ここ10年、15年程でしょうか、「聖地巡礼」とは、四国のお遍路さんでもなく、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラでもなく、アニメの聖地巡礼や、アイドルなどの推しの聖地巡礼のこととなっているようです。
作品の舞台や、好きな人が訪れた場所、それらの関連のある場所に自分も行ってみたい。同じ景色を見て、同じものを食べたり、写真を撮ってSNSにあげたり。
中国語の先生が日本のアイドルにすっかり心奪われた方で、日本に行ってはせっせとそのアイドルにまつわる場所を巡り、中国に来たとあれば立ち寄ったお店に行き同じメニューを食し、そんな思い出話を延々とレッスンでする(もちろん日本語で)、なんのレッスンだか・・ということもありました。(中国語レッスンあるあるです、たぶん)
わかります、わかります。どちらかといえばわたしもそういうのしたい派です。どのくらいの人が聖地巡礼経験があるのかざっと検索してみると、女性の約半数、全体の約4割ほどがなんらかの聖地巡礼経験があるようです。けっこうみんなしたいんですね。ふふ
本日は、わたしの聖地巡礼の思い出をちらり。この人は誰でしょう。
チェ・ゲバラの博物館の思い出でした。ブエノスアイレスに次ぐアルゼンチン第2の都市コルドバの郊外にあるチェ・ゲバラが幼少期を過ごした家で、現在は博物館となっています。わたしが行ったのは2014年のこと。今回はじめてブログにしたのですが、大事に温め過ぎて、タイミングを逃したパターンです。
チェ・ゲバラの医大生時代の南米をバイクで旅したあの「モーターサイクル・ダイアリーズ」のバイク、ロシナンテをこの目で見た感動は言葉になりません。キュン。この南米旅の前には、自転車でアルゼンチンを旅するのですが、その自転車も展示されています。
ちなみに、チェ・ゲバラの生家はアルゼンチン第3の都市ロサリオにあるのですが、このコロナの影響もあり、今年の7月、日本円で約4,300万円で売却とのニュースのあがっていました。
チェ・ゲバラと同じくアルゼンチンの英雄、サッカー界のレジェンド、マラドーナ。腕にチェ・ゲバラのタトゥーを入れてました。マラドーナもチェ・ゲバラも、彼らの功罪は賛否の分かれるものではありますが、世界で愛された男たち。RIP
さて、チェ・ゲバラはカストロと共にキューバ革命を率いた革命家。そんなわけで、是非ともキューバにも行きたいのです。カストロが生きているうちにキューバに行かなければと学生の頃から言い続けておりましたが、いまだ行けておらず。フィデル・カストロ、90歳まで長生きして待っていてくださっていたんですけどね。うっうっ。
ずっと行ってみたいし、今もいつでも行きたい気満々なのですが、なかなかハイ行きましょうとできないところが悩ましい。キューバのチェ・ゲバラの軌跡を巡りたい。
聖地巡礼、良いですね。(早くできるようになると・・)