お鍋、美味しいですね。昨年の9月末あたりにシーズンインしたのですが、長いシーズンもいよいよ佳境。ですが我が家はGW前後…、や、梅雨明けあたりまではひっぱるつもり。我が家といいますか、100%わたしのさじ加減ですけどね。
お鍋の何がすごいって、一品の破壊力といいますか、食卓を埋める存在感が圧倒的ですよね。行きがかり上しょうがなくお料理をする羽目になってしまったわたしにとっては、ほとんど神のような存在。これさえ準備したらもう9割がたOKですよね。ね?
さて我が家の晩御飯、今日も鍋。高級鍋です。高級鍋と言っても、松坂牛のしゃぶしゃぶとか、てっちりとか、烏骨鶏とスッポンの薬膳鍋とかじゃないですよ。ご紹介します、我が家の高級鍋、ラフォン(Lafont)です。じゃん!じゃじゃじゃん!
かわいいですよね。我が家にやって来てずいぶん経ちますが使う度にときめきます。こちらのラフォン/Lafont、メイドイン・アルゼンチンの高級鍋なんです。
HP: LAFONT - EXCLUSIVE COOKWARE
Facebook: https://www.facebook.com/coleccionlafont
ここの製品、ひとつひとつ人の名前がついているんですけど、我が家のはバフェ用キャセロール鍋のカロリーナさん(Carolina)です。カロリーナさん、これひとつで、焼く、煮る、炒める、揚げるとなんでもこなす子なんです。ガスも電気も、オーブンにドンといれちゃってももちろん大丈夫。お手入れの必要もなく、汚れ落ちも抜群。
初めてカロリーナさん(正確にはカロリーナさん達)にお会いしたのは、パラシオ・ドゥオ-パークハイアット・ブエノスアイレス(Palacio Duhau-Park Hyatt Buenos Aires)です。「週末トクトクステイプラン」みたいなのを利用して、この宮殿のようなお屋敷ホテルに泊まった時のこと。
ホテル棟
お屋敷棟
どのあたりが「トクトクステイ」かというと、多分これのことだと思います。
サムソンのテレビの前にむりやり置かれたウエルカムスパークリングワインとイチゴがチョコでコーティングされたやつ。うれしいんですけど、置く場所のチョイス。ここ?窓際のソファテーブルのところとか、もっといいとこあったのに。あとで置こうと思ってとりあえず…なまま忘れちゃったのかしら。いや、うれしいんですけど。
カロリーナさんの話。このカロリーナさん、バフェ用製品というだけあって、朝食をいただいたホテル棟の1階に入っているイタリアンレストラン、ジョイア レストラン&テラシーズ(Gioia Restaurante and Terraces)の朝ごはんバフェで使われていたのです。
カロリーナさん達がいっぱいいて、その中に卵とか、ベーコンとか、ソーセージ、蒸し野菜とか、それぞれいろいろ入っていたんです。その姿がとっても可愛くって。聞いたらラフォン(Lafont)というアルゼンチンのお鍋というじゃないですか。産業らしき産業のほとんどないアルゼンチンで、アルゼンチン生まれのアルゼンチン育ち。それだけでも心をつかむのに十分なのに、こんな風にアルゼンチンのホテルで大事に使われているところがまたステキ。もう心は決まりました。我が家に来ていただこうと思います。家に帰り、アマゾンのほしいものリストに長いこといれていたリース(Riess)のお鍋をそっとリストから外しました。
さて、そんな経緯で我が家に来たカロリーナさん。本日の(ガワだけ)高級鍋はミルフィーユ鍋。「何年前のはやり?」「白菜と豚コマかよっ」というご意見は受け付けません。
明日ははとり鍋にしようかな。