最近食べたいものがたくさんあって大変です。ナプレのピザ(仙台の美味しいピザ屋)っぽいピザ、うちカレー、インド的なカレー、焼肉、干しもちなど。他にもいろいろあるのですが、ここ最近の食べたいラインナップです。
これらの頂点に君臨して、わたしの食べたいボタンを連打しているのがアップルパイです。アップルバイが食べたくて、食べたくてしょうがない日々。
帰り道、目に付いたケーキ屋さんをのぞいてはアップルパイを探すのですが、どこでもありそうなものなのに、たまたまなのか、隠されているのか、アップルパイだけはなく、…なぜでしょう。ああ、アップルパイ食べたいなあ。そんなわけで週末は、アップルパイが確実にあるお店に狙いを定めて出かけてきました。
わたしの熱いアップルパイ愛を受け止めてくれることになったのは、マミーズ・アン・スリール/お母さんの笑顔です。
紅玉のアップルパイ、中サイズのホールを連れて帰ってきました。ここのアップルパイははじめてでしたが、評判にたがわずお母さんの味なアップルパイ。
わたしの母も紅玉が大好きで、この季節になると実家には常に大量の紅玉があり、次々煮てはアップルパイになり、りんご入りの芋きんとんになり、それらが消費されるより先に次の紅玉たちがキッチンにスタンバッている家で育ちました。
先日実家に行った時は、紅玉の出始めシーズンだったのですが、さっそくキッチンに紅玉たちが鎮座しておられました。まだ美味しくないわー、フライングだったわーと愚痴る母。かわいい。
そして娘のわたし。紅玉のアップルパイ、紅玉の芋きんとん大好き遺伝子は確実に受け継がれているのですが、それを自分で作る遺伝子は全く引き継がれなかったよう。ですが、これからはマミーズのアップルパイがあるから大丈夫。
はじめて食べたアップルパイの一方で、数的には間違いなく一番多く食べているアップルパイは、アフタヌーン・ティー・ティールームのアップルパイです。
お母さんの味とはまた違ったベクトルのアフタヌーン・ティーのアップルパイ。こちらはわたしに多少でも母のアップルパイ遺伝子があったとしても、再現するのは難しい系アップルパイです。とは言ってもクックパッドで再現レシピがあがっています。世のアップルパイ人には頭が下がります。
都内はもちろん、札幌、仙台、大阪、横浜などなど、全国津々浦々のアフタヌーン・ティーでアップルパイをいただいてきました。なんか好きなんですよね。そのうちのかなり多くの数のアップルパイを共に食べてきた友人がいるのですが、下の写真もその友人と久しぶりに会った時に食べたアップルパーイ。
アップルパイとチャイ。ゴールデンマリアージュです。このアップルパイとチャイと共に、いくつのどうでもいい話を食べたことか。アップルパイ関係ないですが、以前はチャイにシナモンパウダーとブラックペッパーがついてきていたのに、いつの頃からかシナモンのみになっているが気になっています。
「アップル」は、普通の王道的なくだもので、多くの国や文化圏でも普通にあって、そんな普通な感じなのに、アダムとイブが食べたのがアップルだったり、ニュートンの万有引力もアップル、ウィリアム・テルもアップル、ビートルズもアップル、iPhoneもアップル、椎名さんもアップル。アップル最強です。