リノベーションスポットが続々とオープンしている上海。ここは2021年末にオープンで、オープンしてすぐにゼロコロナからのロックダウンに巻き込まれたものだから、オープンしたもののマイナスだけが膨らんでいってテナントオーナーは生きた心地がしなかったに違いない。
地下鉄中山公園/江蘇路駅エリア、武夷路(ウーイールー)にあった大型ローカル市場をリノベートしたフード&ドリンクの新しいハブ「武夷|MIX320」(ウーイーミックスサンアーリン)とアップデートされた市場「我家菜場」(ウォジャーツァイチャン)に寄ってみた。
武夷MIX320はカフェやレストランの飲食店がメイン。敷地内の建物は、レトロなレンガビルと、ファッショナブルなコンクリートビルの、クラシック&モダンミックス。
デイキャンプスタイルの卓上コンロのお茶セットを出しているお店が多く、デイキャンプに興味はあるけどいろいろ準備が大変そう・・なんて人たちもここなら手軽に可愛く映える写真も取れるしので・・かどうかは知りませんが、テラス席はやたら盛り上がっておりました。
わたしはそんな様子をモヒートを飲みながら眺めていたのですが、なんだか乳酸菌ドリンクのような味がするモヒートでした。乳酸菌モヒート?
屋上にも自由に登れる。隣のビルの屋上にはネコ。
そしてお隣の市場。
我家菜場はそのまんま市場。お花、野菜、肉、魚、乾き物、調味料、お惣菜、お洋服のお直しもある、上海の街中のどこにでもある小さなサイズの市場。
「うちの市場(我家菜場)」なんてネーミングもかわいい。かわいいけど、ピンクのライティングでお肉の色がこれでいいのかな色に照らされていた。
もう一つ言えば、新しくて綺麗だけれど、生きてるスッポンもいるし、さばいたカエルもいて、やっぱり中国の市場だなあと思う。
いろんな種類の瓜科の野菜たち
日本も大概いろいろなものを食べるけれど、食の貪欲さにおいては中国の右に出る国はいないだろうなあと思います。市場で見るキノコにいたっては、見たことあるキノコを探す方が大変なくらい不思議なキノコがいっぱい売っている。
1つの国といっても56もの民族(ほとんどが漢民族とはいえ)がいるとそれぞれが好んで食べるものもあるし、加えて外国のものもじゃんじゃん入ってくる。
市場でいろいろなものを見るたびに(スッポンとかタニシとか)ほんとに家庭で下処理をして調理するんだろうかとか不思議に思うけれど、するから売っているんだろうなと一応納得するをいつも繰り返しています。
スッポンとか、もらっても困るな