めんどくさがりなもので、ほとんどのことはめんどくさいと思っているのですが、コーヒーを飲むのにコーヒー豆を挽いてコーヒーをいれるのはめんどくさくありません。
いつも気に入っている2、3店のコーヒー豆をローテーションしているのですが、久しぶりに新しいお店で買ってみようと思い、たまたま選んだお店の豆が美味しかった。
「藍屋珈琲」というコーヒー屋さんのデリバリー「HOmemade藍屋珈琲」の豆。
左側の「雪莉酒香併配」(シェリー酒とバニラのブレンド)が思いがけず美味しかったので、捨てた袋を拾って写真を撮ってみました。もう一つの方の「埃塞花魁」(エチオピア豆/花魁)も美味しかったです。
東京蔵前のコフィノワの豆スーツケースにつめ、上海にやって来たのが2018年の春。
当時すでに上海の街はスタバだらけではあったのですが、自分のお店に出すコーヒー豆にこだわりのある(生豆の品質、焙煎の仕方、鮮度など)お店は10…20店舗あるかどうかでした。人口2600万規模の都市なことを考えるとびっくりするくらい少ない。
なんて思っていたのもつかの間、世界がタピオカミルクティーの沼にずぶずぶと足を踏み入れるのを横目に、その年のうちに上海のコーヒー市場は広さ深度ともに拡大し、すさまじい勢いで上海のコーヒートランスフォーメーションが進んでいったのでした。
もう上海でコーヒー豆難民になる不安はなく、むしろ飲んでみたいお店が増えて困っちゃうくらい、というありがたいため息。
一方、人口14億の大国がみんなコーヒーを飲み始めたら・・コーヒー豆の供給が追いつかなくてますます高くなるんだろうな。今でも高いのに・・。という心配も。
6年積ん読状態だった本を今度こそ読み終えたいという記事を先日書きました。ブログに書いた効果か、毎日必ず1章をコツコツと読み続け、4月1日に無事読み終わりました!最後の日だけはさすがに終わりが気になりすぎて、数章まとめて読んでしまいましたが。
なぜこんなに長く放置していたのか。わたしなりに考えた答えは「作者情報が邪魔だった」のではということ。普段は書き手のことを思い出すなんてないんですけど・・
読んでいる最中に(あーあの人こんな風に書くんだ)(あの人本当にこういうこと考えているのかな)(むむむ?)とか、いろいろ考えてしまってまったくのフィクションを読んでいるはずなのに、頻繁にリアルの作家が邪魔してくる感じがしんどい。
読書の邪魔になるほど作家のことを知るものじゃないな・・
・・というのが6年放置した本の読後感。