しばらく前、2018年のことですが、1週間ほど仙台にいた時がありました。1泊くらいの滞在が多いのであまり街歩きをすることがなかったのですが、その時は久しぶりに仙台の街中をゆっくり歩きました。その時に仙台駅からもすぐ近くのロケーションなのに、存在すら知らなかった「仙台銀座」という小さな横丁を見つけちょっとわくわくしたことがありました。
今また仙台にいるわけですが、まだのんびりおさんぽムードも多少はあった2月のころ、仙台銀座のある仙台駅からは地下鉄の南北線で北方面に4駅ほど離れた、そのままの名前のつく「北仙台駅」のほど近くを歩いていました。
中心部に向かってふんふんふん♪と歩いていたところ、左目の端の端に何か気になるものが。一旦は通り過ぎたのですが、気になって戻ってみました。
近づいてみると「仙台浅草」の看板が。なかなか雰囲気のある通りです。
街並みや風情が似ているということで「小京都」の別称や愛称がついた場所が全国にあるように、その町や商店街の繁栄を願い「銀座」にあやかってなんとか銀座と名のつく場所が全国にありますが、「浅草」もあるとは知らなかった。
1958年頃から仙台浅草の名前で呼ばれているらしいこの横丁は、時代とともにお店の数もぐっと減り空き店舗なども増えていた頃があったそうなのですが、ここ10年ほどで、若い人たちが出店が増えたりと街に活気がもどり、なかなかステキのお店が増えてきたそうです。
店名に「浅草」というのは見たことがあるように思いますが、「なんとか浅草」はあまり聞いたことがありません。他にもあるのかしら。気になります。