いろいろな読書スタイルがあると思うのですが、わたしは一気読みタイプ。中断するときは、区切りのいいところでストップするのではなく、時間の許す限り読み続け、時間切れになったらそこでストップ。もしくは寝落ち。
そしてもったいながりの性質ゆえ、いわゆる「積ん読」もしないですし、買ったら買った順から読んでいきます。
おもしろくないなあという本でも、途中流しながら目を通すだけだったとしても必ず読みます。買ったのにもったいないという対価的なもったいないと、ここで読むのをやめてこの後にグッとくるシーンがきたらそれこそもったいない・・。ケチなんですかね。本当に気に入った本は何度も読みます。
なのですが・・この6年ほど積ん読状態の小説がひとつあるんです。嫌いな作家とか、おもしろくないというわけでもないのですが最初の3章、4章からどうしても先に進めず・・。
読めないので、諦めて別の本を読むのですが、読み終わってまたその本に戻って読み始めてみるのですが、やっぱり最初の数章から進まない。ロックダウン中ですら読めなかった。
いい加減読むことを諦めたらいいのかもしれませんが、それもなんか気持ち悪い。どうして読めないのかもわからないのでなんかもやもやするのです。そんなこんなを繰り返しているうちに、長い月日が流れ、6年も経ってしまいました。
2023年ももちろん「今年こそ」と思っています。1月が過ぎ、2月も終わろうというころになってようやく手をつけました。今年こそ本当に今年こそなので、いつもと読み方を変えてみました。
今回は毎日1章ずつ読むことにしました。もうちょっと読みたくても1章。多くても2章。その代わり、毎日休まず必ず1章読むことに決めました。
今のところこのやり方(というほどすごいものでもない)はなんとか機能しており、今の時点で23章まで読みました。おそらく全体の3分の1あたり、この6年の中で一番話が進展しています。一気に読みたくなるのですが、もし途中で止まったらもったいなので、少しずつ読んでいます。
というわたしの地味な決意表明だけでもあれなので、先日上海の舗道で見かけた華やかなデコ電動バイクを載せておきます。
どんな人が乗っているんでしょう。
どうでもよい話ですが、中国バイクの泥マットは広告スペースになっていることが多いです。