2022-02-25、2が5つ並んだこの日、Blue Bottle Coffee 待望の中国本土1号店が上海にオープン。Blue Bottle Coffee、ブルーボトルコーヒー、中国語では「藍瓶咖啡」、そのまんま。もし日本にカタカナがなければ、青瓶珈琲だったのかな。
ブルーボトル上海の裕通店(ユウトン・カフェ)は、1926年に建てられた上海裕通製粉所の旧宿舎をリノベーションした2階建てのモダン中華な建築物。それはもう行きたいでしょう。
オープン初日には5時間行列とSNSで見て、もうちょっとしてから行こうかなと思っていました。さらに2週間ほどが過ぎ、次に見た時には入店待ちの行列はなんと8時間に。まあ、清澄白河カフェも青山カフェも、オープンしてかなりの間行列でしたもんね。しばらくは無理かなと思っていたところに、オープン1ヶ月ちょっとで上海ロックダウン。なんと・・
ロックダウン中、我が家のコーヒー豆ゼロ・・・という事態には、本当に幸いなことに起こりませんでした。いつも1週間分ごとに豆を買っているのですが、ロックダウン直前はとりあえずちょっと長めに(と言ってもその週の分プラス2週間)焙煎していただいていたんです。
なかなか明けないロックダウン、手元にあるラスト1週間分のコーヒー豆がなくなる前に封鎖解除となるかしら、なるに決まっている、おおおならないー、あと3日で豆がなくなる・・というハラハラは味わいましたが、同じアパートの人に焙煎してくれるところを紹介していただいたり、焙煎してくれるところがない時にはドリップコーヒーの共同購入にのっかったり、多少心乱れることはありましたが、60日間なんとかコーヒーを切らすことなく過ごすことができました。
ロックダウン後半の物流がだいぶ動くようになったころには、共同購入もエッセンシャルな食品や日用品だけではなく、嗜好品の購入募集も増え、その中のひとつにブルーボトルの共同購入もありました。
普段はシングルオリジンの豆を好んで飲んでいるのですが、ブレンド豆の美味しさを発見できた今回のロックダウン。さらにはブランド豆のこともあまり信用しておらず(某コーヒー店の豆がイマイチすぎたトラウマ)、ブランドのブランドなんてと、ネタのつもりでさほど期待していなかったのですが、焙煎が発送の前日でしたし、この時に頼んだブルーボトルの豆はどれもほんと美味しかったです。ほんと高かったけど。ふふ
それにしてもブルーボトル上海、満を持しての中国出店、気候もよくなり4月5月と連休も続いて一気に稼ぐぞというところでのまさかのロックダウン、グローバル企業とは言え、経営計画の大幅な軌道修正は避けられないでしょうねえ。
藍瓶咖啡上海裕通店
上海市静安区长安路908号
参照ページ:Blue Bottle Coffee|藍瓶咖啡上海裕通店公式微信, People Waited for 8 Hours at Blue Bottle Coffee Shanghai Store, Blue Bottle's Shanghai Opening Draws Huge Lines and Mixed Reviews