ラッキーだったのか、そうじゃなかったのか
夏休み、上海の観光地筆頭の外灘(ワイタン)で2泊してきたときのこと、夜ご飯を食べ、そこのお店でデザートとカフェでもよかったのですが、その日の気分はチョコレートケーキ。
外灘にはロブション(La Boutique de Joel Robuchon)がある!
ロブションがはいるビルは外灘18号という、外灘の川沿いにならぶ22棟あるレトロビルのうちのひとつ。ビルに入ると、奥にはロブションのティーサロン。ケーキやパンを買えるブティックは1階の道路に面した店舗。
以前はもっと行きやすい街中のショッピングモールにも入っていたのですが、知らぬ間に閉店されていました。せっかく外灘にいるので、久しぶりのロブションに寄って、チョコレートケーキを買って、お部屋でムフフ。
久しぶりのおフランスな気分でお店に入るも・・チョコレートケーキ・・なく。
いやあ、ロブションだったらなんでもいいわけはなく、この日はチョコレートケーキが食べたかった。新作のなぞのキノコのケーキが気になりながらも店を後にしました。
諦めるにはチョコレートケーキが食べたすぎたので、ホテルの1階に入っているカフェのケーキを買って、部屋でコーヒーを入れてお部屋カフェにしましょう。お部屋にはラバッツァのコーヒーマシンがついているのです。
クラシカルなホテルの、クローズ直前のシックなカフェ、2つだけチョコレートのロールケーキがありました。すごく大きかったので、ひとつだけ買って部屋に戻りました。
どのくらい大きかったかというと、
こんなに大きい!!
と思ったら、お皿をくるっと回すとまあまあふつう。
こちらの方がふつうで、ラッキー斜めで大きく切れたポーションがたまたまやって来たのかな。いやいや、もしくは大きい側の方が本当はふつうで、アンラッキー斜めで、やばいこっち側細っくなっちゃった、けどまあいいや出しちゃえ、ということなのか。悩ましい・・
好みの濃いチョコレートケーキでした。んま
上海クラシックなビルヂングでモダン広東ランチ|Canton Table 三号黄浦会
今年の夏休み、遠出はせずに灼熱の上海でアチチな夏を過ごしていました。おやすみ中のハイライトは、外灘(ワイタン)またはThe Bund(バンド)とよばれる上海のザ・観光地で、しっかり観光客をしてきました。
春に開催予定だったレストランウィークがロックダウンで中止になったのですが、すっかりスローダウンしている上海経済復活の一助となるか、長期間営業停止となっていたレストランの支援のためか「レストランウィーク・プラス」として復活。
レストランウィークとは、主にちょっといい(=敷居が高く、値段も高い)レストランが、ランチやディナーなどをプレフィクスメニューでお求め安い価格で提供してくれる、プロモーションを兼ねた世界各都市で独自に開催されているレストランフェスのようなもの。
今回は、外灘の黄浦江(フアンプー・リバー)沿いに並ぶ、19世紀後半から20世紀前半に建てられたオールド上海の美しい歴史建造物のひとつ、「外灘3号」に入るミシュラン星付きレストラン「Canton Table (三号黄浦会)」で、レストランウィークを利用して点心ランチをしてきました。
エレベーターを降りると、グレーのレンガの壁に覆われた、上海の伝統的な石庫門(せきこもん)とよばれる中洋折衷の建築スタイル、レトロモダンのオールド上海の雰囲気。手描きの肖像画や花のモチーフが、素朴な壁面にモダンなタッチを添えて、ゲストをお迎え。この可愛いレトロなタイルにときめく女子は多いはず。
いただきます。ランチメニュー用のドイツの白。さっぱり。窓の外はザ・リバービューと対岸のイーストバンドの個性的なビルたち。
前菜は、左からクラゲと桜海老と茎レタスを細く切ったやつ。真ん中のチェリーは、チェリーの形をしたフォアグラ。そしてクリスピーポーク。カリッカリ部分は美味しかったけど、バラ肉部分はかなりちょっと抑えたらあふれる脂が・・。たまたま脂の多いポーションにあたってしまったのか、いや、中国の人脂肪たっぷりのバラ肉大好きだしな・・。
点心プラター。点心と飲茶の違いってなんなんだろう・・。お茶を飲みながら食べたら飲茶という理解でいいのかな(違う気がする)。黄色のはプリンプリンのエビ餃子、赤はトリュフと野菜のダンプリング、俵形のはタラのパイ。
全部3個ずつ食べたいくらいおいしい。点心って日本の和菓子みたいに基本の形があって、そこからいろいろなバリエーションもあって、目にも美味しい。庶民的なお店のもおいしいし、ミシュラン店で食べてもまたちがうおいしさがあって、ほんと満点。
デイリースープ。これはですねえ、めっちゃデイリースープって感じでした。なんかまかないで、スタッフがバックで食べてても不思議じゃないというか。ミシュランの星の所以は感じなかったのですが、それはわたしの舌がアホだからだと思いたい。いわゆる「やさしい味」だった。
手袋をはめて、手づかみでむしゃむしゃいきます。この子。
薄いパリッパリの皮、柔らかいお肉。手で掴んだときの細い骨の繊細な感じ。ところにより鉄分強めの風味。こちら「Baby pigeon」です。鳩の若鳥(半身)でございました。鳩、いっちゃいました。
上は夫がいただいた海鮮チャーハン。わたしは麻婆麺。見るからに美味しそうなんですが、食べるとその3倍は美味しい。この前ちょうどテレビで麻婆麺特集を見て、すごく食べたかったので、嬉しさも倍増。
デザートも選べたのですが、ふたりとも杨枝甘露。英語メニューは「Chilled sago cream with pomelo」やっぱり材料がそのまま書かれただけでした。ふつうのお店で食べる時は書かれていない「チルド」とあるだけあって、すごく冷たくてこちらも大満足。
Canton Table は広東料理レストラン。マスターシェフのイーソン・マン氏、写真を見たらいかにも美味しいものを作りそうな風体の方でした。ちなみに、英文ではEason Manとあり、中文では文国雄とあり。中国語の普通話読みだとウェン・グォションなのですが、イーソン・マンはどこから来たのでしょう。広東話読みなのか、英語名なのか。
なんにせよ、「食は広州にあり」のことわざが有名なく美食の街、広州の有名店で点心師(点心のスペシャリスト)活躍されていたおじいさんの影響でこのキャリアを志し、香港、イギリス、オーストラリア、マカオの有名レストランやホテルで働き、2017年12月のCanton Tableオープンにマスターシェフとして引き抜かれてきた方のようです。
たしかに、プロモーションメニューとしての引きは抜群。オーソドックスだけど、スペシャル感のあるメニュー、これはレストランウィークじゃなくても来てみたいお店でした。
ディスプレイの麻雀牌ドレス。販売品のようです。
NKIEのスニーカー
夏休みをエンジョイ中
最後までたどり着けない映画たち
ブログを書くページのこの辺(↖︎)にあるお題「夏に見たいアニメやドラマについて教えて!」を見ながら、(夏に見たい・・・)と考えて数日。
あまりアニメもドラマ、バラエティも見ないので、映画でいいかな、・・夏・・映画・・と考えを巡らせてみると、ここ数日で観た映画というと、『プライベートライアン(Saving Privat Ryan)』『ヒトラー〜最期の12日間〜(Downfall)』・・・。
8月という時期的に、第二次大戦関連の映画に遭遇する率がどうしても高くなる気がします。そして観ちゃう。でも夏に観たいのかと言われると、観たいから観ているというよりは、夏のたびについ観てしまう、そしてそのたびにどーんと重く苦しい歴史を感じてしばらく黙る。
辛くなるのはわかっている(そしてストーリーもわかっている)のについ観てしまう、そんな映画もあれば、楽しもうと思って観たいのに、最後までたどり着けない映画もあります。
わたしの最後まで見られない映画は『オーシャンズ11(Ocean's Eleven)』シリーズとか、『アポロ13(Apollo 13)』とかです。
寝てしまうんです。途中で。どうしても。
どうしてなんでしょうねえ。11とか13とか、タイトルに数字がつくと寝てしまうのでしょうか。なんて一瞬思いましたが、そんなわけないですよね。そういえば、タイトルに数字ははいっていませんが『アルマゲドン(Armageddon)』も100%寝る映画です。
いくつかの、確実に寝てしまう映画が存在しているんです。映画館で見ても、DVDで見ても、動画で見ても、テレビで見ても、寝てしまうんです・・。共通点あるかしら。
どれも随分前の映画なので、過去にな何度も見ようと試みているのですが、やはり寝てしまう。毎回寝落ちるタイミングは違うようですし、部分的には何度も見ているので、全体的な話は知っているんですけどね。
なんでこれらの映画の時はいつも寝てしまうんでしょう。すごい気になります。
・・・お題からはだいぶずれてしまいました。
これはなんだろう
上海の街を歩いているときによく見るこのおサルのような顔の落書き。落書きというかグラフィティというか。
何度も見かけるのでとても気になっています。一応画像検索してみたのですが、特定はできませんでした。まあ、落書きなので。
一般的には、こういった同じグラフィティは署名的な意味合いのものが多く、レトロに表現すると「XXXXXX参上」的な、そんなもののひとつだと思うのですが、どうでしょう。
上海のような5歩歩いたら5台の防犯カメラ(というか監視カメラ)がある、カメラ網が張り巡らされている街でもこういうことをする人っているんですね。
それにしても気になっています。