東京にいる間の一番の楽しみはやっぱりごはん。食べたいものリストは頭の中に長々とあって、ほんとはこんなんじゃ全然足りないのですが、いかんせん胃袋がひとつ。健康診断も気になる。とか言いながらも食の誘惑には抗えず、しっかり堪能してきました。
上野やぶそば
創業が1892年(明治25)の 上野薮そば。ここか、御徒町のパルコ屋のお店か、帰ってくるたびに必ず寄ってしまう。「やぶそば」って響きがクール。いかにも江戸っ子な感じが大変よろしい。
炭火焼専門食処 白銀屋 築地の拠点
去年は豊洲の白銀屋に行ったのでというわけではないけれど、今回は築地の白銀屋へ。鮮魚ももちろんよいのですが、炭火で焼いてもらうお魚って何度言っても言い足りないけど最高。
美味しい焼き魚をいただき、築地さんぽ。中に入ったのははじめての築地本願寺。インド・アジア仏教様式を模した外観も圧倒的ですが、ひとつひとつ見ているとインドだけじゃなくって、和も洋も中も見え隠れしてて良い。
市場が移転してしばらく経ちましたが、築地はすっかり観光客のお立ち寄りスポットとしての余生に入った感じ。めっちゃ元気なシニアな感じがこれまた江戸っ子。
あたりまえだけれど、銀だことすしざんまいの本店があって、ここにあるのか!と思った。
魚旬|佐竹商店街
お通しのなめろうから絶品で、東京にいる間連チャンで通ってしまったのは、日本で二番目に古い商店街「佐竹商店街」にあるお店。
佐竹商店街の組合の結成は1898年(明治31)なのだそう。この辺りは秋田藩(藩主佐竹侯)のお屋敷があったところ。歩いていると漂ってくる日本で二番目に古いとされる雰囲気。イケテナイさびれ感が哀愁漂う商店街です。
その中でも大御所感を漂わせていた、昭和レトロな「中屋洋菓子店」がお店を閉められていたのはとっても残念。カステラやジャムロールが名物の大正ロマンむんむんのお店だったのに。
そんな佐竹商店街のアーケードの新御徒町側の端っこにあるお店が「魚旬」。焼きも海鮮も、お料理もどれもみんな美味しかった。おすすめしてもらったピリリとキレのあるを日本酒を順番に飲んでいくのも楽しいし。
料理がまったく得意ではなく、魚料理なんてもっての他。オリーブオイルとかがんがんかけてみたいな料理ならともかく、焼き魚のようなシンプルなものって、ただ切って焼くだけなのに難しすぎる。
そんなわけで「魚の目利き&焼きレッスン」があれば是非とも通いたいと常日頃から思っているのですが、こんな美味しいお店があるなら自分でなんとかするのは諦めて「魚旬」に毎晩通うことにする。っと心に決めた東京ステイ。
お魚三昧、日本酒三昧な中、健康診断も行ってきた。結果のことはもう考えない。
そしてもうひとつの三昧は……
ロッテのシーズン終わっちゃいましたが、この時はまだCSに行けるのか、行けないのか(行けないに傾きかけていた)な頃。通いました球場に。夫孝行。球場グルメと球場ビールを満喫。しつこいようだけど健康診断の結果は考えないでおく。
ロッテが勝った日、浮かれたロッテユニフォームで溢れた車両に、舞浜からいろんな耳をつけたディズニー帰りボーイズ&ガールズが合流、ロッテユニとディズニー耳の、絶対に交わらない2団体に占領されるカオスな京葉線。いい思い出です。