ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

みたらしミルクのかき氷|甘味処すずや

f:id:pucayu:20210801162221j:plain

12杯目は「和」

仙台の街中の小さな横丁、文化横丁でモナカを中心に見た目にも可愛らしい和スイーツを出す小さな甘味処すずやで、今年は7月から和のかき氷たちが登場ということで、もちろん行ってまいりました。

全部で3種類のかき氷を出しているのですが、最初の一皿(この時点でまた来る気まんまん)に選んだのは「みたらしミルク」のかき氷。

みたらし、自家製の白玉、マスカルポーネチーズクリーム、そして練乳のかき氷です。和スイーツのお店ならではのかき氷で、食べる前からワクワクします。

f:id:pucayu:20210801162158j:plain

f:id:pucayu:20210801162204j:plain

氷はしゃりっとした食感で、とろりとした甘じょっぱいみたらし、さわやかなマスカルポーネクリームチーズ、控えめな甘さの練乳と、意外にもさっぱりとした甘さでおかわりいけちゃいそう。

そして、かき氷と一緒に食べておいしい食感に仕上げたすずやこだわりの白玉。毎朝お店で仕込み、提供前に茹でているそうです。食べ応えもあって、ほんと絶品。

美味しいお茶とセットのかき氷、大変美味しくいただきました。

 

 

ミルクティーのかき氷とアヒルの謎 | パンプルムゥス(Pamplemousse)

 

仙台駅近くの雑居ビルの中に入るカフェ「パンプルムゥス/Pamplemousse」

かき氷SNSで昨年も見たのですが、行き逃したお店のひとつ。カフェに来るお客さんのSNSでよく見ていたかき氷は「しろくまくん あんみつ」。かわいいけれどあんみつは得意ではないのでなし。ということで、わたしが食べようと思っていたのは、カフェに行った数日前にカフェがSNSにアップしていた「プリンアラモード」のかき氷です。

f:id:pucayu:20210801162457j:plain

が、しかし。メニューを見て心変わり。「ミルクティーのかき氷お願いします」

なんか突然ミルクティーの気分になってしまいました。この日はとても暑くて、アイスミルクティーを一気飲みするかのように、あっという間にシャクシャクシャクと飲み込んでしまいました。ごちそうさまでした、ことしの11杯目。

柔らかなエスプーマとナッツ、そして、冷たくて限りなく液体に近いでもしっかり氷という、素晴らしいバランスで出来上がったミルクティーかき氷。ミルクティーにクリームとナッツ、紅茶にナッツってちょっと不思議なペアリングでしたけど、ちょっと検索してみたら紅茶ワールドではさほど意外な組み合わせではないようです。

f:id:pucayu:20210801162342j:plain

それにしても気になるのが、この黄色いアヒルたち。とにかくいっぱいいます。

お店のなにかと関係あるのかと思いましたが、店名のパンプルムゥス(Pamplemousse)はグレープフルーツだし……、なんなのでしょう。どのあたりがアヒルなのかは判然としないのですが、なんにせよすごいいっぱいいるのです。

f:id:pucayu:20210801162303j:plain

ヒルたちがいっぱい。そしてこのたくさんの黄色いアヒルの中に、白いアヒルが一羽だけひそんでいるそうです。カフェのサイトに「みにくいアヒルの子を見つけよう!」のページがありました。見つけたらかき氷1杯が無料に!なんてことはないようで、「きれいな白鳥になれるように、頭をなでてあげてくださいね」とありました。

そして余談ですが、クリスマスやバレンタインデーのイベント時には、ピンクのアヒルもやってくるそうです。

なぜアヒルなんだろう……

 

かわいいピンクのレモンミルクのかき氷|かき氷は一期一会

 

2021年、10杯目のかき氷です。

Sweet Spice Asanoの「レモンミルク」を頂いてきました。

ほんのりと可愛らしいピンク色は、ハイビスカスの濃いピンクとミルクが合わさって生まれたキュートな色。なんて斬新なアイディアなんでしょう。レモンとハイビスカスの酸っぱさに、ミルクシロップの甘さが、爽やかな甘さを作り出す1杯。

上に可愛く乗っているのは、レモンの蜂蜜漬け。氷をシャクシャクと食べ進めていると、氷の中にもレモンの蜂蜜漬けが。レモンの蜂蜜漬けがとってもいい仕事をしていて、かき氷を飽きさせず、邪魔もせず、良いアクセントとなっています。

なんといっても色がかわいい。お天気と室内と、わたしの写真の腕のせいで、実際のかわいい色とはちょっと違う感じになっていますが、目の前にトンとおかれたら思わず「かーわーいー」と言いたくなること間違いなし。

f:id:pucayu:20210801114935j:plain

f:id:pucayu:20210801115737j:plain

残念なことに、このかわいいピンク色のレモンミルクは7月で完売だそうです。去年はレモンミルクに出会わなかったので、来年お目にかかれるかどうかは分かりません。きっとオーナーのお心次第。いやいや、かき氷は一期一会です。

いよいよ8月。かき氷シーズンもいよいよセカンドハーフ。8月も美味しいかき氷に出会えますように。

 

南高梅のかき氷はとても美味しく、わたしの思いつきはさほどでもない

 

ふたたび、Sweet Spice Asanoより。......既に何度かお邪魔しておりますが、また行ってきました。心くすぐられるシロップを次から次と登場します。(そしてちょっと行けないでいると、食べようと思っていたシロップが終了)

スイートスパイスアサノのかき氷は、見た目にはクラシカルでスタンダードなかき氷なのですが、いつも新しくて、今まで食べたことのない、いつもはじめての美味しいひと皿です。

f:id:pucayu:20210721212631j:plain

f:id:pucayu:20210721212636j:plain

 

今回は、和歌山県産の南高梅のかき氷。甘酸っぱくて、濃厚。大げさではなく続けて3杯はいけます。

「梅シロップ」って昔から自宅でも作っていたり、身近なシロップのひとつですが、梅シロップのかき氷、生まれて初めて食べました。たぶん。

とろりんとした濃い梅シロップ、ああ美味しい。今年の9杯目も大変美味しくいただきました。

f:id:pucayu:20210723215039j:plain

南高梅

あの美味しい梅のかき氷を思い出しながら、ステキなことを思いつきました。おいしい素氷に、チョーヤの梅酒をかけたらいいんじゃないかしら。あら、なんかすごく美味しそう。夏の夜に、梅酒のかき氷。世紀の大発見!

なんて思って検索したら、ご本家チョーヤが既にやっていらっしゃいました(わたしが思いつくくらいだから、ご本家は当然やってますよね)。

f:id:pucayu:20210723231504p:plain

梅酒カクテル専門店「The CHOYA(ザ チョーヤ)銀座BAR」「梅酒カクテルかき氷~とろり梅もち~」登場 6月21日より1日20食限定 | お知らせ | チョーヤ梅酒株式会社

 

インスタグラムの検索画面ってなんか恥ずかしい

 

かき氷のことで知りたいことがあり、Instagramのアプリを開き、下にある虫眼鏡マークをさわると出てくるのが検索画面。そして出てきたのがこの画面。

f:id:pucayu:20210721215630p:plain

09:41 PM on Wednesday, July 21, 2021

おそるべしAI。っていうか、はずかしっ。恥ずかしすぎて、ついスクリーンショットを撮ってしまいました。

検索画面とは、わたしのいつも見ているような投稿から、インスタグラム側が自動的に選んでくれているだけに、まあ確かに興味のあるアカウントや投稿が並ぶんです。その精度はインターネット広告の中途半端さと比べると、かなりバシッとあててきます。

ちなみに、わたしへのおすすめは、旅行(主に中国)、スイーツ(主にかき氷)、そしてサッカー(主にアルゼンチン代表)のようです。

中国とかき氷はまあまあ順当なラインナップですが、アルゼンチン代表とかはなんかちょっと恥ずかしいやつ。いや、確かに見てたんです。コパ・アメリカの決勝トーナメント全試合通しでペイパービュー購入しました。そしてインスタグラムでもディ・マリアのあのゴールを何度も見て、さらには優勝に沸くアルゼンチンの街の様子を見て(コロナ禍であることを一瞬忘れるくらいでした)、選手のアカウントや、もろもろのミームアカウントとか、かなーり見てました。
でもこんな風に、あなたこういう感じのアカウントや投稿見てましたよね、バーンと出されると、ちょっと気まずい。家にいる分には全然構いませんが、人といる時や、バスや地下鉄の中でこんな画面を開いちゃうと、ヒーとなってあわてて検索バーをさわって強制的に画面を変たくなります。

公共の場でふと視界に入ってきた隣の人のインスタの検索画面がアレな感じだったら。ビジュアルのインパクトって、検索履歴を文字でみるより生々しいです。ふふ

世間のみなさんの検索画面ってどんな感じになっているんでしょう。気になります。

 

 

抹茶のかき氷の中のトップランカー|御菓子司 賣茶翁(ばいさおう)

 

今回も昨年食べられなかった1皿をいただいてきました。

創業は明治時代、仙台空襲によって1947年(昭和22年)に現在地に移転してきた、仙台の茶人に愛される老舗の御菓子司「賣茶翁/売茶翁(ばいさおう)」です。

コロナ以前は、喫茶室でかき氷がいただけたのですが、喫茶室が感染対策でクローズしていてかき氷もテイクアウトのみ……ということに。喫茶室開かないかなあと思っているうちに昨年はかき氷シーズンが終わってしまいました。

f:id:pucayu:20210627151706j:plain

街中なのに、ここだけ別世界

f:id:pucayu:20210627152640j:plain

どら焼きひとつだけ買って帰る会社員もいる

先日お店の前を通りかかると、ちょうど人が並んでいない良さげなタイミング。今なら敷地内でかき氷食べられるかなと引き寄せられるようにふらり。

ちょこちょこと人は訪れるのですが、お茶菓子をまとめて買っていかれる方がほとんど。ひとりでふらっと寄ってどら焼きをひとつだけ買って帰るサラリーマンも3人もいました。コンビニでもどら焼きが買える時代に、賣茶翁でマイどら焼きを買うサラリーマン、違いのわかる男、ステキです。

賣茶翁のかき氷は2種類。「雪茶」(抹茶のかき氷)と「雪茶あずき」(抹茶の小豆のせかき氷)美しい名前のかき氷です。別売りの練乳もつけられます。

f:id:pucayu:20210627151715j:plain

f:id:pucayu:20210627151655j:plain

外で撮ったので光で色が飛んでいますが、かなり濃い抹茶です。お...おいしい。別次元的な美味しさです。ほんっとに美味しい。抹茶のストレートで食べたり、ミニボトルに入った別売りの練乳をかけて食べたり、永遠に食べ続けたい美味しさ。

わたしの好みの抹茶のストライクゾーンが狭いので、あまり抹茶のスイーツを食べないのですが、美味しい抹茶は好きです。賣茶翁の雪茶は濃さも味も大満足、ベストオブザベストな1杯でした。

今年の8杯目、大変おいしゅうございました。