ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

iPhone 5s が見る横浜中華街

 

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昨年あたりからうっすらとiPhone 5s の肩身が狭くなって気がするのですが、気のせいでしょうか。次のOSのアップデートで外されるのは5sとしばらく前から見かけるようになったので、そろそろかとは思っているのですが……、心配です。

 

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別にこだわりがあって使い続けているわけではないのですが、壊れない限りは使いたい派です。そういえば、1度水没させたことがありました。その後は水回りだけは気をつけています。

 

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マルチsimカード対応(simカードのスロットが2つ以上ある)iPhoneが出たらそちらにいきたいなあと思っているのですが、いつごろ出るんでしょうね。早く出たらいいのに。というか出るのかなあ。

 

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そんなことを思っていたところ、友人の電話をふとみたら、似たようなフォルムの電話だったので何を使っているのか聞いたところ、iPhone 5というではないですか。5sの人もあまり見かけなくなりましたが、まさかの5とは。なんか、わたしの5sもまだまだいけそうな気がします。

 

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ブログを書く以前は、高校の修学旅行あたりを最後にカメラ無し生活でしたが、ブログを書くようになって文章にならない部分を写真に頼るようになりました。主にiPhone 5sか、SONYのRX100M2を使っています。小さなコンデジですら重い荷物と感じるものぐさっぷりなので、電話のカメラがキレイならそれに越したことはないのですが……。

 

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そうそう、本当に強引な甘栗売りがいっぱいいました。10歩いくと度に次の甘栗、そしてまた次の甘栗という感じで、甘栗売りの誘いをかき分けかき分け進む中華街。 前回来た時にはこんな感じだったか記憶にないのですが、こんな感じでしたっけ?

 

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ひさしぶりの中華街、楽しかったです。

 

 

 

お茶を飲もう、横浜で飲もう、悟空茶荘で飲もう。

 

横浜中華街にお茶をしに行ってきました。クラシカルな外観にくらくらきます。

 

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店内に入ると、1階はお茶や茶器などを販売しています。2階が茶館となっています。

 

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満席の為、店内の写真は撮りませんでしたが、テーブル同士の距離があり、本当にゆったりくつろげます。友達、恋人、家族、一人、プライベートでも仕事でも、老若男女楽しめるレトロ・チャイニーズ。窓からの眺めもなんだか雰囲気満点です。

 

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普段はだいたいコーヒーを飲むことが多いのですが、お茶をのみに来たので、もちろんお茶をいただきます。1煎目は、お店の方がそれぞれの茶器の使いかたや、淹れかたを説明しながら入れてくれます。

 

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なかなかワイルドないれ方です。茶色の茶壺(ちゃふう)で蒸らしてから、がばっとひっくり返します。ちなみに、奥に写っている蓋つきの白い茶器もお茶をいれる急須的な茶器。蓋のなかにお湯と茶葉が入っていて、ただいま蒸らし中です。これを持ってお茶を入れるのがなかなかアチチで大変です。

 

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縦長の方は聞香杯(もんこうはい)といい、飲む器ではなく、香りのみを楽しむための器。最初の1回しか香らず、あとは飲む専門だったわたしは、まだまだ中国茶を語れません。今回頂いたのは、以前「マツコの知らない世界」で紹介されたこともあるという、白芽奇蘭(はくがきらん)と白桃烏龍茶です。

 

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お茶請けいろいろ。

 

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こんなゆったりとした美しくクラシカルな建物で、お茶。こういうお茶をたまにじゃなく、毎日のルーティン的の中に入っている生活を送りたい。うっとり。

 

なんて思って、形から入ろうと茶器とかを揃えたりして、揃えたまま数ヶ月、1年、数年と過ぎ、使われない茶器の処分に悩む、というパターンになりそうな予感なので、もう少しよく考えようと思います。そもそもわたし、コーヒーばかり飲んでいる方でした。

 

お茶モードになった時には、横浜に行こうと思います。

 

 

www.goku-teahouse.com

カメのはなし

 

カメの動画や写真をSNSに載せている友人が2名ほどいます。それほどの数をフォローしていない中で2名もいるということは、共に暮らす相手として、カメってなかなかいい感じなのかもしれないなあと思っている今日この頃です。

 

近所にも日向ぼっこをしているカメが2匹います。寒い時期はおそらく家の中にいるようで、4月半ば、気温が上がってきたころから、玄関前の定位置にやってきました。いつも気持ち良さそうに固まっていたり、もそもそと動いてみたり、ほんとうに可愛い子達。

 

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マザー牧場の逃走中のカメ

マザー牧場のリクガメ、ちょっと前までこどもたちに囲まれていたのですが、スキをみてこどもの輪から逃げ出していました。マザー牧場のいろいろなところで見かけるので、行動範囲は相当広い方のようです。もしくはお二人いらっしゃるのかもしれません。

  

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バリバリ食べるアルゼンチンのカメ

アルゼンチンのリクガメは、かなりばっきばきと音を立てながらサボテンを頬張っていました。

 

カメの名前、カメ吉とカメ子がすぐに思いついたのですが、ステレオタイプすぎるでしょうか。英語圏では甲羅(shell)があることから、Shelly(シェリー)やMishell/Michel(ミッシェル)とか、アメリカのマンガ「ニンジャ・タートルズ」の名前(レオナルド、ラファエロ、ドナテロ、ミケランジェロ)や、カメ(turtle)の頭文字「T」から始まる名前、Tony(トニー)やTessa(テッサ)などが多いそうです。

 

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ブラジルのカメたちと黒鳥

ブラジルの日向ぼっこ中のカメたち。この後、黒鳥がやってきてカメを踏みつけようか、踏みつけまいかしばらく悩んだ後、好奇心に勝てなかったのか、手前のカメに足をかけようとした瞬間、カメパニック。みなさんバタバタと水の中に落ち、パニックするカメにパニックした黒鳥も水の中に落ちていました。

 

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キレイで安い方

横浜中華街の、高級食材が売られているお店でみたカメゼリー。美容と健康によいそうです。中国語ではグイリンガオ。お肌ぷるぷるになるとか、便秘によいとか。コーヒーゼリーのような見た目ですが、味は漢方な苦いゼリー。ハチミツやクリームをかけて食べるそうです。

 

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道端で高い方


全く同じカメゼリーが道路脇に並べられていました。お店で売られていたカメゼリーより50円ほど高めの設定。にもかかわらず、本当は380円のところ、270円でどうだ!と言わんばかりの手法。野ざらしで売っている方が50円も高いところがどうしても気になります。

缶についているキャップに、折りたたみスプーンがついているんですね。買ったらすぐ食べたい一品なのでしょうか。スプーンがひとつしかついていないところを見ると、おの量(250g)が一人分と考えてよいのでしょうか。コンビニなどでよくみるコーヒーゼリーが110gなことを考えると、250gのゼリーを一人でたべるのは、ちょっと多い気もするのですが、この量を食べてこその美容効果なのでしょうか。

 

今回ブログを書くにあたって、写真フォルダを「カメ」で検索してみました。

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「カメ」でソートかけてみた

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カメじゃない……


 

 

仙台だっちゃ! おすすめの仙台弁

 

「だっちゃ」と聞くと、仙台と思う方もいれば、高橋留美子の漫画「うる星やつら」のラムちゃんを思い出す方もいるかもしれません。仙台人のわたし的には、ラムちゃん=仙台とは思えなかったのですが、一応検索してみたらやはりラムちゃんの「だっちゃ」は、仙台弁の「だっちゃ」を使ったとの記事がありました。そもそもラムちゃんってなんだよ、と思う方の方も多い2018年。

 

ラムちゃんの“だっちゃ”は東北弁!? 高橋留美子が語るラムちゃん誕生秘話 | ダ・ヴィンチニュース

 

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仙台弁こけしセットをもらいました

 

サンドウィッチマンほどではありませんが、当ブログもはしばしに仙台愛を振りまく趣旨のもと運営しております。が、残念なことに両親は秋田、また転勤のある家に育ったこともあり、たいして仙台弁は使えないエセ仙台人です。

 

住んでいる場所の言葉や、身近にその言葉を使う人がいると、けっこうすぐに影響をうけるタイプです。仕事でよく北海道にいっていたときには「〜だぁ(語尾上がり)」がかなり抜けませんでした。語尾があがるので、疑問形のような感じですが左にあらず、説明をするときに語尾にくっついてくる感じです。

 

スペイン語圏にしばらく住んでいた影響か、英語を使っている時にちょいちょいスペイン語が混ざったり、英単語をスペイン語読みしてしまうという悪癖もあります。ちなみにわたしのスペイン語の戦闘能力は、英語を10としたら、1あるかないか。全然うまくないのに、紛れ込むスペイン語。なぜこんなに残念なことが起こるのでしょう。恥ずかしい。

 

エセ北海道弁や、エセスペイン語に比べれば、わたしのエセ仙台弁はだいぶかわいいレベルと思います。今日ご紹介したいのは「はかはかする」です。ドキドキする的な意味ではありますが、心理的なドキドキではなく、肉体的なドキドキ(はかはか)です。遅刻しそうになって猛ダッシュをしてはかはかしたり、予想外に長風呂してしまい心臓がはかはかする、あの感じです。わたしはうっかり長風呂してしまうことが多いので、直近ではおとといはかはかしました。

 

「やばい、いきなりはかはかする〜(やばい、すごい心臓がばくばくするー)」のように使っていただければ、あなたもエセ仙台人になれます。

 

whostolemysheep.hatenablog.com

 

 

変わるものとか、変わらないものとか

 

仙台にお昼すぎに仙台に着く予定だったので、ごはんを食べてから家に行こうと思っていました。行こうと思っていた1軒目はすごく混んでいて、2軒目はお店がなくなっていました。3軒目、以前お昼休みによく行ったカフェにいきました。

 

カフェは同じ場所にあって、懐かしさもあって迷わず入ったのですが、席についたとたんに感じた少しの違和感。小さいカフェで、お店もメニューも細部にこだわった、落ち着いたカフェ。だったはずなのに、久しぶりに入ったカフェは、どことなく雑に物が置かれていて、入り口のポーチも、お店の中にも、ちょっとした物置扱いされてしまっている場所があって、メニューもコストパフォーマンス重視な感じになっていて、ああ、オーナーが変わってしまったのかなあと少し残念な気持ちになりました。

 

もちろん、以前からずっとすきで、今もすきなままのお店もありました。個人的には仙台一美味しいと思っている、立町にあるピザ屋「ピッツァリア・デ・ナプレ」。メディアテークの向かいあたりのお店です。

 

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お昼でもピザに飲み物やサラダが付いてこないところとか、パスタがメニューにないところとか、これー本でやっています的な雰囲気も好みです。熱々のを1枚ずつ出してくれるところも、エスプレッソも美味しいところも、全部だいすきです。

 

久しぶりに食べることができて、ほんとうにうれしかった。写真下のマリナーラが一番すきです。いい感じのお天気のお昼だったので、このまま昼飲みに突入したかったのですが、この日に帰る予定だったので、たしなむ程度ということで。

 

食べた後は立町界隈をふらっとしてきました。仙台に住むのであれば立町は住んでみたいエリアNo.1です。今住んでいる場所に少し似た雰囲気のあるエリア。

 

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仙台市青葉区立町

 

商業地区ではありますが、繁華街ではないので、昔からのビル、住宅、アパートもあります。このあたりに土地をもっている人に相応しい出で立ちの、古い、渋い、大きい、シックな家もあったりします。古いビルなどをリノベートしたお店も多くおさんぽにはぴったりのエリアです。

 

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固定電話が一線から退いて、携帯電話やスマートフォンがその座を奪い取ってから随分たちますが、今もいたずら電話ってあるのでしょうか。特定の人が特定の人にかける迷惑電話じゃなく、あのランダムにやってくるいたずら電話。いたずら電話の代表といえば、無言電話と「どんなパンツはいてるの?」電話。パンツが目的なのか、その質問に困惑してもらうことが目的なのか。

 

仙台ではパンツ電話に出たことはないのですが、大阪に住んでいた時にはたまにパンツ電話を取ってしまうことがありました。都会は怖いですね。それも固定電話時代の話。今もパンツ電話は現役なのでしょうか。

 

という無益な思い出話をしながら歩いた、ゴールデンウィークの思い出です。

 

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仙台、さんぽ部

 

ひさしぶりにのんびりと仙台に滞在していたため、おさんぽの時間も取れました。知らない街のおさんぽもたのしいですが、勝手知ったる街を歩くのもこれまたたのしいものです。

 

懐かしい記憶と、わりと最近の記憶が歩いているとごちゃごちゃになって浮かんできます。若気のいたり的な恥ずかしくて思い出したくないと思っていた黒歴史が、いつのまにかその詳細をまったく思い出せなくて、もう全然恥ずかしくないどころか、むしろなんだったか気になって思い出したくなりました。老化ってこわい。

 

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何度となく通ったMAKAN (マカン) タイ・ベトナム料理屋さん

 

街を歩いて感じたのは、体感記憶の仙台よりも、実際の仙台の方がずっと小さかったです。これは仙台は思っていたより小さかったというのではなく、あくまでも感覚的なことですが。今の生活と比べると、車生活が基本だった仙台では、歩く行為が圧倒的に少なかったので、東京の感覚でぼーっと歩いていると、あっという間に思っていた以上の距離をいってしまって、行こうと思っていたところを通り過ぎてしまっていました。

 

人の感覚っていい加減なものなんだと、自分の感覚は半分くらい信じて、半分くらいは疑ってかかろうと思います。

 

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壱弐参(いろは)横丁

 

仙台といえば稲荷小路や虎屋横丁を有する「国分町」という東北を代表する飲食店屋街が有名ですが、国分町以外にもいろいろな横丁が存在します。その多くが戦後の焼け野原にどさくさ紛れに建てられた味のある通り。

 

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上から見るいろは横丁

 

巨大バラックアーケード街のように見えますが、実際そんな感じです。再開発とか区画整理なんぞどこ吹く風といった体の通路2本、全長120メートルもある圧巻のバラックアーケード。戦後直後からのような佇まいのお店もあれば、かわいい雑貨屋やカフェもあります。

 

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お店の合間にこういう場所もある

www.iroha-yokocho.jp

 

横丁デビューは学生の頃ですが、こどもの横丁と違い、おとなの横丁デビューは仕事をするようになってから。連れて行かれた横丁の、ザ・昭和のカウンター店に連れていってもらい、友人と一緒の時には頼むことのない渋いメニューがならんだり、寒い仙台では滅多お目にかかることのない(ですよね?)かさこそする生き物が走るのを目にしたり、おとなの入り口に心も体も震えたものです。

 

いろは横丁のわりと近くにある仙台銀座。銀座の名にふさわしい、といいたいところですが、ブログにするのもはばかられる銀座です。ビルの中に取り残された10店舗ちょっとの一角。その存在を知ってはいましたが銀座に足を踏み入れたのは初めてです。長く仙台にはいましたが「銀座にいこう」と誘われたことは一度もありません。時間が歪んだような不思議な空間でした。もちろん現役です。

 

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仙台銀座

 

いぶし銀な雰囲気を醸し出してはいますが、ひそっと使ってみたい素敵なお店もあったりしました。ひとりかふたり、さくっと飲むのに良さげです。やはり、銀座は大人の街ですね。

 

夕方になり、仕事を終え飲みに出る人たちが増えてきました。GWの合間の平日、わたしは勝手に連休にしていますが、仕事終わりの会社員たちの姿をみて、今日が平日だったことを思い出しました。

 

久しぶりに会う友人と、本町にある「玄孫(やしゃご)」へ向かいます。大人になると車でドアドアの生活をする人が多い仙台人の中、町歩きを楽しむ彼女は、表通りはもちろん、一本、二本と裏に入ったところにあるお店をよく知っています。お店の近くの歯医者に通っていたので、懐かしさもあり一粒で二度美味しい。

 

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おいしゅうございました