上海の街は大きく分けると3つに分かれていて、ひとつは、近未来的な高層ビル群、ハイエンドなもので溢れかえるショッピングモール、星付きのラグジュアリーホテルやレストランといったチャイナマネーをじゃぶじゃぶ注いだ「最先端・金ピカ・世界イチ・宇宙イチ」な側面。
もうひとつは、そんな世界感とは一線を画した「90後(ジョウリンホウ)」と呼ばれる90年代生まれの人たち(もしくは95後)が中心の新しい価値観の新しいカルチャー。新しいもの、かわいいものを取り入れた、ひたすら映えるおさんぽスポット、ひたすら映えるカフェ、ひたすら映えるフード。
そして、もうひとつがわたしの好物、いつまでも変わらないチャイ文化。上海のレトロでクラシック古い建物や街並み、不思議で、奇妙で、はちゃめちゃな公園ライフなどが、目に見える形のチャイ文化のひとつ。2019年に書いたブログを見ても、先人の方々が記した5年前、10年前、15年前の記事を見ても、まったく変わらない公園ライフ。上海の、おそらく中国の人は公園を愛し、公園ライフも彼らの欠かせない日々の営みの一部なのだと思う。
スポーツをしている人、座ってお茶を飲んでいる人、編み物をしている人、本を読んでいる人、カラオケをしている人、ご夫婦で謎ダンスをしている人、楽器を演奏している人、婚活をしている団体だっている。
写真に撮ったようなものは、ごくごく一般的なものでどこの公園でも見かける光景です。運がいいとなかなかユニークな活動に遭遇することもあり、そういったものがSNSにいろいろあって、いつかわたしも遭遇したいなあと思いながらニヤニヤして眺めています。
whostolemysheep.hatenablog.com
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