地元の新聞会社「河北新報」のオンラインニュースを見ていると、気になる表記がありました。「takeout」のカタカナ表記です。今まで特に気にしたことはなく、当然のように「テイクアウト」だと思っていたのですが、まさかの「テークアウト」
どうした河北新報、と思い「河北新報 テークアウト」で検索すると、もしもしお間違いではありませんかとグーグルから検索ワード修正のお声がかかります「もしかして:河北新報 テイクアウト」。やはり「テイクアウト」が正しいのか。
「テイクアウト」と「テークアウト」表記が混在しているようです。それでいいのか河北、と国内の大手新聞社5社も見てみると、どこも「テイクアウト」多めの「テークアウト」も混在といったところ。
むむむ、気になります。テレビはどうなのでしょう。とりあえずNHKで検索したところ、2015年2月の第1388回(←長い歴史)放送用語委員会で、それまでの「テーク」から「テイク」への変更が決定されているようでした。
参照:https://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/pdf/20150601_5.pdf
NHKの用語班(用語班ってなんかすごい)が、このような調査もされているんですね。なるほどー。ということで、基本的には今は一般的にはどちらも許容だけれども、将来的には「テイクアウト」の方向になるのでしょう。
すると、チョコレートも再びチョコレイトになる日が来るのかしら。永遠のループか…
*ちなみに、一般的なアメリカ英語のルールでは、動詞は「take out」、名詞は「takeout」、形容詞は「take-out」となります。
一件落着〜というところに、斜め上からまさかの・・・
そうきましたか。言葉っておもしろい。