先日のブログの「二十三夜堂」のあと、六夜堂とか十八夜堂もあるのかしらと、どうでもいいようなことを考えながら歩いていると、とても古い看板が目にはいりました。染物、鋪?
店舗の「舗」の旧字体でした。なるほどと思って再び看板を見上げると、もうひとつ気になるものが目につきました。
《明治27年(1894)創業、伝統と信用の店、きものなんでも相談所、和の心を現代に伝える伝統の品。きもの専門店ならではの、豊富な品揃えとサービスでお応えします。小西染物鋪》のキャプションに負けずとも劣らない、立派な文字で書かれた『入居者募集中|アパートコニシ』
まさかこの店舗の2階がアパートになっているのでしょうか?ほんとにどうでもいいことですが、やっぱり気になって検索してみる……
見た目ではアパートのように見えませんが、なんにせよこのあたりにあるようです。現在募集はなく、賃料などはわかりませんでした。代わりと言ってはなんですが、映画に出てきそうな、なかなか趣のある(?)お部屋の写真が掲載されていました。部屋の写真を眺めているだけで、いろんな登場人物やストーリーが浮かんできます。
ちなみにトイレは共同のようです。お風呂の写真はなかったのですが、どうしたらよいのでしょう。大家さんのお家に「お風呂いただきまーす」とか行くのでしょうか。
市内には銭湯や公衆浴場がほとんどないのですが、先日「小さな図書館」のブログを書いたときに、こんなところに銭湯が!と写真を撮ったことを思い出しました。ここなら歩いて15分ほど。よかった!(?)
アパートコニシのお風呂問題を気にしつつ、ほんとどうでもいいよなと思いながら、まさかこんなところでなんとなく撮った駒の湯の写真をつかうことになるとはと驚いております。
どうぞ暑さに気をつけてお過ごしください。