サビチ鍾乳洞の仲良しさん

この日は最高気温が16度で、今年一番寒い日と石垣中が震えていた日。陽も射してる16度なのに。会う人会う人「さむっ」と身を縮こませていました。

石垣島のサビチ鍾乳洞、入場券販売をしている管理室の引き戸をひらくと、室内の一番暖かいベストポジションでお昼寝している美人姉妹。ユキちゃんとミミちゃん。茶トラのユキちゃんと、三毛のミミちゃんはいつも一緒なんですって。

ユキちゃんとミミちゃんには仲間もいました。

f:id:pucayu:20200218144918j:plain

名前はないそうです

名前を尋ねたら「え、・・・ないですよ(カメに名前つけますか?)」な返しだったので、心の中でカ子とメ子と呼んでみました。

f:id:pucayu:20200217213609j:plain

あ!・・・ちがった

ネコだと思ったらイヌだったり、ネコだと思ったら置物だったりということもしばしば。その度に嬉々として「あ!」と振り向くも「ちがう」を繰り返します。
このネコは本当に本物だと思いました。

 

ねこたび その1

f:id:pucayu:20200217150138j:plain

どこだー

f:id:pucayu:20200217153502j:plain

ここだー

読谷村残波岬灯台の辺り、広々とした岬のまわりを自由に闊歩するネコたちに会えました。

駐車場にエサおじさんがいるようで、自転車に乗ったおじさんが来ると、ネコまっしぐらおじさんの元へ。贅沢ネコなのか、おじさんのところに駆け寄るも、その日のエサが好みではなかったのか、何匹かはエサを確認すると興味を失い、食べるでもなくぷいっとどこかへえ消えて行きました。

「アタシの写真撮るよね」と小首を傾げて寄ってくるコもいました。悔しいけどカワイイ。

f:id:pucayu:20200217150037j:plain

あざとさが見え隠れ

f:id:pucayu:20200217150234j:plain

焼けたくない派

海中道路を通り、その先の伊計島へ。伊計ビーチの道路を挟んだ反対側、放置されたボート用のキャリーにできたわずかな日陰の中になんとか身体を収めようとするネコ。

なかなかうまくいかなくって、いつもどこか日に当たるのがかわいい。

f:id:pucayu:20200217150356j:plain

強風に震えるも、絶対に動きたくないネコ

備瀬のフクギ並木を抜けたその先にある備瀬崎。強風に耐えるネコが一匹。

一瞬風が止んだ時の日差しの暖かさを取るか、風は当たらないけど日も当たらない場所を取るか。熟考の結果、風は我慢することにしたようです。

ここは国頭郡本部町備瀬(くにがみぐん・もとぶちょう・びせ)。1回読んでしまえば覚えられるものの、初見で読むにはなかなかチャレンジングな沖縄の住所。

f:id:pucayu:20200217151610j:plain

出待ち?

f:id:pucayu:20200217150444j:plain

エサ待ち

正確なおなかすいたアラームが搭載されているのか、12時に裏口でスタンバイするクロネコ。12時に裏口のドアが開くと、今日イチの微笑みをたたえる。浦添市の港川外国人住宅街にて。

 

さよなら、セルシー

 

千中(せんちゅう)界隈では皆さんご存知「千中のカツサンド」、千中のカツサンドで検索したらきっと検索トップに出てくる「ニュー・アストリア」のカツサンドです。

千中とは、大阪の地下鉄御堂筋線の始発駅にもあたる、北大阪急行千里中央駅のこと。千中のホームからも見える、改札を出てすぐの所にある超有名喫茶店の看板メニューが、カツサンドなのです。

友だちの友だちのお父さんのお店という、わたしはまったく面識も何もないのですが、当時、友だちもわたしも千里中央駅が最寄駅で、その友だちと出かけるときよくこのカツサンドをテイクアウトしていた思い出のカツサンド

友だちもわたしも、ずいぶん前に引っ越してしまいましたし、オーナーが同じかどうかもわかりませんが、千中といえばやっぱりカツサンドです。

大阪伊丹空港に向かう時のこと、午後早めの便だったので、ひさしぶりに千中のカツサンドを食べようと数日前からワクワクしていました。

f:id:pucayu:20200214164619j:plain

本日お休み

……そいうものですよね。いつか、また機会があれば寄りたいと思います。

さて、空港にすぐに向かうにはちょっと早い、そうだミスタードーナツに行こう!

ここ千里中央御堂筋線に乗り入れている北大阪急行、空港に向かうモノレールの駅でもあり、阪急百貨店や、ピーコックストア、せんちゅうパルなどのショッピングモールや、ダイエーなども入る複合商業施設セルシーなどがある、とっても便利なターミナル駅ミスタードーナツもセルシーの一角にあるのです。

ここのミスド、数ある日本中のミスドの中でもわたし的来店回数上位に入るミスドのひとつでして、いっときはここでバイトしようかと本気で思ったこともありました。そんな懐かしのミスド

ミスドミスドがない!?即、検索しました。

toyonaka.goguynet.jp

まさかの!昨年の9月に閉店されていました。びっくりです。そうかー、閉店かーと思いながら目を向けると……

f:id:pucayu:20200214165349j:plain

まさかのセルシー、閉店

商業施設セルシーの閉館のご案内

セルシーそのものが閉館とは。このままもう少し寝かせておいたら、廃墟好きのわたし好みに育ちそうな大物になっていました。

商業施設の閉店や倒産などはもちろん、建て替えのための取り壊しなどのニュースはそれほど珍しいことではありませんが、それはあくまでもどこかの街のどこかのお店の話で、まさか千中のセルシーがなくなるとは。しかも昨日今日の話ではなく、2019年の5月31日、もう1年近くも前に閉館になっていたとは。いやいや、びっくりいたしました。

ミスドもないし、もう空港に行っちゃおうかな。そうだ551(蓬莱)で豚まんだ。(空港に551のカフェがあるのです)

一抹の寂しさをぬぐいきれないまま、551に気持ちを引っ張ってもらい空港についたものの。お察しの通りでございます。

伊丹空港リニューアル工事に伴い、551は、2018年に閉店されていらっしゃいました。

 

なんかいろいろ、切ない。

 

旅先の本棚は

 

海辺に泊まって一日中ずっとビーチで本を読むとか、極楽です。ただ、これも本を読むしかすることがないようなところに泊まっている時の話。

街中に泊まっている時は、ついつい街歩きに出てしまいます。そんな時は本を読むのは移動の乗り物くらいでしょうか。

もっと前までは、本を持って旅に出て、それが海でも街でもただ本を読んでくるなんてこともしていたのですが、そんな贅沢な時間の使い方最近していないかもしれません。

 

そんなところ、キナリノの「素敵な本棚がある宿」を読みました。旅先で本を読むというよりは、本を読みに旅に出る。やりたい、是非とも。

お風呂で本を読むのがとても好きなので、いつか露天風呂がついているお部屋で、思う存分読書というのをやってみたいなあと思います。想像するだけでうっとり。

kinarino.jp

 

旅先には自分の本を持っていくことがほとんどですが、ホテルにある図書室や本棚にお世話になったことも何度かあります。

旅の本棚、ラインナップとして一番多いのはやっぱり旅関連。ガイドブック、旅エッセイ、旅小説など。そしてその国、県、街などの歴史関連も多いです。

次に多いジャンルは何だと思いますか。それは推理小説やミステリー。日本に限らず、どこの国でも不動のトップ2な気がします。蔵書というよりは、読み終わった人が置いていく本のトップ2なのでしょう。

 

本棚って眺めているだけでも楽しい。並んでいる本があったら覗かずにはいられません。

子どもの頃は他人のクラスの学級文庫を眺めるのも好きでした。そして勝手にこのクラスしょぼいとか、こっちのクラスの生徒になりたかったとか、大きなお世話なことをやっていました。

 

さて、今まで見たことのある旅先の本棚で一番特殊だった本棚はこちら。

f:id:pucayu:20200207212653j:plain

お、おおおおお。

f:id:pucayu:20200207212822j:plain

渋すぎるセレクション。さくっと読める気がまったくしない本ばかりです。どちらの写真も同じリゾートホテルの本棚。 

このホテルの運営会社の意向でこれらの本になったのか、それともオーナーの好みなのか、スタッフが一冊ずつ好きな本を選んだのか……。

あまりリゾートホテルの蔵書として一般的とは言い難いチョイスですが、これに予算を出すこちらのホテルの指向、キライじゃありません。

 

Sunny

Sunny

THE RNNBOW MAGIO

feelings are good

FREILY AS TOU FLEIE

BAVE HORE FREE TIHE IT

KEEP YOUR NIND TOKEI

C.H.N B GROWS TM

Ai hingop andwing s the 

ーーーーーーーーーーーーー

 

ついつい2度見、そして3度見……

どうしてこういうことになるのか。

スキャナで取り込んだ画像やPDFの文章を、OCR処理(光学的文字認識)したらこんなになってしまったとしか考えつかないのですが。

面白かったから良し。

f:id:pucayu:20200207212449j:plain

 

晴れ
レインボーマジオ
気持ちがいい
自由に自由に
それ以上無料でご利用いただけます
あなたのNIND TOKEIを守ります
C.H.N B GROWS TM
Ai hingop andwing s

ーーーーーーーーーーーーー

 

とりあえずグーグル翻訳に入れてみました。

なんかゴキゲンな感じということでいいのかな。

レインボーマジオ!