「ベトナム最後の秘境」と謳われる、ベトナムの西タイランド湾に浮かぶ島、フーコック(Phu Quoc)。
「最後の〜」なんてちょっと恥ずかしい感じのキャッチフレーズ、誰がつけるのかしら。どうせなら「最後から6番目のパラディソ」とか……。
その名前を初めて友人から聞いたその日、早速フーコックを検索すると、もう絶対に行きたくなってしまいました。
あれから数年、ことあるごとに「フーコック、行きたいよねえ」とささやき続け、ようやく神の耳に届き(夫の耳ともいう)、このお休みにフーコックに行ってきました。
熱い太陽の下で、沈む夕日を見ながら、ゴロゴロして本を読みながら、海を眺めながら、キンキンのビールを飲んだり、シュワシュワのを飲んだり、あれを飲んだり、これを飲んだりして過ごしたい。神様、お願い。
フーコックの町やマーケット、流刑地だったフーコックの歴史、海の上を渡る世界最長のケーブルカーなど、いくつか検討をつけていたところもあったのですが、ビーチやデッキでひたすらゴロゴロして本を読むパラダイスにとらわれてしまい、結局リゾートから一歩も出ずに過ごしてしまいました。
ビールと氷がいっぱい入ったバケツをバーからもらって「熱いねえ」とニヤニヤしながらビーチに向かう幸せ。
最初はベトナムビア制覇!と息巻いていたのですが、飲んでいるうちになんでもよくなって、出されたものを美味しくいただくだけの、ビーチマジック。
今回は、観光もとっておきもない、わたしのどうでもいいような話 in フーコックがあと1、2回続く予定です。