先日「マイ栗爪」というタイトルのブログ記事を書いてアップしたのですが、しばらくしてからその記事を開いたら・・記事がなくなっていました。タイトルとタグを残して、記事だけがごっそりと。
たまに「記事が消えてしまった」というブログ記事を見かけることがありますが、自分の身に起こったのはたぶん初めてのこと。消してしまったことちょいちょいありますが、消えてしまったことはないはず。わたしのマイ栗爪の記事、どこにいったのでしょう。
栗爪とは、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、何かと言いますとこういうもの。
ちなみに栗勺の勺は、日本の漢字だと杓でしょうか。柄杓(ひしゃく)の杓。スプーンやレードルのような「すくう」道具に使う漢字です。
円くなっている部分をメインにすると「栗勺」で、下の使い方の写真に見えるギザギザの爪の部分をメインにすると「栗爪」なのかなと理解いたしました。
画像はイシイの甘栗さんからお借りしたのですが、イシイの甘栗では「くりわり」と命名されているようです。仙台にもお店があり、大きく「栗」と書かれた看板が目印。目印を見る前に、その香りだけで美味しくなってきます。
東京にいるときには、いつも「甘栗太郎」の甘栗を食べていたのですが、「イシイの甘栗」は浅草六区にもあるようなので、今度帰ったら行ってみます。
甘栗太郎は秋葉原の店舗がマイ太郎なのですが、お店の入っているビルの名前が「ATビル」というんです。これって「Amaguri Taroビル」ということかなあとATビルを見るたびに思っています。
上海では、京都の老舗「林万昌堂」の甘栗にお世話になっています。上海にいて京都の甘栗を堪能できるって、なんてステキなんでしょう。
毎年10月の新栗が始まる頃、上海の静安寺にある「久光」というデパートの地下に出店されるのですが、この林万昌堂の甘栗がほんと美味しい。今シーズンもすでに数キロ食べてしまいました。
甘栗といえば聞き馴染みのあるのは「天津甘栗」ですが、林万昌堂や、甘栗太郎をはじめとした、日本の甘栗屋さんのほとんどは、天津ではなく河北省の美味しい栗をつかっているようです。河北省で取れる品種の栗が、しまった大きな甘い実と、渋皮の剥がれやすさなどが甘栗に適しているそうです。
上海の街中でも、栗シーズンが始まると美味しい甘栗の甘い香りが漂います。
眠い日々が続いております。
先日のベスト8のアルゼンチン・オランダのゲーム、2時55分にテレビの前に栗と暖かいお茶を用意してスタンバイ。しっかりと国歌のところから中国の国営放送で観戦していたのですが(ベスト8なのに日本の地上波やってくれないなんて)、早朝から栗気分とはならず、静かにお茶をいただいておりました。
アルゼンチンのゴールが決まるたびに、近所から聞こえてくる歓喜の声。まだ見ぬご近所さんに勝手に親近感です。